Naturehike Mongar 2についての感想を書きます
購入した理由
前に使っていたNaturehike Paro 2が破損したための買い替え
その前はアライテントのトレックライズ1を使ってた
オーストラリアで購入、230オーストラリアドルで18500円くらい、日本で買うならもっと安い
実際に使っての感想
満足してるテント
個人的にはとても自転車旅行者向けに作られてるいる
というか、海外の自転車旅行者に人気モデルのMSRハバハバのパクリとか言われてるしね
出入り口が2つある
ドアが2つある
これによって、荷物の出し入れ、本人の出入りがとても楽
テントの位置、設営時を考えても自由度があがる
また仮にジッパーが片側故障したとしても、一応まだ残りのもう片側を使うことが出来る
メッシュ構造で平地で涼しい
メッシュ生地でインナーテントが作られてるので涼しい
トレックライズ1を使って東南アジアを走ってたときは毎晩、暑くて寝苦しかった
メッシュだからといって暑いときは暑いけど、それでも比較的マシになる
トレックライズも3シーズン用テントだけども、なんだかんだ登山用テントであるわけで通気性とか換気性みたいな、空気の流れが悪い
山の上でならそれはメリットになるのだろうが、基本的に平地の温暖なところを走る自転車旅行者にはあまり向いてないと思った
広い
二人用テントなので当たり前だが広い
これはメリットでもありデメリットでもあるけども
メリットとしては広いから荷物を全てテント内へ収納するのが簡単であること
前室があれば荷物を置けて便利!という意見がテント選びをするときに聞く、これに前室はほとんどないが広いから気にならない
中に入れておいた方が万一、荷物が盗まれる確率も減る、荷物へのアクセスがジッパーを開け締めしなくてよいので便利で楽
前室のメリットとしては汚れたもの(例えば靴)など中には入れたくないものを仕舞っておける、収納スペースを確保しつつ軽量化してることかな
テント内での居住性があがる
また広いことで上記と関係するのだけど、熱のこもり易さ、涼しさにも貢献してるかと思う
デメリットは設置スペースが大きくなること、テントの設置可能な場所が狭まるので考えないといけない
天井に荷物掛けがある
地味に嬉しいのが天井に荷物を置けるスペースがメッシュ生地で用意されてること
雨天時など濡れた雨具などをそこに突っ込んで置いてる
それとフックが有ってランタンなど吊るしておける
あとテント内には小さな荷物入れポケットも上下両側にある
値段の割には軽量
公式スペック重量は2.18kg
僕の実測では2.167kg(フライシート+インナー+ポール+グランドシート)だった
比較対象として良く挙げられるMSRハバハバを例として見てみたい
最小重量1600g、ただしこれはフットプリントが含まれてないので加味する
ハバハバNXは200gなので
1800g=1600g+200g
Mongar2は360g重い
料金を考えると安いと思う、詳しい比較は下で書く
とはいえ登山者には許し難い重みで、自転車旅行者なら気にならないくらいの重さかもしれない
値段が安い
僕が買ったオーストラリアで18500円
ただ、これは物価が高い、生産地の中国から離れるというのもあってか、日本だと16000円くらいで買える模様(2021年1月27日現在)
MSRハバハバだとテント本体が62000円、フットプリントが別売りだから4800円する
合計で66800円+税
希望小売価格なので店で買うと割引も付くだろうし、並行輸入品ならもっと下がるようだが、それでも高いテント、ざっと5万くらいの価格差
380gの重量差とこの価格差を購入者がどう考えるが
個人的には自転車旅行者なら、そこまでシビアな軽量化が必要ない人が大半だと思う、旅行スタイルによる
浮いた価格差を他の道具にまわしても良いし、旅行の部分にまわして現地でうまいものを食べたり、観光費に回してもいいと思う
とはいえ、登山もしたく道具を一つのテントで済ませたいというならMSRハバハバだね
というか、MSRハバハバNXがメジャーで人気だから比較対象にしてるだけで、厳密に言うならMSRフリーライトシリーズの方がMongar2の性質に近くてより軽量なんだよな
というわけで、登山も視野に入れるなら何か他のテントが候補に上がってくるかな
なお、高いテントを買えばずっと使える、ではなく自転車旅行で日常的に使うとテントもある程度は消耗品になるというの僕の意見
その高いテントを山で使う頃にはボロボロになってるかもしれない、だからコストパフォーマンスを考えたら分けた方が理想的
海外でサポートを受けられる可能性
僕がMongar2を買ったのはオーストラリアだが、本製品は日本でも売られてる
Mongar2の前に持ってたNaturehike Paro2はフィリピンで買ったものだし広く展開してる会社、ブランド
オーストラリアのNaturehikeに問い合わせたときポールセット単品での販売にも応じてくれたので、他の国でも同じようにある程度のサポートを受けられる可能性がある
収納袋に入れてもデカイ
付属するスタッフバッグに入れても容積が大きく場所を取ると感じる
これは本製品だけでなくMSR系とか海外製テントの特徴なのかな
アライテントのトレックライズ1はもっとピチピチになるまで小さい袋に入れて小さく収納出来た
良く言えば袋に余裕があって収納しやすいし、ポールとテント本体を別々に収納するのでなく、一つにまとめておける
ただ、これもスタイルによるが自転車旅行じゃそれほど気にならない場合があり、僕もあまり問題だと思ってない
まとめ
比較的軽量でありながら安価、ドアが2つある、涼しい、広い、天井に荷物掛けがあるなど居住性が高いテントですね
登山、自転車旅行者だけでなく、もちろんバイクに乗るバイカーや、車で旅行するキャンパーにもおすすめ出来るテント
なお本製品はネット通販専門みたいなイメージがあるけど、オーストラリア、パースのアウトドショップじゃ店頭で売られてて上の写真がそれです
中国製品はアウトドア分野でも強くなってきてるなと感じましたね
昔見たいに安かろう悪かろうじゃなくて、AnkerやHuwai、Xiaomi、Oppoみたいに値段の安さと質を両立したコストパフォーマンスの高い製品が出てきて中国製へのイメージが変わってきてるなぁと思いますよ
日本と日本産業の今後はどうなっていくんだろうか
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