ミャンマー連邦共和国@自転車ツーリング走行記録まとめ

ミャンマー連邦共和国を自転車で走行した際のまとめ

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走行記録

滞在期間:2017/8/28?9/21

走行ルート:メーソート(タイ)→ミャワディ?ヤンゴン?モーラミャイン?ダウェイ?ティーキー→カンチャナブリー(タイ)

走行距離:1291km 総計14139?15430km

パンク:1回

トラブル:スマートフォン盗難、野宿中たびたび警察に移送される

入出国について

ビザ

ビザが必要

僕はカンボジアで取得、たしか40ドルだった

ちなみに2016年末に値上がりしたようでそれまで20ドル、倍率ドンでちょっと高い

入国

入国時の記録はこちら

タイ・メーソートからミャンマー・ミャワディへ橋を越えて自転車で陸路国境越えをする
タイ・メーソートからミャンマー・ミャワディへ橋を越えて自転車で陸路国境越えをする
タイ・メーソートからミャンマー・ミャワディへ陸路国境越えをしたときの記録ですメーソート出発結局、メーソートには3泊4日して、タイのノービザ滞在期限30日まるまる全て使ってから出国することになった滞在中は自転車のメンテナンスしたり...

出国

そのうち投稿

食事事情

話に聞いてたとおり、飯が安くてボリュームがある

ミャンマー連邦共和国@自転車ツーリング走行記録まとめ

ご飯、おかず、漬物、野菜とこんなに豪華なのにたしか2500チャットくらい(200円ほど)で食べれた

そして、すごく美味しい、美味しいのだがミャンマー料理は油っこくスパイシーな物が多い、つまりいへのダメージが大きいと思われる

ヤンゴン滞在時にしばらく下痢になったが、衛生環境の悪さだけなく食生活もあったのではないかと思っている

食事時に水はついてくるが氷はなく常温

タイのように氷は普及していなく、田舎だとドリンクを常温で売ってるところが多かった、冷飮文化はあまりないようだ

道端で売っていることがあるサモサがすごく美味しかったのでおすすめする、一度食べてみて欲しい

後日、マレーシア・ジョージタウンでもサモサ食べたがサイズが大きいし味付けもちょっと違うように感じた

サモサはサモサでも地域によって違いがあるということなのだろう

ビールはメーソートの方ではミャンマー、ダウェイの方ではアンダマン(アンダマン海にちなんだものだろう)というのがよく売られていてたぶん製造地域でよく消費されているみたい

なので、北の方には行かなかったのでミャンマービールと並んで有名らしいマンダレービールは飲めなかった

ただヤンゴンで一度、見たような気もする

あとスタウトビールが作られて流通している

スタウトビールは日本では大手ビールメーカーが製造しておらず、なかなか飲む機会のないビールなので興味のある人は飲んでみると良い

味の感想としてはアルコールが強いのもあって苦味が強く、ドラフトビールのようにぐいぐい飲むのではなくちびちび飲むものかなと思った

水回り(トイレ・飲料水等)

他の盗難アジア国と変わらずトイレはしゃがみ込み式で、水と手で尻を拭くのところが多かったかな

そして後進国の例にもれず、シャワーに温水器はない

というか、シャワーじゃなくて桶で水を組んで浴びるところもあったな

日本から見れば南の方なので、なんとなく暖かいイメージがあったイメージなのだけど夜から朝方はなかなか冷える、雨が振った日は特に

まぁ過ごしているうちになんだか慣れてはしまったけれども、やっぱり暖かいお湯と清潔なシャワー室はあると嬉しいよね

宿泊事情

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10000チャット(800円ほど)くらいが相場だったかなぁ?という気がする

なお、ミャンマーも中国と同じで外国人は認可を受けた宿にしか泊まれない

つまりミャンマー人が泊まるような本当の安宿には泊まれない

田舎町タンビュザヤで宿探しをしたおり、4件くらい周った宿がどこもミャンマー人専用とのことで、結局警察に言って外国人が泊まれる宿を聞いたのだが(宿のオーナーは外国人宿泊可の宿を把握してなかった)、紹介された二件は片や満室、片や30000チャット(25000円ほど)といい値段のすること・・・出発してからそんないい宿に泊まったこと無いっす

