韓国の仁川港から中国の連雲港に自転車と一緒にフェリーで移動したときの記録
韓国語での問い合わせについて
仁川港?連雲港のフェリーについては電話予約のみ行っている
今回、乗船にあたって中国ビザ発行により時間があったためソウルJCBラウンジに赴いて事前に問い合わせ、いろいろと確認してもらった
JCBカードがあるのなら、直接JCBラウンジに赴かなくても電話すれば代行して確認してくれるようである
日本語が通じるのでJCBカードを持っている人はおすすめ
ただ、予約はJCBカード決済が出来るサービスでないと原則駄目とのこと、お願いすればなんとかしてくれるかもしれんが…
予約したいのなら、手間はかかるが宿のスタッフなどに翻訳アプリなどで意思を伝えて手伝ってもらうのもありかもしれない
国際第二旅客ターミナルへのアクセス
仁川港には国際フェリーターミナルが2つあるが連雲港行きは国際第二旅客ターミナルから発着している(2017年2月28日現在)
最寄り駅は仁川駅で国際第二旅客ターミナルは第一より近い位置にあるが、それでも距離は結構あったのでバスやタクシーで移動したほうが良いのではないかと
駅前は観光地となっている中華街に、フェリーターミナル正面には韓国大手ディスカウントショップのE-MARTがあるなど立地が良く、ちょっとした時間つぶしには困らないかと
タイムスケジュールについて
中国側の運行害者と韓国側の運行会社それぞれにホームページがありタイムスケジュールが公表されている
中国側:www.ckferry.com–?云港中??渡有限公司
韓国側:?????(?)
しかし、それぞれで時差を考慮しても書かれている乗船時間が違うので混乱してしまった
結果から言うと韓国側のサイトが正確だった
どうも乗船時間がたびたび変更されるようなのだけど、中国側はあまり修正してない様子
今回、旧正月の時期に都合上、乗船する可能性もあったのでホームページには運行時間が発表されていたものの念のため確認もしたら、運行はするが当日にならないと出港時間は分からないと返答された
結局、旧正月後に「ほぼ」タイムスケジュール通りの船に乗船したわけだが、旧正月シーズン中に乗船する予定がある人は念のため確認したほうが吉
この航路を、そんなジャストタイミングで乗船する人が他にいるかは知らないが・・・
今回、2017年2月4日乗船したため出港予定時刻は15:30だったが、電話して確認したときに3時間前には到着してくれとのことだった
ずいぶん早いなとは思ったものの、到着後すぐにあれよあれよとの間に船に載せられてしまった
結局、船も予定時刻より30分前の15:00頃に出向していた、当然タラップはそれより前に外されていたので、まぁ余裕を持って12時頃に行っておいて良かったんじゃないかなと
それと到着時刻なのだけども、翌日昼以降にはなるが、正確な時間は当日にならないとわからないっぽい
到着日朝に船内のスタッフルーム内のボードに到着予定時刻が張り出されていた
陸路と違って海路は天候次第でそういった影響も大きいでしょうが、外洋ではないんだし、まぁ当たり前なのかもだけど日本と比べるとだいぶ大雑把な印象
運賃について
必要な代金は運賃・燃油サーチャージ・港湾使用税があります
僕は一番安い4人部屋のチケットを片道で買ったのですが、てっきり130000(客室料金)+20000(燃油サーチャージ)+4300(港湾税)=計154300ウォン必要だと計算して現金を準備していったのですが、燃油サーチャージの分は取られずに134300ウォンのみの支払いで済みました
もしかしたら燃油サーチャージ代は運賃の中に含まれているのかもしれません
中華街について
まずはインチョン駅を出てすぐ前に中華街のお話から
ソウル市内からもそんなに離れてないので朝に出れば間に合う立地かと
まぁ僕は自転車なので前日に出発してきたのだけれども
にしても日本語訳が仁川駅でなくてカタカナ文字のインチョン駅なのね
旧正月後だったからか、土日だからなのか駅前ではイベントが催されていた
コーヒーどころ食事も配っていて太っ腹
これはあれだよな、韓国人が旧正月に食べる伝統的な料理ってやつ
けど貰ってまで居て失礼だけど、配給にしか見えなかった・・・
あまり大きくない中華街だけど人で賑わっていた
というか、これから中国行くのに中華街って・・・いや、中国との窓口の地だから有って当たり前なのかもしれないが・・・
つーわけで、甘辛い韓国風ジャージャー麺のチャジャンミョンを食べましょう
これ大好き、韓国では国民食なんですってね
カップ麺のも食べましたが日本に帰ってからも食べたいくらい美味かった
射的ゲームなぞもありますがよく見てみると・・・
なんとは的は金正恩であった…
さりげなく人造人間19号のネタ画像が混ざっているし、さすが戦争中の国である、えげつない
というか、この少し後に金正男が暗殺されたってびっくりだよ!
