ウルグアイ自転車旅行記 Carmen〜Tacuarembó A5

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Carmen

デュラズノで食料を買い込んでからカルメンへ向けて出発した。カルメンにもスーパーはあるようだが、大きな街ではないので念のため準備を整えておく。

モンテビデオに繋がり、ウルグアイを南北に縦断している5号線から、横に延びる14号線へと入る。立派だった一桁国道の5号線に比べると道路の質は少し落ち、路肩もなくなったりするが、交通量が減って静かになった。ウルグアイ人は運転マナーが良いので、自転車との車間距離をしっかりと保ってくれることが多く、走りやすい。

地図を見てウルグアイの旅行計画を立てているときに思うのだけれど、ウルグアイという国は、首都モンテビデオに人口が一極集中しているおかげで、モンテビデオから放射状に伸びるように道路が整備されている。

その反面、モンテビデオを経由しないような横方向の道路は弱いと感じる。

地図を見ていても、ルートが一直線ではなく変にジグザグに曲がりくねっていたり、細い線で表示されていたりすることが多い。

道中では植林された樹木が目立ってきた。平坦で何もなかったパタゴニアから、北へ戻ってきたんだなという実感が湧く。木材を運んでいる車も頻繁に見かけるので、このあたりの主要な産業なのだろう。

カルメンの街はたしかにそれほど大きくなかったが、スーパーは思ったよりは立派だった。わざわざデュラズノで買わなくてもよかったかもしれないが、あちらの方が少し安かっただろうからよしとする。

この街の北部にも無料のキャンプ場兼公園があり、しかもコンセントと屋根まで付いていた。夕食を料理してたら、どこからか人が来て俺にも食わせろと言ってくる。ホームレスというより、近所の人って感じだった。

夜中は管理人はいなかったが、翌朝には管理人が来て手入れをしていた。

デュラズノで会った日本人が「ウルグアイは共産的な性質があって、無料でサービスを提供していることが多い」と話していたけれど、自転車旅行者としてはこういうの助かる。

ウルグアイ自転車旅行記 Carmen〜Tacuarembó A5

ウルグアイの主要産業、牛。

チリで米国から観光に来ていたフィリピン人にもらっていたんだけど、ずっとカバンの隅に残っていたのを見つけてようやく食べる。

ウルグアイの一般的なビール。どうもラベルが切り替わっている時期らしく、下が古いデザインで上が新しいラベルと混在している。

大瓶を買うより、小瓶を3つ買った方がお得な値段が謎。

大瓶は、店では1リットルと書かれていることが多いけれど、瓶をよく見れば970mlと微妙に少なくなっている。それなら小瓶を3つ買った方が良い。340ml × 3だから。小瓶の方が値段も安いし、容量も多いとは謎の仕組みである。

ウルグアイ人は公園が好き

最近は朝、霧が出ていることが多い。雨ほどひどくはないけれど、それでもテントが濡れたりする。

ガソスタでフリーWi-Fiが使えないかと思ったが、店舗部分は建設中だった。

なぜかウルグアイのガソリンスタンドは、ガソリンを売っていても店舗部分が建設中だ、改装中ってことが多い気がする。

全国で一斉に工事でもしているのだろうか。

アルゼンチンのYPFの方が全体的に立派で、サービスが良い印象がある。

アルゼンチンは産油国でYPF自ら石油を掘ってるが、ウルグアイは違うからね。

そういったガソリン会社の経済力の差みたいなものが、設備にも表れているのかな。

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Blanquillo

朝、昨日のスーパーにビール瓶を返してデポジットをもらった後に出発。

霧が出ている寂れた街をサイクリングしているとサイレントヒルを思い出す病。

Blanquillo(ブランキージョ)へは幹線道路経由でも行けるのだが、横に曲がってショートカットできる裏道がある。

そのジャンクションに道路工事の現場事務所があったのだが、ちょうどいいと思ってそこで休憩がてら朝食のビスケットを食べていた。

すると、職員の人から肉を挟んだサンドイッチやコーラなど、いろいろともらってしまった。

もともとは簡素なビスケットだけで済ませるつもりだったので、思わぬ幸運で本当にありがたい。

出発して裏道へ行くと、ショートカット道路ということもあってか交通量がそこそこあった。ただ未舗装路になるのかと思っていたが、質は落ちるもののちゃんと舗装されていて助かった。

