美月との出会いは新宿の歌舞伎町が舞台になっています
ただ、今となっては大きく・・・というか、まったく違う風景になってしまっています
なので、探訪記録というか、個人的なメモですね
ゲームの販売が1998年…記事執筆中の今が2016年なので、もう18年も前ですね・・・18年はでかい・・・(そして、また古い作品の探訪記事ですね)
そりゃあ、日本随一の繁華街である歌舞伎町や渋谷の風景も大きく変わっても仕方がないかなと思います
一方、竹芝や伊豆大島はあんまり変わっていないですね・・・


この辺りは、時間の流れがゆっくりなのかな・・・
主人公も大学一年生の設定でしたから、18歳くらい、それに+18で実在するとしたなら36歳くらい
美月もそれくらいなんですよね・・・う?ん
新宿
歌舞伎町(噴水広場跡地)
ゲーム背景の奥にKが見えますがコマ劇場の頭文字のKです
かつて、この奥には新宿コマ劇場があったのですが、現在はTOHOシネマズ新宿に変わってしまいました
壁にプリントされたゴジラがとても特徴的ですね
4DXの上を行く、最先端の技術、MX4Dが導入されている数少ない最新の映画館らしいです
4DXとMX4Dの違いは?次世代シアター4Dの特徴まとめ | Ciatr[シアター]
そして、手前側には噴水がありました、ゴミ捨て場から拾われた主人公が美月に介抱される、あの出会いの場です
噴水はなんでも、道頓堀よろしく、中に入って乱痴気騒ぎを起こす若者が多かったらしく、それで埋めたてられてしまったのだとか、何処かで聞いた覚えがあります・・・
どちらも綺麗サッパリなくなってしまい、今では、なんとなく歌舞伎町とはそぐわないような、全く別物の清潔な広場になってしまいました
mixiの季節を抱きしめてコミュに、貴重な在りし日の新宿歌舞伎町の風景を、喫茶四季の管理人である悠生 潤氏が貼らています
・・・そして、その喫茶四季も、去年・・・2015年2月28日のOCN、PageONサービス終了と共に、消えてしまいましたねぇ・・・
PageONサービスはいつから開始されていたのか、ちょっと調べてみてもわかりませんでしたが、インターネットアーカイブを見るに、1999年にはOCNがサービスを開始して、その前進となる、DreamNetという会社がサービスを提供していた時期もあるそうです
つまり、ブログではなく、個人ホームページが全盛だった時代の生き残りのサービスなんですよね・・・
まぁ、今の時代でも容量10MBとか、やる気のないこと甚だしいサービスではあったようですが、当時の遺産のように残されていた廃墟サイトがこれで消滅してしまいました
こちらの方も、水樹奈々さんの新人時代、学園祭ライブの記録があるサイトがページオンにあったそうですが、それが消えちゃうんだなと書かれています(そして今現在、もう消えていますね)
OCNのホームページサービスは2015年2月28日で終了します – 戯れ言
いや、インターネットアーカイブにてURLを打ち込むことで、不完全な形ながら、未だ見ることは出来るのでしょうが、リンク切れになったサイトは、Googleに検索結果から除外されてしまうので、これまた過去のどこかのサイトなどから、URLを発掘して打ち込みしか方法がありません、非常に大変です
ビット腐敗問題という面白い言葉を見つけました
「ネットは広大だわ」といったのは草薙素子ですが、事実、僕はどんな情報でも取り込んでいく、広大な場所で、デジタルデータだからずっと続くようにに思えていました
しかし、今回のページオン終了のように、ページオン以外のサービスも終了、整理され、過去の個人ホームページ全盛の時代の遺産がどんどん消えていってしまっています
ビット腐敗というのは、大雑把に説明すると、時間が進むことで過去のデジタルデータが読めなくなることだそうです(正確にはカセットテープやフロッピーディスクなど、読み取り機器・形式の互換性を将来的に維持しなれけばならないという問題提示らしいけどね)
「インターネットの父」が警告する「デジタル暗黒時代」 – WSJ
「インターネットの父」V・サーフ氏が語るインターネット–その課題と未来 – (page 3) – CNET Japan
インターネットという、情報のるつぼから、古い情報が腐敗し淘汰されていくのはちょっと悲しいですね
今回のサービス終了について、NTTに対して怒っている方も多いようですが、ページオンというサービスも、より優れたサービスを提供している会社は他にもあるようでしたし、また、元国営ではありますが、今は民間企業です
サービス終了にあたり、乗り換え期間告知もしっかりと行っていましたし、ホームページが更新に意欲的な管理者様らは乗り換えることが出来ました
企業としての義務は果たしているように私には思えました
インターネット上の情報を保存しつづけるというのは、一民間企業が負うような義務ではないと思います
もしやるとしたら、それこそ国立国会図書館のような非営利の大きな団体がやるべきことですよね
・・・と、またまた盛大に話がずれまくりましたが、何が言いたかったかというと、18年の歳月は長いなぁ・・・ということです
渋谷
渋谷ヒカリエ(東急文化会館跡地)
主人公と映画を見に行ったのは、渋谷ヒカリエの以前にあった、東急文化会館が舞台かと思います
・・・私もかな?り昔に行ったことがあるのですけど、もううろ覚えです
渋谷30th 東急文化会館?渋谷ヒカリエ(定点観測) | ゆきのこ at HOME
こちらに在りし日の東急文化会館の画像が掲載されていますが、奥にある連絡通路や雨よけの柄などが一致していますね
こちらのサイトに掲載されているのは、東急文化会館のミニチュアではありますが、より分かりやすい構図になっているかと思います
コメント
もう前にコメント残したのも6年前ですか…..
