東興(中国)からモンカイ(ベトナム)へ初めての陸路国境越えをしてきました
といっても、この少し前に香港・マカオで似たような境界越えはしてきたんですけどね
宿を出発
二日間、お世話になった東興の宿を出発します
この宿、ちゃんとしたユースホステル協会の宿らしいのですが、何故かBooking.comに引っかからないんですよね
値段もちゃんとリーズナブルで、清潔感もある宿でおすすめです
ひょっとして穴場なんでしょうか
中国最後の食事
国境検査場付近には店・露天がたくさんあり、既にベトナム料理もありましたけども、僕は最後の中国飯にと中国旅行中に何度もお世話になった三州拉麺に!
注文したのは番茄炒蛋!
僕が中国旅行中にもっともハマったメニューです
もし、食べたことがない人はぜひぜひ一度食べてみて下さい!
僕は肉料理が好きで、肉料理も安い中国ですが、下手肉料理より安くて美味しいですよ!
国境検査場へ到着
さてさて腹ごしらえしたら国境検査場へ向かいましょう
中国とベトナムの間には川と橋が掛かってまして、この川が境界になっています
道路はあるのですけど、ここは車両専用
歩行者・自転車の入り口は中国側からだとベトナム側に向かって右側にあります
出入り口付近には大きな荷物を抱えた通行人の他に、ベトナム人らしき露天商人でごった返しています、胡散臭い両替商も何人もいます
むしろ、このあたりは少し散策しましたが、真っ当そうな店舗を構えた両替所って見かけなかったですね
この入口部分、橋に上るためスロープになっているのですが結構な角度があります、ツーリング仕様の自転車で押して登れるか・・・?と不安に思いつつとりあえず、突っ込んでみたんですがそうしたらそこら辺の親切な人が手伝ってくれました
そして、お礼言おうかと思って、振り返ったら既に居ませんでした、なんとも助かりました
なお、出口は左側ですが、こちらには出てすぐに大きなデパートがあって何か買わせようと商魂たくましいです
一回目のにX線荷物検査
登ってすぐのところには人民軍が警備している一つ目のX線検査場があります、一つ目ですよ、ひとつめ
一応、荷物全部通さないと駄目か?と聞いてみた所、ぞろぞろと何人も仲間を呼び出しはじめまして見張られながら通ることになりました
僕以外にも、大きな何か分からない人で行き混じっていましたが、その中でも特に僕が目に付いたのでしょう、えぇ
マカオ・香港へ出入境するときは手荷物検査はされませんでしたが、やっぱり駄目でした、さすがに国境は厳しいですね
さてチェックを終えた通りを進みます
辺境民通路ってあるってことは、この境界に住んでいる人は自由に行き来できるなり、何か特例があるってことなんでしょうかね
見栄を張ってか、珍しく飲水機も置いてあるので必要な人は貰っていきましょう
出国手続きと二回目のX線荷物検査
さて、お次は出国手続き
投げやり気味に出国カードも乱雑に置かれてました
ただ、周りをみても誰も書いてる人がいなくて、とりあえず突っ込んでみたら、別に書かなくて出国出来ました、いいのか中国?
そして、無事に出国手続きを終えたら、建物から出る前に二度目のX線検査があります
ダブルチェックですか?、中国は警備が厳重だなぁ、うん面倒くさい、一度で済むようにしてほしいものです
ところで、1回目の検査は警備が厳重でみんな有無を言わさず通されてましたが二回目があるからか誰も引っかかることなくスルー
二回目はチェックは厳しいようで引っかかってる人がいましたが、警備が緩く手が足りてないようでして、一回やったから別にいいじゃんって思ってるのか強引に通ろうとする(通ってる)人がちらほら居たんですか、いいのか中国?