さすがウルグアイといったところだろうか。

この裏道の途中にブランキージョの公営キャンプ場(やはり無料)があったのだが、街から10キロほど離れていて、時間もまだあったので移動。

街のプラザに着くと図書館があったので、お願いしてWi-Fiを使わせてもらったのだが、なぜか警察が来て身元チェックをされる。

警察が言うには、誰かが通報したらしい。小さな街なので、見知らぬ人がいると警戒されるのだと説明していたが、休憩しているだけで警察を呼ばれるというのもなんだかな。

しかし自分の風貌を鑑みれば仕方なのか。

それに警察の人たちは非常に親切だった。

私のためにと言って、卵、トマト、セボジャ(玉ねぎ)などの食料をわざわざ買ってきてくれた。他にもお湯をくれたり、シャワーを貸してくれたりと、ありがたかった。

結局、警察署にて公園で野宿する許可ももらえたので、そこで一泊することにした。

公園ではコンセントも使えたし、公共トイレもあって、静かな一夜を過ごせた。

地震が起きたら即壊れそうなバス停。まあ、ウルグアイに地震はないんですけどね。

地震が起きない、もしくは滅多に起きない地域にいると建物への意識の違いを感じる

本日の道路、人出が増えてきて、北に戻ってきたなという感じがしますよ。

自宅をセルフで改装工事中。

現場事務所でいただいたパンとアサードステーキとエンサラダに、2リットルものコーラ。

物価高のウルグアイだとコーラも結構して、2リットルのやつだと600円くらいはしたはずです。

ウルグアイでもたまにマルビナスの文字を見るんだけど、ウルグアイってあの紛争についてどんな立場なんだろう?

町から10キロくらい離れた場所に公営キャンプ場があります。キャンプ場の割にはシャワー設備や電気もあって、なかなか立派な施設です。

冬季だからか受付やシャワー室は閉まっていましたが、水と電気は使えますし、勝手に泊まれるようになっていました。

ただし君ははアウトだよ。

川の真ん中にある島へ渡れるだなんて、ギミックもありますね。

橋が半ば水没しかけていますけど。

裏道から幹線道路へ戻ると、道路状態が良くなります。

おしゃれでしょ?

街じゃなくて、実はお墓なんですよね。

墓守の人に聞くと、こういう小さな小屋というか、家のような建物があるのがウルグアイの一般的な墓地のスタイルなんだそうです。

ただ、他の墓地もいくつか見ましたけど、どこもかしこもこういう感じというわけではないような。

この様式の建物はあるけど、ここはおしゃれ

左のやつ、よく売ってるんだけど「Pilsen」って書いてあるし、アルコールなしとも書いてある。店の人に聞いたら「ビールではない」とのこと。結局飲まなかったんだけど、どんな味だったんだろう。

ノンアルコールビール?それともメッコール系?

ビールじゃないくせに、右のブラジル産ビールより高いんです。

こういう三角形型の家って、見た目は面白くておしゃれなんだけど、実際には住みづらそうだよねと思っている。

体育館兼図書館、文化的ですね。警察の人に聞いたら、この街の人口は800人しかいないらしい。

少ないなとは思ったが、よくファンタジーで村が焼かれたりするのは、さらにもっと小さな集落なのかなと、街の規模感を体感して、なんとなく思う。

街のプラザで職務質問された後は、警察署へ行き、シャワーを浴びさせてもらったり食べ物やお湯をもらったりと、いろいろとお世話になった。ただ、警察署での野宿は禁止されているらしい。ウルグアイでは消防署でも尋ねてみたけれど駄目で、どうもこの国はそのあたりが厳しい印象がある。

代わりに公営キャンプ場が多いし、ウルグアイは南米の中では先進国的でお堅いような印象もあるからな。

と言ってもラテンアメリカなので、適当なところはやっぱあるんですけど。

ホームレス保護室設に連れていかれることもない一晩だった

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San Gregorio de Polanco

ブランキージョで朝起きると、やはり霧がかかっていました。

本日の目的地であるサン・グレゴリオ・デ・ポランコまでは40キロほどとそれほど距離もないため、ゆっくりと準備をして昼過ぎに出発しました。

街を出るとすぐに未舗装路になり、より牧歌的な風景が広がります。町へ入るには渡し船で川を渡る必要があるのですが、この渡し船は無料で運行されています。なんとなく地図を見ていたときに、この湖と川を船で渡るルートに興味が湧いて、わざわざここまで来たんですよね。

強制移動イベントでフロリダまで行った際、そのまま北上してもよかったのですが、なんとなく意地もあってここを経由することにしました。景色も普通に綺麗だと思いますよ。

サン・グレゴリオ・デ・ポランコの街はそこそこ発展しています、スーパーが複数ある、ATMもある。

湖沿いに大きなキャンプ場があり、今夜はそこで野宿です。キャンプ場沿いにはホテルやレストランが並んでいるので、おそらく観光地なのでしょう。この公園兼キャンプ場はめちゃくちゃ広いです。今は冬なので人気が少ないですが、夏はきっと混雑するのかもしれません。