18年前はゲームでアニメがやれる時代が来た!と大喜びだったんですが
ダブルキャストのような作品にはついぞ出なかった
だんだん作品自体を知っている人も少なくなってきており悲しい限り
コメントありがとうございます
諸々あり返信が遅くなってしまって申し訳ない…
結局のところ、メディア容量が大きくなり技術的に可能になったとしても、アニメーションそのものの開発費用がえらいかさむ(選択肢が増えれば増えるだけ)
それでいてADVってジャンルは人気がないのでペイが難しいんでしょうね…
ただの紙芝居と違って素材の使い回しも難しいでしょうし…(アニメーションでそれをやれば手抜きだと叩かれやすいじゃないでしょうか)
PS2やPSPが出た時に、やるドラが出ましたがけれども、今思えばあれも、うちのゲーム機ではこんな事もできるんだ!といった思惑もあったのかなぁ…という気がしないでもないです
昨今、なにげにアダルトゲーム業界が動かす方向に行っているのかな?
まいてつが話題になっていたし、東京NECROとかすごいグリグリ動いていてびっくりしました
まぁ手描きアニメの発展形というよりは3D技術の向上によるものなんでしょうが、そこら辺は今放映しているアニメは視聴者にわからないレベルで3Dを使うのが普通らしいですからね…
というわけで、もしかしたら技術の発展による開発コストの低下から今後、このような作品が増えてくることがあったりするのかもしれませんね
そうなったら、ある意味、やるドラシリーズは時代を先取りしすぎた早すぎた作品ということになるんでしょうかね
こんにちは。ご無沙汰しております。
以前、コメントさせていただいた喫茶店四季の管理人、悠生潤です。
久々に、「やるドラ」というキーワードでググっていたらこちらの記事がヒットしました。
「喫茶店四季」今でも運営しています。
http://yarudra.web.fc2.com/
おっしゃる通りOCNがサービス終了してしまったので、FC2へ移行いたしました。2年ほど前には季節を抱きしめての写真(小樽にあった物件)を追加しております。
他にもシュタゲとかカオスヘッドとか巡礼した作品はたくさんあるのですが、「季節を抱きしめて」ほど、物件の地域がバラついている作品はありませんね(笑)。
こんにちは、お久しぶりです
実はHPの件は後日、移転してるのに気づいて覗かせていただいたりしてます
最近は昔からある無料HPサービスがどんどん終了していってますね
喫茶店四季さんのところにように参考になるHPが気づいたら消えていってるので悲しいです
季節を抱きしめては小樽も出てましたか
何分、以前プレイしたのが10年以上前なので記憶が曖昧です
そちらの写真を見るとそういえばこんな場所、たしかで出てきてたような…
あちこち出てきてますが設定上の舞台はたぶん松本ですよね
北海道はむしろ雪割りの花のイメージがあります
やるドラ関連の聖地もどんどん変わっていて、国立駅はそちらの記事で懸念されてたように高架化で駅舎が建て替えられましたし、ダブルキャストに出てくる新宿の噴水も無くなりましたし、サンパギータの下北沢界隈も変わっていってるし、古い作品なので仕方ないことですが残念です