【レビュー】MSR ウィスパーライトインターナショナル【ガソリンストーブをおすすめしない理由】

MSR ウィスパーライトインターナショナルについての感想を書きます

スポンサーリンク

購入した理由

イワタニ ジュニアコンパクトバーナーを前は持っていたのだが、海外だとカセットガスを手に入れづらいと聞いていたので、自転車旅行者にとって定番で大人気のMSR ウィスパーライトインターナショナル?を手に入れてみた

なお他の候補としてMSR ドラゴンフライ、XGK EXに、SOTO MUKAストーブという日本製のガソリンストーブもある

ドラゴンフライは火力調整が出来て軽油が使えるが燃焼音が煩く重いらしい

XGK EXはハイエンドモデルらしく、価格が高くこれもやや重くなる

SOTO MUKAストーブは耐久性に置いてはMSRと比較して劣るらしい

ちなみにインターナショナルの廉価版のただの「ウィスパーライト」(無印)もある

値段は15000円>13500円とやや安くなるが、デザインも使いまわしでなく独自のものに変更されていてコッヘル乗せる部分のギザギザ(滑り止め)がなくなってたりする

重量も316g>334gとやや上がるし、何より下記で詳しく説明するが一番のメリットである無鉛ガソリンが使用可能燃料から外されて、ホワイトガソリン専用の作りになっているので価格差を考慮するとインターナショナルをおすすめする

ガソリンストーブというと日本では全然、人気や存在感がないけれども、海外を走行していて韓国製、中華製、インド製と各国各社からいろいろなものが出てるを知った

ただ信頼性の点からすればMSR一択だろう

スポンサーリンク

実際に使っての感想

燃料が入手しやすい(無鉛ガソリン・灯油が使える)

無鉛ガソリン(ガソリンスタンドで売られている私達が一般的に「ガソリン」と読んでいるもの)を燃料に出来るので車が走ってる道路でさえあれば簡単に燃料を手に入れ易い

日本だと法律的な問題でガソリンを手に入れるのは難しいが、インターナショナルだと灯油も使えるので無問題

コーラのペットボトルとかにガソリンを詰め込んで道路脇の個人商店が売ってるようなアジアならともかく、オーストラリアのような先進国だと日本のようにガソリン販売のルールはあるらしく、売れないと断るガソリンスタンドもあったが、それも都市部だけで郊外で断られたことはない

都市部でも売ってくれるガススタンドとそうでないところが混在してるので、何店舗か総当たり攻撃してガソリン専用のボトルだから大丈夫だよと説明したりすると買うことができた

日本ほど厳格ではなさそうな印象(といっても日本を走ってたときは灯油を使ってたので本当のところは分からない)

ガソリンのランニングコストもガスカートリッジを毎回買うより、モノによるのだろうが比較して安く済むような気はする

ちなみにウィスパーライトインターナショナルだと公式には軽油は使えないが試してみたことがあって、数回だけは使えたが、そのあとノズルが詰まってメンテナンスが必要になった

非常用だと思うな、軽油が必要だと思うのならドラゴンフライやXGK EXだね

あとガソリンはUGジェット、灯油はUKジェットというものにノズルを部品交換して使わないと行けないのだが、以前をそれを理解して無くて日本で灯油をガソリン専用ノズルであるUGジェットで燃やしていたけど普通に毎日使えていた

ただ、使いづらいなあ!とか思ってた気もするし煤汚れがやたら酷くてクッカーが真っ黒になってたので(ガソリンでも煤汚れは起きるけど比較してマシ)、UKジェットだと改善されてたのかも

