ミャンマーからインドへ入国し、私もモレーからインパールへ向かう道中に住む山岳部の人々が魅力的だったから、ここに記録を書いておきたいと思う
インド・インパール山岳部の好々爺の家
夕暮れどこで野宿するかウロウロしている時、警察を見かけたので、どこかテントを貼れる場所がないか聞いたら近くの民家まで連れて行ってくれて、そこで泊まれるように交渉してくれた
▲泊めてくれた民家
▲民家の中、おばあちゃんと息子さん
電気は通っているけど、それだけの家で家は木造(竹?)、冷蔵庫も水道もなく焚き火を使ってご飯を炊いていた
インドでも外れのこの辺りはまだまだモンゴロイド系で、私達日本人みたいな人達が進んでいる
日本から遠く離れた全く見知らない土地なのに、なぜだか不思議とノスタルジーを感じる
明治とか戦争前後の頃とか、日本人もこんな生活をしていたんだろうか
突然の来訪にもかかわらず、夕食と朝食を提供してくれた
野菜とお米を使った質素な料理、これはこの辺りで採れた山菜だろうか
味付けはかなり薄味
調理風景を見ていても、調味料はほとんど使ってなく、素材の味をそのまま活かしてるような感じだった
犬を1匹飼っていて、おばあちゃんに遊んで遊んで構いにもらいに行っている
それで、おばあちゃんの仕事の邪魔をしてはたまに怒られている
それにも懲りず、またすぐ戻ってきて遊んで遊んでと構ってもらいたがっているかわいい犬
朝早くから炊事をしているおばあちゃん
家にはホースが繋がっていて24時間水を垂れ流している
近くに川があるし、川か沢や滝から水を引いてきているんだろう
この辺りの村々はどうもそうやって水を調達しているようだ
都市部では節水がよく叫ばれるがそれって何だろうと少し考えさせられた
特に少し前にいたオーストラリアではSave the Earthやエコロジーを理由に節水が積極的に勧められてたような覚えがある
あの国は乾燥地帯だし、誰もが生活用水をいつでも使えるようにということなんだろうかな
ご飯を炊くのに焚き火をするところから始めないといけないから、朝食の準備に2時間近くも掛かってたと思う
アウトドアでたまにするくらいなら楽しんだろうけど、日常生活でこれは大変だな?と町育ちの感覚として自分は思いました
この辺りの人は朝夕の2回しか食事をとらないそうです
生活を続けるために準備しなければならないことが多いからでしょうか
朝食と片付けを終えた後は、森に薪を集めに行くとのことでお別れしました、お世話になりました、ありがとうございます
不便な生活スタイルのようにも見えますが、足るものを知っている人々のようにも思えました
かまどの上ではこのように食材を吊るして燻してました
インド・インパール山岳部のおねえちゃん家
次の日も、夕方雨の中を走っていたら危ないよ英語で話しかけられてお家に招待されました、みんな親切すぎませんか?
▲おうちの中庭
▲サモサ作り中
朝起きると家族で、サモサ作りをしてました
一日2食なので普段は朝食は作らないそうですが、私のために準備してくれた、感謝
台所の風景
電気は通ってますが冷蔵庫はありません
けどテレビも洗濯機と給湯器はありました
山にあるから寒いのよ?
給湯器がなければシャワーは厳しい場所だなと思いました
インドのこの辺りを見てきて冷蔵庫がない家庭は多いように感じました
生活スタイル的にそもそも必要ないとか?
ガス缶は置いてあったがやっぱり焚き火で調理してる
家は半分、崖の上にはみ出して作られていて床は板張り
板の隙間から崖の下が見えるんだこれが
山間にある村なので朝方、霧が出て視界が悪い
山間の村だけどスクールバスが来てて、町の学校に連れて行ってくれるらしいです
おじさんが朝、村を案内してくれました
近くの川から組み上げてるらしい
ホースが縦横無尽に各家庭に伸びてました
ただ家の蛇口からはホントにチョロチョロとしか水が出ませんでした
それでも水道があるだけ恵まれてるのでしょう
朝起きて、外を見たらインパールがある平野まですぐのところにある村でした
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