5時ころ起床
同じ道の駅に止まっていた自転車乗りも同じ頃に起きたようだが、歯を磨いたらそうそうに出発してしまった
食事はコンビニで調達している(クッカーを持ち歩いていない)とのことで、少し先のローソンかセイコーマートで調達するんだろう、かなりの軽量型装備でリアに少ししか荷物積んでなかった
正反対の重量型の僕は今日の朝食はなんと炊飯である、この道の駅で昨日、お米を2kg買ったのだ、北海道は炊飯しやすいからいいかなって、これから離島も行くし自炊できたほうがいいだろうから
水は同じく、昨日取水した、日本最北端の酒蔵とやらで使っている水に浸す、これがものすごくうまかった、コメと水、どちらも安く調達したものだが道産の上等品だからだろう、北海道の味覚バンザイである
というわけで、毎度毎度のスロースタートなわけだがそれでも9時前には出発
そして、となり町の苫前にて停車、進んでねぇ、なお鬼鹿?苫前間の景色は絶景だった模様だが略
この苫前町のマークはクマさんになっているのだが、何を隠そう日本最大の熊事件、三渓別事件、熊嵐とはここのことよ
まぁ、実際に事件があった場所は今でも未開と言って良いような、市街地外になるらしいが・・・
市内には、苫前郷土資料館があって、そこではこの事件についても取り扱っているとのこと、これはほぼオロロンライン沿いにあるので、それほど手間にならないとよってみた
正面から見ると小さな資料館だったのだが、意外と奥行きがあったり、外には縄文人・擦文時代・アイヌ人の家の再現などがあって見学に時間は要した、価格は300円とちょっとしたけれどね
如何にも田舎の資料館だけど、興味があるジャンルだからね、だからいいじゃないかな
内部の方は、熊事件の事件当時の経過についてや、再現模型があった、実際の事件現場にも家屋を再現してあって無料で見れるらしいが、そちらは熊の目撃情報があるようで、いや笑えないぞ、北海道はおおらかである
他にも開拓時代からの農具、古いタンスやら、何故か仏像も・・・ままあるような気がするが、とりあえず家にある古い要らないもの、なんとなく価値がるような気もするし捨てるのもなんだから寄付してみっかな?というノリで、なんとなく集められたもので構成されているような気がしないでもない
奥には、北海道の縄文時代からの歴史的経過が描かれていて、本州とは違い縄文時代では終わらず、そこから続縄文時代、擦文、アイヌへと変化していったというのは知らなかったのでなかなか興味深かった、それとアイヌの衣類や刀とか、アイヌ文化の一品って好きだったりする
特別展もやっており、お題が除雪車について・・・さすが北海道ですなぁ・・・
アイヌ人の家は、そうそうゴールデンカムイでこんな家見たよ!と言った具合でこれも意外と楽しかったです
苫前の道の駅は温泉があるのが、逆にいえば温泉とレストラン、それと集会所かな、しかなく、他の道の駅とはかなり毛色が違うように感じた
大抵は地産品を大きく売っているのに、小さな売店しかない
羽幌まで走るが10kmない短い距離なのに嫌がらせのようなアップダウンがある、そこで食料を買い込んで14:00の羽幌フェリーにて焼尻島へ
フェリーターミナル前では萌えキャラの海老名ちゃんがお迎え
船は一時間ばかしで着く、本土からも焼尻・天売の2島が見える
焼尻につく、個人商店2つ(これしかない)を冷やかしつつキャンプ場へ
夜、ビールを買いに走るために営業時間を聞くも、当人たちもよくわかってないようでだいたい19時位との返事、これでこそ離島
とりあえず、キャンプ場に行き荷物を置く、昼食を取り逃していたので炊飯したコメを食べていたら、役所の車が来て、こっちをしばらく見た後去っていた
どうも、島内のトイレ等は夜間のみ閉めているっぽく、別に申請制のキャンプ場でもないのだが、どうせ人なんかいねぇだろ?と閉めに来たんだと推測している
飯を食ったらもう16時ころになっていたけど、とりあえず出発、島の最西端が一番高いようで、結構な上りになっていて公園がある、景観が良い
北端を走ってぐるっと一周するつもりだったが気分が変わって、島を横断する中道を走ってみる、羊が放し飼いされているのどかな風景
そのまま突っ込んで、未舗装の林(公園部分?)も抜けて市街地へ、日没までもう一時間もないので、とりあえず島一周は次の日に持ち越しすることにした
帰りには当然ビールを購入、にしてもこの二店のオーナー、愛想がない、いや離島なんてそんなものだのだが、それにしても、なんというのか印象が悪いんだよな、道路にタバコをぶん投げているところ見たからかもしれない、店内を物色している時もチラチラ見てくるし、無口だったし
晩ごはんも炊飯だ、羽幌で買ったカレーを掛けて食べたが、やはり水が良かったんだろうな、朝食の時のほうが美味しい
あの水、飲んでいるときは、そこまで美味しいとは思わなかったんだけど、コメにあっているのだろう、それを見ぬいたのが酒蔵の開祖の匠の技なのだろうか
日時:2016年9月2日
総走行距離:?
費用↓
資料館見学費 300円
フェリー代 1700円
自転車代 2700円
カレールー・缶詰・ツナ缶 1200円
アイスx2 200円
ビール 280円
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