自転車旅行では定番のドイツ製高耐久・高耐パンク性能タイヤ、マラソンシリーズ
私もマラソン、マラソンプラス、マラソンプラスツアラーといろいろ使ってきたがツーリング向きの良いタイヤだ
上の写真のようにパンク防止層なるものが注入されていて、ちょっとやそっとじゃパンクしないようになっている
ちなみに他社からも似たようなのは出ているんだが、シュワルベはやはり良いぞ
私が今更どうこう書くまでもなく、他のサイクリストらが熱く語ってくれてることだろう
だからこのマラソンシリーズの性能について詳しくではなく、40000km以上海外を走ってきてこのタイヤに起きたトラブルや海外での入手性とか使い潰してきての感想をここでは書こうかと思う
寿命について
15000km以上使うことも可能、サイコンが何度も壊れたりしたので正確な距離はわからないのだけどそれ以上は走ったはず
可能というのは摩耗はしてくる、摩耗の速度は荷物の積載重量が関わってくる
自転車ツーリングのために積載してる自転車でも積載量が少ないフロントタイヤは長持ちして一方、重い後輪側は劣化が比較して早かった
それでマラソンシリーズの寿命というのは摩耗具合から、下記のようなトラブルが起きて交換時期と自己判断したときじゃないかと
トラブル一覧
トレッド(溝)が摩耗してパンク防止層が見える
▲摩耗した後輪タイヤ
他のタイヤだと、どうしようもない寿命というのは地面との接地面が摩耗しすぎて穴が開くことだと思う
けど長く使ってると摩耗してこの中身が見えるようにはなってくる
ただ耐パンク性能の劣化などあるだろうが細かいことを気にしなければまだまだ使える
サイドカット(横が裂ける)
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裂けても補修して使い続ける人もいるらしいのだけど、代わりのタイヤが手に入るならバーストの危険性があるしだいたい寿命だろうと思うから私はタイヤを変える
裏面の劣化
タイヤ裏面のチューブ側も劣化してくる
そうなるとタイヤ内に組み込まれてる針金、ケーシングやカーカスというのかな、それがはみ出して尖ってチューブを破裂させる原因になってるみたいだった
ダクトテープを貼り付けて応急処置はしてるけど、あちこち飛び出してくるようになってたびたびパンク原因になってるようだったので良くはない
海外での入手性
海外(ドイツの会社)ブランドの高品質タイヤだが、外国でも売られてる場所は結構、限られてる印象
ニュージーランド、オーストラリアのような先進国ではそれなりの街の自転車屋ならマラソンタイヤが置かれてる
けど地味で意外な問題点としてタイヤサイズの主流が日本のように26インチではなく、27.5インチであること、体格が大きいもんね
26インチが不人気というわけではないんだけど、27.5インチはあるが26インチは置いてないみたいなことはあった
アジア諸国みたいな開発途上国では難しい
Schwalbeブランドのタイヤを売ってるのは度々見かけたけど肝心のマラソンシリーズは売ってない
タイの首都、バンコクどころか、シンガポールクラスの国でも探したがマラソンシリーズはサイクルショップで売ってない
ただ、シンガポールはTree In Lodgeという宿があるんだが経営者も自転車旅行が趣味な人でその人からマラソンとマラソンプラスを買うことができる(あくまで宿で自転車屋ではない)
自転車旅行者は宿代が半額になるサービスがあったり、自転車道具の不用品箱があってそこに、そこから自由に持っていったり、荷物を置いていったりしていいなど面白いところなのでシンガポールに行く機会がある人は一度立ち寄ってみるのをおすすめ
インドネシアは実は生産国だったりして、Schwalbeタイヤを履いてるインドネシア人サイクリストをちょいちょい見たがなさそうだけど、どこかで売ってたんだろうかな、安いのかな
まとめ
耐久性を考えるとコスパもそんなに悪くないと思う
数百円くらいの中華製タイヤをツーリング仕様の重い自転車で使うとすぐクラックするみたいだしな
自転車旅行の定番大正義マラソンシリーズ
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