国境
そして無事にシャバに戻れました
奥に免税店がありますけど、誰も人が居なかった
中国側のイミグレーション
国境になっている橋です
お約束の国境上での写真&愛車
ご覧の通り人でごった返していませす
その上、この通りを大型車両も通るんですよね
ベトナム側は免税店は何故か電気がついてなく薄暗くて、建物のちょっとボロいです
中国側との豊かさの違いを感じます
モニュメントがあって、みんな記念撮影してましたが何の碑なのかわからんない
ベトナム側の店だけど、元と中国語しか書いてなく、ベトナムドンの価格がわからん
ベトナム側で新しい休憩場?を作ってました
トイレと椅子と上にある小さな小売店が入ってました、けど国境上に休憩場っているのかな?
なお、左半分は工事中で、内部は天幕で仕切って裏で人が工事してた、さすが後進国やで?
ベトナムに入国する
さてお次はベトナムに入国しなければ
ベトナム側のイミグレーション
漢字からベトナム語になって何が書いてあるのかさっぱり分かりませんがアルファベットに似ているので、文字の識別が出来るのだけは救いです
アラビア語とかハングル語とか見ても文字として識別すら出来ないからな・・・
辺境通道・?照通道・遊客通道と3つありまして、?照か遊客なのか分かりませんでしたけど、とりあえず遊客に入って並んで見る
最終的にはどっちを通っても同じところに案内されるようでしたので、意味あるのかこれ
ちなみに、並んでいる間、横に来てじろじろ見てくる人らが居たんですがどうも割り込めないかと隙を窺っているようでした、ベトナムに来たなぁという感じます
中国人も決してルールを守るわけじゃあないんですが、ベトナム人よりは良かったような気がします
そして、ここでもX線荷物検査を行ってましたが、他の人が引っかかってる間に、横を何食わぬ顔で通ったらスルーでした、いいのかベトナム人
そりゃ、二回も検査しましたけども、それって中国側での話ですし、普通、こういうのって持ち込まれるのを厳しくチェックするものなのではないのですかね?
入国早々に、ベトナムという国の気質を表す一件だったと思います
無事に入国
入国するとバスの待合所らしきものがあります
ゲートが有りまして、閉まっていく中をバイクが滑り込みセーフしてたので僕も行こうかとしましたが間に合わなかった
仕方なく脇にある通路から
ここもバイク侵入防止のためか出入り口に10cmくらいのハードルがあって大変だったのですが手間取ってたらおばちゃんが助けてくれました
そして、またお礼を言おうとして振り返ったら消えていた
胡散臭い店で人民元をベトナムドンに両替する
ベトナム側でも、中国側同様、そこら辺に胡散臭い両替所がたくさんいます
当然のごとく、何処の店も両替レートなぞ書いていません
とりえず手持ちの人民元を全てベトナムドンに両替することにしました
1元単位までで、それ以下の角は駄目だと言われました
両替を依頼すると人民元を数えて、おもむろにスマートフォンを取り出し何か入力しています
どうやら為替アプリで相場を調べているようです、今の時代、胡散臭い両替商もハイテクですね
両替してもらったベトナムドン、いきなり0が一気に増えて金銭感覚が狂います
僕も調べてみましたが手数料は一割ほど持って行かれたようです
ベトナム、モンカイを走る
さて早速走ってみると、道端で散髪してる人ら居ました
中国ではボロくてもちゃんと店があったのに、これがベトナムか
広告は相変わらず、共産主義圏っぽい絵ですけども
賑わってはいるのですが、中国側と比べれば寂しく感じます
ちょっと走った所に銀行が有ったのでさっそくATMキャッシングします
引き出し上限額が設定されていて300万ドンまでしか引き出せませんでした
中国側では一度も手数料が取られてないようでしたが、ベトナムのATMでは、しっかりと警告が出て2.2万ドン取られました
町並みもコピーアンドペーストのような味気がない中国側と違って、なんだかお洒落です
フランス統治時代の影響でしょうか?
カラオケが人気なようで至る所にあります
道路脇では牛がウロチョロしています
中国でも居ましたが、しっかりと紐で繋げられてました
ベトナムの牛は自由ですね
そして、何より違いを大きく感じたのが子供が「ハロー!ハロー!」と呼びかけてくることです
なんともベトナムの子供は可愛らしいですね
というわけで、ベトナム編が始まります
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