自転車旅行に向いているテントについて考えてみます
何か思いついたら追記します
自転車旅行向けテントに求められる要素、機能
軽量
自転車が人力で動く以上は当然軽いほうが良い
個人的には2kg前後が重い、軽いの目安だと思っている
設営が簡単
テントこそが定宿、我が家
都市部や街、特にアジアのような人口密集地ならホテルに泊まる機会が増えることもあるだろうが、逆にそうでない国、地域だと野宿、つまりテント泊が主体となる
毎晩、設営するものなら当然、簡単に建てられるものの方がベター
また強風の中でテントを建てるときは割とスピードも必要な気がするので、そういう点でも大事
アライテントのトレックライズ1はスリーブにポールを通すだけで設営が出来て素早く、簡単に造れて楽だったな
この要素で有名なのだとモンベル ムーンライトだろうか、ちょっと重いけども
今の主流な方式は吊り下げ式だと思うけど、あれでも十分に簡単
逆に面倒臭いのだと下に書くのと関わってるくるが非自立式
自立式
地面が土でない場所でテント設営することもある
自立式だと便利で楽
ただ非自立式のテントを使ってる人もいたな
非自立式テントは軽くなる傾向がある気がする
出入り口が2つある
人や荷物の出入りをするのにドアが2つあると便利
また、ジッパーが破損したときのスペアにもなる
前室がある
前室があると調理スペースになるので雨天時に便利
荷物置き場のもなるので一人用みたいにテント内が狭いものだと助かるだろう
汚れたものをテント内で保管しなくてもよい
値段が安い
料金が低い方がベター
テントも毎日使うと劣化、摩耗していく、消耗品になる
それなら安いほうがコストパフォーマンスは高い
結露に強い
結露しないというのは当たり前の機能のようだけども、するしないテントというのがある
ダブルウォールテントだと結露しにくい、シングルウォールテントは結露しやすい
違いはテントに使われてる生地の枚数で文字の通り、ダブルだと2枚、シングルは1枚使われている
1枚なのでシングルは軽量である傾向があるが、今のテントの主流はダブルでシングルより軽いものもある
軽量なシングルウォールと結露しにくさの両立を目指して防水生地のゴアテックス素材を使ってるものもある、例えばアライテントのゴアライズなど、覚えやすい名前
お値段は特殊な生地を使ってるので当然、高く、それでもある程度は結露するらしい
シングルは他にもその形状上、基本的に前室がない
ただ設営は生地が減る分楽で、雨天時の設営に強い
広さについて
2人用テントなら室内が広く居住性があがる
軽量化重視で1人用テントを選ぶ人もいる
広いテントは設置スペースが大きくなり、狭いテントは逆に設置の自由度が上がる
耐久性、ブランド力
ブランド力があるから壊れないというわけでもないが、有名メーカーの定番テントというのは安心感がある
使ってる人が多いからインターネットでも口コミは出揃ってる
そういう中で評判が良く定番となってるようなものは耐久性についても信頼感がある
色について
山岳用テントでは視認しやすい赤などの色を好む人もいるようだが、個人的には緑など優しい色合いのテントが好きで自転車旅行には向いてるんじゃないかと思う
優しい色合いだとテント内で落ち着けるし、変な場所で野宿してるときもそう目立たないので良い
適切な室内温度である
これは走る場所にとても関係してくるので難しいが・・・
寒い山岳部を走るなら4シーズンテントなどの温かいものが適切になる
ただ僕の意見として夏などの暖かい季節、地域を走る方が一般的だと思っている
東南アジアを走ってたときに夜間、蒸し暑かったことから僕はメッシュ生地のテントが好き
寒さは寝袋でカバーできる
どのテントを自転車旅行者は選ぶべきか
以上の要素全てを持つテントはないので、これらの中からどれを重視するかは自転車旅行者の個性が出てくると思う
軽量化重視でシングルウォールテントの一人用と尖った洗濯をする人もいるらしい
例として上げるなら海外の自転車旅行者ではMSRハバハバNXが人気らしく持ってる人が多い印象、上の写真はイギリス人サイクリストが利用していたそれ
僕の持ち物はそれのパクリとも言われることがある中国製、Naturehike Mongar 2
このテントを以上の要素から検証してみると以下
軽量性 | 2.18kg |
設営が簡単 | ○ |
自立式 | ○ |
出入り口が2つある | ○ |
前室がある | △ |
値段が安い | 18000円ほど(日本で購入すれば16000円ほど) |
結露に強い | ○ |
広さ | 2人用 |
色 | 白 |
耐久性、ブランド力 | △ |
適切な温度か | メッシュ生地で暑い場所向き |
といったところかな
バランスの優れたテントだと私的には思っていて気に入ってる
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