まぁ、なんやかんやあって一泊だけミャンマー人専用宿に泊めさせていただきましたが・・・

お隣タイと比べればやや値段が高い割には設備はミャンマークオリティなので費用対コストも悪く感じてしまう

通貨・両替事情

ミャンマー・チャット

最高額紙幣は10000チャット(800円)

それでも日本の最低額紙幣1000円より低いのにATMで引き出ししたら全て5000チャット紙幣(400円)で出てきた

それも二回やって二回ともなので、実際は5000チャットが最高額紙幣としてよく流通しているのだろうか

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ATMから引き出し上限額だった200000チャットをキャッシングしたんですけどね、お札が横に水平に出てくるタイプの機械だったんですけどあまりにもお札が多すぎて札束支えきれず床にばらまかれました・・・

銀行にあるATMで直ぐ側に警備員もいたから安全だったけど、みなさんも気をつけて下さいね

なお、昔は不可能だったようですが今はタイ国内でもミャンマー・チャットの両替は可能です

銀行では未だ不可能なようですが、タイ大手の両替商でバックパッカーにもお馴染みのスーパーリッチで両替可能です

実際に僕も行って両替してきました、ホームページに行くとレートも見れます

Superrich Thailand : Exchange Rates|Currency Converter | Super Rich Thailand

これが他の最貧国群であるラオス・キープやカンボジア・リエルは名前がないですね?

民主化にともなう関係改善もあってか、タイのセブンイレブンでもミャンマー語を見ることがあったし、タイ国内ではこれからミャンマーは伸びると思われてるんでしょうかねぇ

自転車事情

スポーツ用自転車はほとんど見かけなかったね?

走ってるとサワディーのポーズをされることが度々有ったんだけど、どうもタイ人がよくミャンマーまで走りに来ていそうでそれで勘違いされてたみたい

道路・交通

交通ルール

右側通行

自転車での走りやすさ

一応、舗装はされているものの舗装状態はよろしくない

特にタイ国境へと繋がっている道路はあちこち穴が空いていたり、未舗装だったりと絶望的

インターネット事情

他の後進国と変わらずインターネット速度はどこも遅い、FreeWi-Fiもまったくない

ガソリンについて

買ってないのでよくわからない

気候

雨が多く、あちこち苔が生えてるのを見たね?

それでいて、湿度が高いのに小さな窓しかなかったり空気の循環が悪い宿が多かったな

自然豊かだからか、朝方はなかなかに冷え込む、薄着だと寒い

観光・見どころ

走ってるだけでも変なパゴダがたくさんあって印象深かったけどあえて名前をあげるならこんな感じかな

パアンの洞窟寺院

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元々パアンのことは何も知らずただ通り過ぎるだけったのだけど、泊まった宿の親父が熱心に観光地を説明してくれたので、ミャンマーはビザの余裕もあったしなんとなく行ってみる気に

今までラオスあたりなどで何度か洞窟の標識は見たけど先を急いで素通りしていた

これがすごく美しく、面白かった、自転車で走ってるから見れる景色もあるけど、そうでないものもあるよね

ミャンマーの寺院は裸足でなければならないのだけど、ここもその例にもれない

地面が舗装されてるのは入り口のところだけなので、足が痛かったな

ゴールデンロック

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落ちそうで落ちないと有名な石らしい

全然知らなかったのだけど、知り合ったミャンマー人に薦められて行ってみることに

地面と接しているように見える部分も浮いてたりする

もうずっと昔からミャンマー人の信仰の対象になっているらしく、バスでのみ行ける(道路が狭くて整備されてないため)えらい山の中にあので車なんかない時代はここまで来るのはホントに大変だったろうな

見ていて押してみたい衝動に狩られるのは僕だけじゃないはず、まぁ警備員がいるので無理ですが

地震が来たら一発で終わりそうだけども、ミャンマーって無いのかしら?

