無限のエネルギーを僕らにもたらしてくれるソーラーパネル
スマートフォンはぼくたちに新しい情報通信の革命をもたらし、その便利さから現代人にとってなくてはならないツールにまでなってしまいましたが、同時にバッテリー充電難民を作り出した憎い奴
この間、小笠原諸島に行くのに、どんぶらこと船で片道25.5時間も揺られていきましたが、終始、電源コンセントの奪い合い
船内を散策していると夢遊病者のような老婆に「どこか開いているコンセントはありませんか?」と尋ねられ、ついついお祖母ちゃんご飯はさっき食べましたよと、定型句を返したくなりましたとさ
ソーラーパネルを使った充電ツールというのは昔から存在はしてたのですがどうにもキワモノ臭いイメージがありました
けれど、最近はanker,aukeyなどの高品質と低価格を売りにした新興のモバイルバッテリーメーカーも販売し始め、レビューを読むに実際に使い物になる電流量を確保できているようです
キャンプの時といえど、スマートフォンは
そこでソーラーパネルを購入検討するために、各社のソーラーパネルを比較検討してみました
折り畳みソーラーパネル各メーカースペック比較表
最もコスパが良く持ち歩きやすいのはAnker PowerPort Sola 21Wソーラーパネル
比較表にあるソーラーパネルスコアとは、節約速報さんが書かれていたバッテリースコアリングの考え方の流用で、重量と価格のバランスから最もコストパフォーマンスの高い商品をはじき出す計算式です
Amazonで買うべきコスパが良くて軽いモバイルバッテリーおすすめはこれ。バッテリースコアリングによるモバイルバッテリー選択方法。
その結果、最も優秀なのはAnker PowerPort Sola 21Wということになりました
また、1Wあたりの発電量に対しての重さを計算したところ、こちらもAnker PowerPort Sola 21Wが一番軽いとういう優秀な数値を出しました
ただし、2ポートあるUSBに対しての最大供給量が3Aまでと記載されています
ですのでソーラーパネルで発電出来る電力は21Wなのでしょうけど、実際にモバイル機器に充電できる電力は5v*3a=15Wしかないことになります
同じワット数のaukey製品だと最大合計出力4A(=20W)とあるので、出来ないことはないはずなのですが・・・
安定した電力供給をするために、発電量に余裕を持たせているのでしょうか?
もしくは、ソーラーパネルが規格値通りの発電量を得るための環境条件は難しいとも聞くので、初めから割りきって3Aにしちゃったんですかね
ここのところだけ引っかかるのでちょっと惜しいよう感じますが、全体的に優れた良い商品です
車載など据え置きで使うにはAukey PB-P4 21Wソーラーパネル
発電量に対する単価ですと、Aukey PB-P4 21Wが優秀な数値を出しました
持ち運びには少々重いですが、車載用にするなど、登山のような持ち歩きメインではなく据え置きで使うのには最も優秀な製品です
上で書いたAnker PowerPort Sola 21Wとは違い、最大出力も4A(20W)と晴天時はソーラーパネルの発電量をほぼフルに活用出来ます
最も発電量が高いRAVPower RP-PC005ソーラーパネル
まぁ、今回検討した中で唯一の4枚パネルなので当たり前なのですが、発電量と最大合計出力はRAVPower RP-PC005が一番すぐれています
重さも754gとズッシリありますが、3枚パネルのAukey PB-P4 21Wと比べても同じくらいに抑えられているので頑張っているのではないでしょうか
とはえい、パネル一枚多いのは確かなので、その分でかいのは覚悟しておきましょう
とりあえず安いEC TECHNOLOGY C10U2UB01ソーラーパネル
値段は最も安く、重量も軽いです
ただし、ソーラーパネルの発電効率について書かれてなくワット数も抑えめ、製品保証もないです
anker,aukeyに次ぐ企業として頑張っているEC TECHNOLOGYですが、この製品の品質の方については、少し、疑問が付く商品になっています
唯一の米国製品にしてエネループ充電対応のGoal Zero製品ソーラーパネル
上記のは何れも、中国の新興メーカー製になります
一方、Goal Zeroは米国メーカーになり、日本だとモンベルが輸入販売しているようで店頭に並んでいます
しかし、ソーラーパネルは一世代前の変換効率が悪いものを使っており、評判も米国製品だからといって、必ずしも良いわけではなさそうです
何より、値段がかなり比較すると高く、評判のイマイチさも合わさって少し購入するのには躊躇してしまいますね
Goal Zero製品の強みととしては、eneloop充電キット(ガイド10プラス)が販売されており、Goal Zero製ソーラーパネルに着いている12V出力ケーブルから充電する事ができます
しかし、このeneloop充電キットは単品でも販売されておりUSB充電も可能ではあるそうです
なので、他の中華製ソーラーパネルから充電することも可能かもしれません
しかし、仕様上だとUSBからならば充電時間が倍になってしまいます
一方で、入力電力の仕様は4W対7Wなので、実際にそこまでの充電時間に差が出ないかもしれません(約って書いてるし)
とはいえ、本当にUSB充電するのに約6-10時間も掛かるのだとしたら、給電効率が悪いです
屋外で置きっぱなしでいいソーラーパネルとはいえ、雲天時などは厳しいのでは
こればっかりは、本当に組み合わせてどの程度使えるか、試してみるしかないかもしれませんね
なお、エネループのusb充電についてですが、昔はSANYO公式製品が販売されていましたが、今はすべて販売終了になってしまっており、現行販売されているその手のアクセサリーはGoal Zeroのeneloop充電キット(ガイド10プラス)のみです
まとめ:どの折り畳み式ソーラーパネルも一長一短
こうやって比べてみると、どれもいいところ悪い所がありますねぇ・・・
それでも、どれからを選ぶとしたら最もバランスの良いAnker PowerPort Sola 21Wが使い勝手が良さそうで、魅力的に写ります
個人的には中華製とはいえ、Ankerは評判の良いメーカーなので信頼もできます
実際のところ、最大合計出力3Aもあればモバイル機器の充電には問題無いようにも思えます
この発電量に不満を抱えるなら、RAVPower RP-PC005へステップアップ
エネループへの対応はGoal Zero製品をセット購入するか、ガイド10プラスのみを買って組み合わせてみるか難しいところですね
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