北朝鮮もえげつない
国際第二旅客ターミナルについて
中華街で食事&散策したあとは12時頃にフェリーターミナルへ
距離は結構離れているのでバスなりタクシーなりがいいじゃないでしょうか
仁川?連雲港の文字が
到着地は連雲港が正式な地名なんですもんね?
写真右側の出入り口内でチケットを購入してから左側に乗船口に移動する
それどころじゃなかったのでクレジットカード決済ができるかは確認せず不明、僕は現金で支払った
意思疎通がなかなか出来なくて購入にだいぶまごついたのだが、しばらくしたら日本語が少し話せるスタッフが出てきて助けてくれて無事購入出来た
それだけでなく50kg前後あると思われる荷物の運搬をこの後もスタッフさんらが助けてくれました・・・
あまりチケット購入者してる人もおらず、まったりしたような空気がある時間だったのもあるんでしょうけど・・・韓国人って優しい人が多いなと思います
この後は出国手続き、荷物の検査ととにかくてんやわんやで写真を撮る暇なぞありません
売店らしきものは有った気がしますが、両替所があったかは覚えてないです
検査のときに八徳ナイフは危険とのことで一時的に預けることになり引き換えの紙渡されました
これは下船時にスタッフにこちらから言って返却してもらいました
注油スプレーも可燃物なので没収されるとチケット購入時に言われましたが、何故かこれはスルーされました
日本?韓国では何も言われなかったガソリンボトルですが、さすがにこのときは中身が空かチェックされましたので注意
その後はフェリーターミナルから、飛行機でLCCなどに乗るときのように、バスにて船まで移動します
乗客は殆どが中国人な様子でした
日本でも爆買いということばが流行りましたが、すごい荷物
韓国も経済発展著しく、中国人からみて憧れの国ということなんでしょうね
バスから降りた後は階段を登って乗船します
・・・え?これを登らないと行けないの?本当に?と絶望感につつまれましたがクルーの方が何員も手伝ってくれて無事に乗船できました
日本に居たときはいつも車と一緒に自走出来ましたし、韓国に移動したときはフェリーターミナルに乗船口が直結していて押して歩いて乗りましたが、今思えが楽だったんだなぁ・・・
なお、爆買いしている中国人の方らはバケツリレーの如く何往復も家族ぐるみ?でしてました
あちこちフェリーポートの写真を取ろうとしたセキュリティに怒られたので防犯上よろしくないんでしょうね
そうそう、日本と違って自転車は完全、手荷物扱いでお金は取られませんでした
乗船後はあまり使われてないっぽいスペースに案内されて置くように指示されました
日本だとクルーが固定するのが当たり前、日本?韓国間でも紐を渡されて自分で固定してね!って調子でしたが何もなし、ただ置くだけ
まぁ、無料だし、それに大揺れするわけでもなく、何もトラブルも置きなかったしな
部屋について
一番安い4人部屋のチケットを買ったはずなのですが、何故か個室になっていて、チケットを改めてみると、グレードとしてはRoyalの部屋が割り当てられていました
部屋は家族ごとに割り当てられてのか、もしかしたらチケット購入時にスタッフの方が気を利かせてくれたのかもしれません、お陰で快適な船旅でした
部屋にトイレとシャワー付き
ただ、シャワーはお湯が出なかったため使いませんでした
トイレはトイレットペーパー付きです
テレビもありましたが常時、中国放送でした
wifiは飛んでいましたが、どうも有料サービスらしく使えず、残念
ドアはオートロックでなにげにセキュリティが高いです
ただ、天井をみたら穴が空いていたりするのが中国らしい
船内での通貨・物価について
ウォンと中国元が両方の値段が書かれていたため、どちらも使えるようです
ただし、コーラが1000ウォンしたりと物価は韓国基準になっているようで、中国とくらべて高めの値段設定ですね
船内での食事について
乗船時間は15:30出発で翌日到着ですが夕・朝・昼と三食着いてきました
乗船時にスタッフのお姉さんが食事券をくれます
食事時間を説明しようとしてくれましたが英語をほとんど話せないようでして、なかなか伝わらず紙に書いて教えてくれました
船内放送は何度かあったのですが、韓国語と中国語のみだったし、教えてもらった時間とはずれていたので、食事時間のアナウンスだったのか不明
こっちの国のことだから、準備でき次第・・・時間がアバウトだっただ可能性もありますけれども
レストランは二箇所ありました
一つはこちらの韓食レストラン
食事チケットが使えたのはこちらのみでした
元はバースペースだったようです
いくつかメニューがあって自分で選べます
夕食はこんな感じです
朝食はメニュー固定でかなり残念な感じ
昼食はこんな感じ
運賃に含まれて、おまけ的についてきた食事にしては、なかなか美味しかったです
チケット以外でも現金を支払えば食事が出来るようで焼肉をしてる人もいました
もう一つのレストラン
こちらのが方が広くて目立つところにあるのですが使えませんでした
そもそもチ食事チケットの種類が違うようでした
中華料理っぽいですが、もしかしたらクルー専用なのかも?