この渡船はピストン方式で、営業時間内なら車が来たらそのまま運ぶスタイルのようですが、意外と車の往来があるようです。

こちらに来るときも船に車が積まれていましたし、私が待っている間や、乗るとき、対岸に着いたときにも他の車が待機していました。思っていたよりも頻繁に利用されている印象です。

なお、この渡船を使わない陸路ルートもありますが、距離は約80キロとほぼ倍になります。

消防署について。

ウルグアイって結構南米の中では豊かなイメージなんだけど、それでも日本からの支援で送られた消防車があるんだなと思ったり。

ちなみに一応聞いてみたけど、キャンプはできないとのこと。

柿、ちょくちょくウルグアイで売っているよ。

中国語でも「柿」って書くらしいけど、読みが違うので日本語由来の読み方

ブラジル産のインスタントラーメン。なんでカピバラ?

アルゼンチンでもよく売っている、ジャムみたいなやつ。

アルゼンチンに入国したときに一度もらって食べたんだけど、まずくはないものの、そんなに美味しくもない、とにかく甘い。

スーパーで買い物したら、100ウルグアイ・ペソもらった。

なんか、ウルグアイではちょくちょくお金貰う

病院の前を通ったら日本国旗のシールが貼ってあった、日本が支援したんだろう

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Tacuarembó

タクアレンボーまでの間に小さな村をいくつか通過

ちなみに、Tacuarembó(タクアレンボー)の最後の「ó」にはアクセント記号(濁点のような記号)が付いていて、音程を上に上げて発動するらしい。この「ó」にアクセントが付くのは珍しい気がする。町の名前も、おそらくスペイン語由来ではなく先住民の言葉なのだろう。

道中、アチャルの村に少し寄り道してみた。学校の前だけは人通りがあり、建物自体も立派に見えた。

道中にあったゴメリア(タイヤ修理店)兼レストランの裏の敷地でキャンプをさせてもらった。

Tacuarembóに到着後、セントロへ行くと警察署があった。地図を見てもこの州都には公営キャンプ場が見つからなかったので、警察署で聞いてみる。

すると、町から8キロほど北に離れた場所にあるとのことだった。

車なら良いが、自転車で行くには微妙にかったるい距離だ。

他に近くで泊まれる場所はないか相談してみたところ、「ホームレス施設があるからそこへ行かないか」と誘われた。そんなに簡単に誘って良いのかと思ったが「ベッドはあるし食事も出るからいいぞ」と勧めてくれるので、お言葉に甘えることにした。

宿のように簡単に泊めてもらえるのは有り難いが、手続きに結構な時間がかかったのは難点だった。一応、町の北部にも大きな公園があり、そこで野宿できないかとも考えたが、街を探索したついでに見に行ってみると、土曜日ということもあってかなり混雑していた。結果的に施設に泊まれて正解だったと思う。

施設での生活について:

1. 食事

内臓系のスープ料理で、おかわりも自由だった。なかなか美味しかった。

2. 設備

プレハブ小屋がいくつも並んでいるスタイルで、フロリダの施設とはまた違った。一つの小屋に4人くらい入れるようになっており、中にはエアコンがあって暖房も効いていた。

3. 住民・職員

ここには外国人は入居していないらしい。皆さんは普通に親切で、特に職員の方は、こういう施設に勤めているからなのか、とにかく非常に親切だった。

町を出発する時は日曜日だったからか、ストリートマーケットが開催されていた。

胴太短足で不細工な馬だなと思った。なんて種類なんだろう。

よく霧が出るんで、朝は怖いね。

けど、霧の中に巨大な風車が埋まっている姿は幻想的だと思う。

ウルグアイは道路に直接、制限速度とかを書いていることが多く、塗装中。

州都のイメージ図が乗馬している姿ということから、この地域がどんな場所か想像できると思う。

落書きされた列車。そんなに古くなさそうに見えるが、いつ頃のものだろう。

ウルグアイは旅客営業をしていないから、今は使われていないはずだ。

ホームレス施設の食事。

牛の胃、ハチノスかな?を使ったスープ、美味しい。おかわりもできた。

夕食として出てきたんだけど、朝食のパンだけでは物足りなかったから、聞いてみたら余っていたやつをもらった。

ホームレス施設。フロリダ側とは設備が違う。

ウルグアイでちょくちょく乗っている人を見かける、一人用の小型電気自動車。

自転車も倉庫にちゃんと室内保管してくれた。

ぺんてるってこっちでも売ってるんだね。

日曜日のストリートマーケット。相変わらず食べ物とか、よくわからないものとか、いろいろ売っている。

水筒の蓋を売っていることが多いんだけど、売れるんだろうか。よく壊れるってことかな。

自転車旅行をしていて何度か水筒を壊したことがあるけど、フタより本体の保温機能がぶっ壊れることの方が多いと思うんだけど。

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