船は明後日に予約(安いから)してしまったので、今日は恐山を観光し大間に向かうことにした
起きると、周囲には学校の部活らしき団体がたくさんいた、おいら邪魔だなぁ
追い出されるように8時頃に出発する
きついとか地獄だとかいう、まさに恐山なヒルクライムにアタック!
市街地を離れても最初はゆる?い道だったわけだが次第に激坂になる11%とかなんですかこれ?
僕はやる気がなんとなく出なかったので漕ぐのではなく、押して登ることに
恐山に行こうという自転車集団が6人くらいとすれ違った、元気だなぁ
途中、冷泉という場所がある、名前の通りにここは冷たい山水が流れてくるところで、とても美味しい水だ、せっかくだから取水してきた
またここでバーベキューをしているおっちゃんが居たのだけど、がんばれよとヨーグルトをもらった、ありがたい
住まいは東京の人らしく、あちこち旅行してる人なのかしらんと思い聞いてみたのだが、恐山に来るのが目的らしい
なんでも、何年か前に命に関わるような大きな病気に掛かったのだそう、それから毎年、恐山に参拝に来ているのだが不思議と良くなった、今年で最後にするつもりらしいが、ご利益があるもんだなと思った
さて、それからも登って登って、最後は下る・・・恐山は山間にあるようで、これまたすごい下り坂でフルブレーキをかけているのに全然止まらない・・・
恐山の景観は見事なものだった、青森県民だし、小さいころに来たのかもしれないけど、とんと記憶にないんだよね
尻屋崎の寒立馬や仏ヶ浦と迷いつつも、恐山に来たのはだからだったりする
まさにおとぎ話の中の地獄の景観、そのもののような風景が見られた
なお、恐山の中にはお風呂があり入山料にそれが含まれているので、当然入ってきましたともええ・・・
しかも、男湯・女湯だけでなく、混浴ってあるんだよね、ちょっと興味を惹かれてそっちに行ってきましたよ
同じく青森の酸ヶ湯温泉にも混浴ってあるのですが、あっちはババしかいないし、どうせここも誰か居ても男かババかだろうと期待はしていない
この混浴風呂は一番端っこにあって、入山時に渡されるパンフレットや看板にも書かれておらず、向かっている途中で、あーこりゃ誰も居ないなぁって気がしてきた、そんな場所にあった
外から見ると窓が前回で開いていて外から見えそう
さて、入ろうとすると、あれ物音がするぞ・・・?とちょっとびっくりしたが、えーいままよ!と開けてみたら、男の人がこんにちは・・・なぜだか「水が出て温度調整できますよ」と親切だったのでお坊さんだったのかもしれない、そんな場所にあるお風呂場
湯は硫黄の匂いが強くとても気持ちよかったですよ
その後は薬研に向かって走る、ここも結構な坂できつい
地図を見るとL字になっているのだが、激坂があって、その後、折れ曲がるところが頂点でず?っと坂が続く
その頂点で猿発見、これが北限のサルかぁ?と思いながら見ていると、奥の方でもなんか動いている、4匹位いるぞ
しかも、自転車を進めていくと、数えられないくらいうじゃうじゃいるぞ!
おぉ・・・下北すげぇ?
ところで、この光景は音を立てる車とかだと見られなかったんじゃないだろうか、もしかしたら自転車だから見れた光景だったりするのだろうか
薬研ではかっぱの湯というところがあり、なんと入浴料が無料!ここにて恐山に続いて、またもや入浴、久しぶりに着替えもするつもりだったなが・・・熱い、湯が熱い
熱めの湯だとかそういうレベルじゃあない、49度って書かれてるぞおい、気をつけてお入りください的なことが書いてあるがこれってそんな温度じゃないぞ、危ないぞ
しかも、水を入れたくてもそういった設備もないご様子、無料温泉だしね?
オケだけはたくさんあったので、ここはなんとか頑張って湯を冷まして体だけ洗わせていただきました・・・ホントは身体洗っちゃだめらしいんだけど、せっかく来たんだからそれくらいさせてくれ・・・
河童の湯をでて、大畑まで下山しようとしたら、雨が降ってくる、途中の休憩所に東屋があったので、諦めてここで野宿することにした
結局、登って降りるのに一日掛かってる恐山行きの一日でした
日時:2016年8月20日
総走行距離:1698km
費用↓
パスタ 480円
恐山 500円
ジュース 100円
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