他、自動販売機はあるが全て売り切れで使えず
給湯器もありましたので、カップラーメンが食べれます
売店も二箇所あります
ただし、営業時間が書かれてなく不明、スタッフがいないことが多かったです
夕食が17時と早く、朝食もボリュームが今ひとつだったのでよく食べる人は開いてるときに買っておくとよいでしょう
船内なのに宝石とか売ってる
乗船時には豚肉料理も売ってました
青島ビールの文字はあるのに、売店にてお酒は売ってませんでした・・・
ただどうやら、韓食レストランには置いてあったようで言えば売ってくれたかもしれません
入出国カードについて
スタッフカウンター前に置いてあります
見本も置かれていたますのでこれを見ながら記入しました
念のため、これで良いのかスタッフに確認もしてもらいました
船内様子
サウナにジャグジー、プールなどがあります、今じゃあ見る影もありませんが・・
この船も昔はもっと違った使われ方をしていたんでしょうなぁ・・・
コンテナ置き場になってますが、ここも昔はもっと違った使い方がされてたのかもしれないなぁ・・・
ホールがあります、夜間のみ開放されてました
船内案内は中国語・ハングル・英語の三ヶ国語
船内の古いっぽい部分は中国語と英語のみかかれていて、元から韓国航路に使われていた船じゃなかいのを感じます
ホームページの船情報を読むと製造国はドイツらしいんですが、船籍が中国ですし発注して作ってもらったんですかね
ゲームコーナー
出港時の様子
霞がかっていて遠くが見えません
地下のチェスルーム
ここで夜は映画上映会もしていたようですが行かなかったのでよくわからない
下船?入国時について
朝になるとスタッフルームに到着時刻が張り出されていました
預けていた八徳ナイフも返してもらいました
到着後はまたバスでの移動です
観光バスのように下に荷物ルームがあるタイプで、この中に自転車一式を突っ込むのもとても大変で、スタッフや乗客の人らに助けてもらいながらなんとか乗りました・・・
セキュリティも軍服みたいな人がいて少し怖かったです、中国だなぁ
入国手続き中にレーンが一つ封鎖されたのですが、勝手に割り込みしようとする人らがいて怒られていてなんだか中国に来たなぁと感じました
税関の人も英語を話せるようではなく、中国語で何か話しかけてきてましたが、よく分からないうちに無事に突破できました
出国時に一度やりましたが、手続き後にはもう一度、大変な荷物の検査をやります
このときに出国時にはスルーされていた北海道以来の相棒・・・文字通りの木の棒が没収されてしまいました
X栓検査をするときに荷物を積み下ろしを手伝ってくれたの人がいたのですが、かなり雑な扱いをされてもうちょっと丁寧な扱いしてくれよなと思ったんですが、どうもスタッフかと思ったら善意で手伝ってくれたお客さんだったようでした
感謝するべきなんでしょうが・・・なんだろうこの素直に感謝できない気持ちは・・・あぁ中国だなぁ・・・
さて、これでようやっと入国完了です
なんやかんやで船を降りてから移動・手続きと一時間ほどかかりました
そこら辺にボロい木造船がころがっていたり
派手な赤色、春節シーズンですねぇ
中国を感じます
フェリーターミナルでは両替所らしきものには気づきませんでした
あまり散策せずに、さっさと出発したので何処かにあったのかもしれませんが
僕は近くのATMから中国元をキャッシングして手に入れました
ということで中国編が始まるのです
今回、乗船にあたりフェリーで海外旅行へ行こう!さんを参考にさせていただきました、感謝
コメント
「フェリーで海外旅行へ行こう!」から来ました。
このHPのタイトル「職業:魔法使い死亡」っていうからどんな記事かと思ったら、
結構読みやすかったです。写真など参考になります。
どうもありがとうございました。
こちらこそお役に立てたのなら幸いです、当ブログを続ける励みになります。
コメントしていただきありがとうございます。