世界一の涅槃大仏・Win Sein Taw Ya

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ミャンマーは最貧国群の一つなのに、こんなのを作っちゃうあたりから信仰心の強さがご理解いただけけるかと思う

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その上、内部はまだ建造中なのに既に2つを建造中だった、ミャンマー人しゅごい

なお、涅槃大仏だけでなく普通の大仏の方も世界一なのはミャンマーだそうで、マンダレーの方にあるらしい

お国柄・人柄など印象に残ったこと

とても優しい人が多かった

お寺に泊めてもらったり、野宿しようとしてたら民家に泊めてもらうことになったり

ヤンゴンに向かう途中に入った食堂で「タダでいいよ!ヤンゴンの後は戻ってダウェイに行くんだろ?それなら戻ってきたときにもう一度お出でよ!ごちそうするよ!」とまで言ってもらったこともある

インパール作戦のときも、牛を強制徴収した日本軍に対して敗走時、ミャンマー人は食事を恵んでくれたそうだ、ミャンマーの人には頭が上がらない

言葉・言語

ビルマ語

タイ語に比べてなんだか丸っこくて可愛らしい文字だ

英語は意外にもそれなり通じる印象で、田舎のレストランのオーナーとかが英語で話しかけてきてたな

また、日本語が話せるミャンマー人に助けてもらったことがあったのだが、日本語を話せる人も結構いるらしい

そういえば、ヤンゴン・ボージョーアウンサンマーケットに行けば日本語で話しかけてくる胡散臭いミャンマー人はたくさんいた

そんななかで話した一人は高田馬場から仕入れに来てるんだよ?とか言っていて親近を覚えたな

治安

一回、お寺に泊めてもらったときにスマートフォンを盗られた

また、僕が滞在中、ミャンマー西部でトラブルが起きているというニュースが流れてきて、なんでもムスリム教徒(ロヒンギャ)が虐殺されているとのことだった

そんな血腥い事件が起きている最中だったけど、ヤンゴンでは旅行者が普通に観光していたし、僕が走った東部も平和に見えた

しかし、中国のように情報規制してるわけではないのでミャンマー人も事件のことは知っていて、難民がこっちの方にも流れてくるんじゃないかと気にしているようだった

警察がやたら厳しくて、僕がホテル以外の場所で寝ようとしていると来て、危険だからと移送されるということも度々あったのだけど、それもそんな事件が起きている時期だったからかもしれない

そんなことがあったミャンマーだけども、僕が結果として大きな事件に巻き込まれなったから言えるだけなのかもしれないが、ミャンマー人は親切な人ばかりで治安は良いようには思えた

宗教

仏教の国として有名だよね

実際、最貧国群の一つなのに世界一大きな仏像があったり、豪華で立派なパゴダを至る所で見かけるしで宗教心がすごいと思う

けど意外にも、街中でモスクや教会も度々見かけることがあった

覚えた言葉

ありがとう:チェースーティンバーデー

オタク文化

まったくないなぁ

物価覚書一覧

宿:相場10000チャット前後

食事:2500チャットほど

ジョッキビール:800チャットほど

瓶ビール(大):1800チャットほど

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まとめ

ミャンマーは周辺5カ国と接している立地なのに陸路で通り抜けられるのがタイ国境だけというのが自転車旅行者としてなんとも歯がゆい

しかも、そのタイ国境も道路整備が後回しにされてるようであまりよろしくない

ちなみにインドは2016年までは面倒くさい手続きすれば通過できたらしいが国境付近でいざこざが有って閉鎖されたらしい、新たにロヒンギャの件も起きたし当分、開かれないんじゃないだろうか

そんな自転車旅行するには向いてない要素が多いけれど、それでも人は優しく、見て楽しいごーr旅行していて楽しいところだったのでおすすめしたい

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