日本人にとって8月15日は終戦記念日である
インド人にとって8月15日は独立記念日らしい
第二次大戦時インドは連合国側でイギリス植民地として日本と戦ったから、てっきりその辺りが関係してるのかと思ったが、独立は日本の終戦記念日の年から2年後のことらしい
だからそこまで直接的には関係してないのかな、チャンドラ・ボースなんて深い繋がりもあるけど
そのインド人にとって独立記念日である8月15日の前日、8月14日にお金がどうしてもなかったので外に出かけた
というか財布に150円分くらいのインドルピーしか入ってなかった、インドが物価の低い国とはいえ悲しい金額である
インドはこの日はまだロックダウンを続けており、特に週末の土日は厳しく規制されていて店などを開けないように通達されている
そのはずなのだが、独立記念日は土曜日の週末に重なってしまっていた
▲マーケットで香辛料を売るおっちゃん
▲お金を貸してくれたお兄ちゃん
お金がないというか、お金を借りていた、インド人にガチで金をしていた、早々出来ない経験じゃないだろうか
Abhayapuriというインドの田舎の小さな街でどうしてもお金を引き出す方法がなかったのだ
ATMはあるのだがクレジットカードをニュージランドだかどこか飛行機で移動してたときに紛失したのは手痛いミスだった
というわけで、色々あってその兄ちゃんと交渉して、その兄ちゃんの銀行口座に日本から国際送金ではお金を振り込んで、それを引き出すもらうということになったのだ
なったのだが、国際送金をするためにはインターネット環境がいる、そして私はインドに来てからWiFiというものにまだ出会ったことがない
じゃあ、どうするのかというと携帯電話からインターネットに繋ぐのだが、SIMカードも死んでいた、というわけで電話代2ヶ月分の料金を前借りした
ちなみに兄ちゃんにこういう面倒臭い事を頼んでおいて、かなり失礼な話だが警戒はしていた
インド人というと旅行者は悪評をいろいろと聞くものである
だが、結果として何もトラブルなく取引を終えることができた、本当にただの親切心だけで手伝ってくれたのであり兄ちゃんには足を向けて眠れない
▲インド国旗を路肩で売る人、買う人々
▲独立記念日のイベントとか祭りとかそんなのの準備
先に書いたように8月15日は土曜日である、そのためコンプリートロックダウンの日とかぶっている
コンプリートロックダウンとは、店の営業はしてはいけない、不用意に外を出歩いてはいけないなど土日だけに行われている厳しい完璧なロックダウンである
普通のロックダウンは夕方5時以降は店を開いてはいけないとか制限はあるんだけど、ゆるゆるのロックダウンでマスクしてる人は多いけどなんかもう普段と変わらないようなロックダウンである
インドは今、この二足の草鞋を使い分けてロックダウン体制下にある
それでその完璧なロックダウンであるはずの土曜日に独立記念日のためのイベントだか祭りだかをこの町のインド人はこの広場でやろうとしてる、というのを先の兄ちゃんが教えくれた
コンプリートロックダウンの土曜日なのに大丈夫なのかと思ったが、どうやら独立記念日だけは特別になんだかOKということになってるんだとかなんとか、なんともいい加減でインドらしい話じゃなかろうか
日本のニュースを見ると、インドは今ロックダウン下にある、などと出てハードモードだと思っている人もちらほらいるようだが、上の写真を見るとなんとく分かると思うが人は結構普通に出歩いる
感染者数と増加率的には確かに厳しいのだが規制的な意味ではワカメで平日ロックダウンと言うのはもう名目みたいなもんだと思ってる
てか、こんな状況というかここまできてると実は土日だけ厳しいロックダウンをする意味的なのもなんか疑問だったりするので祭りをやるのもなるへそなんだけど、建前をぶん投げて全力で楽しみにいくインド人・・・素敵やん(なに
▲蝋燭の明かりで魚を売る人
部屋に戻ると、あちこちでランタンを燃やしていた
ここの人々の生活を見てると、特別な日にはどうもランタンを燃やすようだ
8月15日は日本人にとって終戦記念日であり、死者を悼む日だ
しかし、インド人にとっての8月15日は独立記念日で祝う日、同じ日だけど真逆だ
日本とインドで大きく違う部分を一つ感じた気がした
▲ランタンの燃料は食用こめ油 (Rice bran oil)インドらしくない?
コメント