Vemico様よりFUJIFILMミラーレスカメラで使われている「NP-W126S」の互換バッテリーとUSB充電器を提供していただいのでレビューを書き込ます
商品セットの内容について
本製品は互換バッテリーとUSB充電器以外にも付属品が多数ついてきます
セット内容はサードパーティ製ながらとても豪華で下記の内容になります
- NP-W126S互換バッテリー
- NP-W126S対応USB充電器(Type-C型)
- USB-Cケーブル
- バッテリーケース
- 収納ケース
サイズ感については右下に標準サイズのカードを置いてみましたので参考にどうぞ
セット内容すべてを収納できるケースだけでなく、バッテリーを一つ一つ個別のケースまであるところに製造メーカーのこだわりを感じます
雨の日にカメラバッテリーを濡らしてしまい壊してしまったことがあるのですが、これらのケース類があればそんなときでも安心感がありますね
他社互換バッテリーよりやや高めの値段設定になっていますが、その辺りは品質だけでなく付属品にも反映されてる印象です
トラブルが起きた際も一ヶ月以内なら交換や返品対応、1年の保証がついていて修理対応してくれるようです
セット内容の重量について
私は旅行で使うことが多いと思うので重量が気になって計量してみました
セット内容すべてを梱包したときは測定したところ262gになりました
ケース類とUSBケーブルを外したときの重量は161グラムになります
全てをパッキングしたときの存在感はそれなりにあるので、なるべく身軽に動きたいときや日常ユースではこれで十分かもしれません
旅行などで持ち運ぶときに心配なら付属収納ケースを使うのが良いかと思います
NP-W126S互換バッテリーの性能について
一番気になるところであるだろう互換バッテリーの品質について書きます
新品バッテリーをさっそくセット付属のUSB充電器で満充電してから写真を撮りにお散歩してきました
ちなみに75%充電された状態で送られてきました、長期間保存するにはバッテリーが劣化しないようこのくらいの充電パーセンテージにしておくのがいいのかな?
富士フィルムのミラーレスカメラ本体「X-M1」に勝手標準ズームの「フジノンレンズ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」を装着してバッテリーを使い切るまで写真撮影しましたが320枚撮影したところでバッテリー残量警告が出て電源オフになりました
X-M1のスペックを調べたところ公称値では単焦点レンズのXF35mmF1.4 R使用時だと約350枚撮影可能とのことでした
レンズの違いを考慮すると妥当な枚数で純正バッテリーとは質については同水準かと思います
ちなみにROWA JAPAN製互換バッテリーだとバッテリー切れになったあとも、カメラ本体の電源をオンオフすることで短時間だけ復活してダラダラとまだ撮影できるのですが、こちらは一度バッテリー警告が出てオートオフしたあとはきっぱりと起動できなくなり電池特性が違うようです
また電池重量も調べてみました
キッチンスケールによれば47gあります
FUJIFILM製の純正バッテリーも計量してみましたが同重量の47gありました
サードパーティー製の怪しい中華製メーカーのものはバッテリー容量を誤魔化してるものもあるようです
そういったものはバッテリーをケチってる分、見分け方として重量も軽量になっていたりすることがあるのですが、こちらのバッテリーはそんなことはしてなさそうです
ちなみにこの純正バッテリーも2年使ってるのでさすがにバッテリー劣化してきてるようで本商品の方が長持ちしてる印象でした
ついでに互換性バッテリーの定番で大御所であるROWA JAPAN製も調べてみましたところ49gありました、何故か純正品より2g重いですね
なお写真で分かる通り、こちらの製品はバッテリーでは珍しい鮮やかなオレンジ色をしていて一般的な黒色じゃないのも差別化できている点で性能に関わる部分じゃないのですけど、僕的には高評価ポイントで気に入っています
LCD付きUSB充電器の使い勝手について
付属品のLCD付きUSB充電器について書きます
カメラボディ本体を購入したときにコンセントからのAC充電器が付いてきますが、僕はあれは重量があってあまり好きでなく旅行などの持ち運びには向いてないと思ってます
最近のカメラ本体ですとバッテリーをUSB充電できる機能が一般的になってきましたが、私が持っているボディは古いもののため出来ないのですけど、こちらの製品を使えばUSB充電機能を代用できます
それに僕個人の意見としてカメラ本体とUSBコネクタを繋ぐのは故障の原因になりそうであまり好きでないんですよね(ワガママだなぁ)
またこちらだと2つ同時にバッテリー充電できるのも本体にない強みだと思います
USBから充電できる利点を活かしてモバイルバッテリーと本製品を繋げて移動中にカバン内で充電するなんて使い方も出来そうです
こちらも重量を測定してみたところ70gありました
僕が以前から持っているYiterenic製だと24gなので比較するとやや重いです
ただその分、作りはLCDモニターがついていて充電状況が詳しく分かるなどしっかりしています
特に大きい点としてYiterenic製は作りの甘さから差込口と端子の接触がゆるいです
これがどう問題なのかというと、バッテリーを差したときにちゃんと充電されてないときがあり、ランプがちゃんと充電中になるよう手動で微調整して上げる必要があります、そこまでしてもちょっとした衝撃で充電されてなくなることもあるので注意です
上で書いたような移動中にモバイルバッテリーから充電するなんて使い方は厳しい製品でした
その点こちらのVemico製充電器はバッテリーをやや固く感じるくらいまでガッチリとホールドして充電してくれるので安定感があります
その分バッテリー膨張がまだ使えるレベルだけど出てきたときどうなのかは少し心配な点ですが・・・・
またYiterenic製はコネクタがMicroUSBで、最近のAndroidスマートフォンで主流になってきているType-Cとは規格が違うためケーブルを別々に持ち歩く必要があったのですがVemico製ならば一本化できるのも良いところです
総評:Vemico NP-W126互換バッテリーとUSB充電器セットの評価
全体的に作り込みがしっかりされてる良い製品だと思います
FUJIFILM純正品が非純正品だと比較対象にされるものだと思うのですがUSB充電器やケース類は販売されてないんですよね
だから手を抜くこともできるでしょうけど、バッテリーカラーが他とは違うオレンジだったりオプションにケース類が用意されてるところなど随所にメーカーのこだわりが出てるように僕は感じます
その分、重量もやや出てしまってるところがあるのですがその分、メリットもあります
ケースバイケースで必要なものを使い分ければ良いのではないでしょうか、それなら重量差もそれほど気にならならないはずです
本当にカメラを軽くしたいのならコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)を選ぶなり、スマートフォン(スマホ)で我慢した方が良いですしね・・・
本記事がどなたかの参考になりましたら幸いです
コメント
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