重量がある

重量がストーブと燃料ポンプだけで316gもある

それに足して専用のガソリンボトルを持ち運ぶ必要がある

ガスボトルの重量について公式サイトにスペックが書かれてないが、私が持ってる590ml(20oz)を実測してみたところ167gある

なので渡しの場合は最低でも483gのストーブシステムになっている

一応、ボトルサイズが半分の325ml(11oz)もあるけど、そう変わらないだろう

アウトドアショップでガスストーブ本体を見てるとすごく軽く、小さいものもある

専用ガソリンボトルがないと当然使えないので、ガスストーブみたいに容器が使い捨てでないか使ってないときは持ち運ぶ荷物が増える

火を起こすまで面倒臭い

ストーブを使うまでの儀式が面倒臭い

まずセパレートしてるガソリンボトルと本体を繋ぐ、そしてポンプする、ガソリンをちょっろとだけ燃やして予熱(プレヒート)する、火が燃え終わるまで待つ

・・・という手順を踏んでからやっと使えるようになる

慣れてしまえは手間を手間と思わないところはあるが、実際のとこ準備に時間が掛かるのは変わらないし、たまにガスだと楽なんだよなと思うことはある

時間が余ってる暗くなって走らない夜ならともかく、朝食、昼食のために火を起こすのは僕はダルい

火力調整が出来ない

そんな手順を踏んだあとでも強火的な火力でしか出ない

公式サイトだと最高出力は約2,772Kcal/hとのこと

実はまったく出来ないわけでもないのだが、ポンプ回数とガソリンボトル内の残量が関係してきてて、とろ火を維持するとか調整するのは面倒臭い

スープや肉が焼けたあと保温的な目的で弱火を出しておくのは難しいので火は一旦、消すことになる

また火を出したいときは予熱(プレヒート)から始めることになる、面倒臭い

メンテナンスが必要

パッキンやストローが劣化したりするので定期的にメンテナンスをしてあげなければならない

説明書にメンテナンス方法が書かれてるが、これを怠ってるとガソリン漏れするみたいな危険なトラブルも発生する

そして部品交換が必要な場合があるので、そんなときは当然、部品を取り扱ってるアウトドアショップを見つけないといけないが、国や地域によっては難しい

メーカーとしては本体のパーツをバラ売りしてるのだけど、それが簡単にすぐ手に入るかは別問題

アウトドアショップとしては本体は売ってても、細かい部品を何種類も、もしくはまったく在庫抱えてたりしないので取り寄せ対応と言われたり

ちなみに僕はメンテナンスで部品をなくしてオーストラリアでウィスパーライトライトインターナショナルを書い直しましたとも、ええ

ガスだとそもそもメンテナンスが必要ないよな

ガソリンは危険なのでテント内で使うのは難しい

予熱(プレヒート)のとき、火柱が上がることがある

僕は怖くてテント内で使えないな、他のウィスパーライトを持ってる自転車旅行者にも聞いたけどテント内では使わないと言ってた

結構大きく火が出るので、どのくらいの広さがあるかにも依るだろうけども火事になる危険性があるから前室で使うのも基本的におすすめしない

テント内、前室で使えないとなると雨の日に料理ができなくて困ることがある

僕はどうしてたかというと、小雨のときは気にせずに調理してた

もしくは未調理で食べれる食事も持ち歩いていて、雨天時はそういうので済ましていた

それに雨が降って疲れてるときはさっさと飯を食って眠りたいときもある

ガスだから安全というわけでもないのだけど、燃料を詰めて商品として流通しているガスカートリッジは安全性も向こうで担保してくれるように思うのだが、それに対してガソリンは自分で詰め替えたり燃料に対する裁量がユーザーに大きく割り当てらてる分、取り扱いに注意しなければならないところとか、いろいろとガソリンはガスより危険性がある方式な気がする

スポンサーリンク

まとめ:灯油や無鉛ガソリンを使えるのが強み

アウトドアストーブとしてガスが主流で、ガソリンの人気がない理由が実によく分かった

ガスストーブは軽量で、簡単に使えて、比較的安全だし便利である

ガソリンストーブはその反対

基本的に多くの人にはガスストーブを勧める

日本国内だとガスカセットは一般的で広く流通しているので入手しやすい

ガソリンストーブの一番のメリットは燃料にガソリン使えるから、車が走ってる場所なら燃料を手に入れ易いこと思う

カセットガスが手に入るか分からない、手に入らないだろう場所でも車なら世界中を走ってる燃料入手の算段が付くことがある

ただ、ガスカセットの入手性がよく分からない場所に滞在するなんて多くの人は稀だろうし、登山者には山奥にガソリンスタンドはないのでどうでもいいだろう

逆に多くの自転車旅行者にガソリンストーブ支持されてる理由はそういうことがあるからでマイナー道具だと思う、というわけで皆におすすめできる製品ではない

購入する方は利用用途を想定してからどうぞ、もしくはロマン

コメント

タイトルとURLをコピーしました