ミャンマー・ダウェイからタイ・ブーナムロン(Ban Phu Nam)まで車で輪行してティーキー(Htee Khee)国境を越えたときのお話です
車の予約方法
下調べでミャンマー・ダウェイ?タイ・ブーナムロは村もなく未舗装で道路状態がかなり悪いとのことだった
実際、Googleマップで見ても道路が表示されてないくらいだから相当なものなのだろうと思った
走りたくはないがそれでも、未舗装路の距離自体は100kmないようなのでタイ国境まで自走しようかと悩みつつ、とりあえずバスを探して料金を聞いてみることにした
ダウェイで宿泊していた宿、Sein Shwe Moeを昼頃に出発する
スタッフにダウェイ行きのバスステーションの場所を聞いて向かう
途中道に迷ったが、そこら辺の人に聞いたらわざわざバイクでチケット売り場まで送ってくれた、ミャンマー人は優しい
値段を聞いたらたしかバス代25000チャット、自転車運送費が15000チャットと言っているみたいだった、合計で3200円ほど
出発時刻は朝の7時一本だけで今日はもう車はないとのことだった
ちょっと高いなぁ?と思いつつ、じゃあ明日またくるかもと行って別れることに
やっぱり自走する考えも頭をよぎったかどっちみち、この時間からだと変な所までしか行けないので街を散策することにする
そうしていたら街中で旅行代理店を見つけたので、なんとなしにもう一度チケットの値段を聞いてみることに
そうしたら、車代22000チャット+自転車代5000チャット、計2200円ほど、さっきより全然安いので予約することのした
出発は同じく朝7時で宿まで迎えに来てくれるそうだ
昨日泊まったSein Shwe Moeに戻り、もう一泊することに
そのときに気づいたが宿でもダウェイ行きチケットの手配をしてくれるようだった
ダウェイ行きがあるバスステーションは何処?と聞いたときに言ってくれればよかったのに、なかなか商売っ気がない
車に乗車、ティーキー国境を越える
荷物をまとめ7時から宿の玄関で待つが車が30分以上経っても来ない
少し不安になりつつも、まぁ東南アジアだからこう言うこともあるよな?と思ってたら、宿のオーナーが何処で予約したんだ?と聞いてくるので予約時に貰った名刺を見せたら電話して確認してくれて、もう少し待ってろとのこと
で・・・もうまもなく来たんだけど、これがミニバンである
・・・自転車入るかなぁ・・・?とまた不安に思ってたら、また宿のオーナーが来てくれて来た車のドライバーと旅行代理店にもう一度電話をしている
そうしたら、どうも違う車を手配するよう交渉してくれていたようで、ミニバンの代わりに軽トラ?が来てくれた!やっぱりミャンマー人は優しい
なお、この荷台部分にも人が乗っていた、暑いのによくやるよなぁ・・・
しかし、この時間は既に8時頃、時間感覚はやっぱりミャンマータイム
この後も昨日行ったバスステーションまで行って人を乗せたりとダウェイを出ない
ところで最初と料金が全然違っていてぼったくられてたのかなと思ったが、僕が昨日聞いた場所の他にもチケット売り場があったらしく別会社の車らしかった
結局車が出たのは9時も近くなってからだった
幾つかの村を通り過ぎていく、最初は舗装路だったんだけどね
聞いてたとおり途中から未舗装路に、これが僕が思ってた以上に酷いのなんの
あちこち穴があって、雨でできた水たまりで泥沼になっているところも多い
土に混じって石ころもよく転がっていて、中には大きなものもある
そんなだからまっすぐに進めない
それに上乗せして急勾配いくつもある
こんな道路だが国境なので通行量も結構あった、まさに自転車乗りへの嫌がらせを詰め込んだような道路
時間さえかけて進めば、なんとかなるだろと普段思ってる僕だがこの道は自転車から降りて押しても進むことが出来るのか・・・命の危険も感じるし僕は自信がない、車を使ってよかったと心底思った
そして、国境の村、ティーキーに到着する
見ての通り、寂れた村である
ミャンマー・ティーキーイミグレーションオフィスへ到着
パスポートを提出して出国手続きをする、ここのスタッフらもメーソートと同じでジーパンTシャツみたいなラフな格好をしていた
更に進むとミャンマーとタイの検問がある、タイの検問の人たちが僕と自転車を見てお前日本人か!と言っていきて、何故かみんなで日本!日本!日本!って言っていた
そこを越えると舗装路が広がっていてまさに別世界
タイのイミグレーションオフィスに到着
車とはここでお別れで荷物を下ろして、入国手続
「バンコクに行くと書いてますがあなたは今日、どこに泊まりますか?」
「どこか宿を探して適当に泊まります」
と言うようないい加減な受け答えをしつつも、あなたは二回目の入国で今年はもう入れないとだけ注意されて無事に入国
ティーキーにあったバラック小屋のような建物から一転してタイ側の建物は立派だ、経済力の違いを見せつけてくれる
少し走ると小さな市場があった、そうそうタイってこんなだったよな?
なんだか嬉しくなって久しぶりのタイのお菓子を買い食いする
少し走るとお寺もあった、どうやらタイの仏様は美白に凝っていらっしゃるようだ
そんなわけでバンコク目指して、二度目の自転車ツーリング・タイ編が始まるよ?
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