中華人民共和国自転車ツーリング走行記録まとめ

中華人民共和国を自転車で走行した際のまとめメモ

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走行記録

1回目

滞在期間:2017年2月5日?3月21日

走行ルート:連雲港市?南京市?杭州?温州市→台湾(中華民国)

走行距離:1824km~3739km

パンク:2回(計2回)

トラブル:なし

2回目

滞在期間:2017年4月20日?5月1日

走行ルート:厦門?深セン→香港

走行距離:5672km~6440km

パンク:0回

トラブル:なし

3回目

滞在期間:2017年5月12日?5月23日

走行ルート:マカオ→モンカイ(ベトナム

走行距離:6630km~7537km

パンク:1回

トラブル:あり

入出国について

ビザ

ノービザなら15日、ビザ取得なら30日まで滞在可能

一度限り最大30日まで滞在延長出来る

ただし、実際に何日まで許可が出るかは担当官次第

その上、申請中はビザホールドされる上、発券までの必要な時間が申請場所によってまちまちな上、待機期間中も滞在日数を消化する

以前は最大90日まで観光ビザの取得が出来たが現在はなくなってしまった模様

ビザ代も年々値上がり傾向にあるようで外国人には行きづらい国だなぁと思う

日本で取るなら8000円ほどだが、私は道中に韓国のソウルで取ったため、第三国扱いの価格になって55000ウォン(約5500円)と日本で取るより少しお得になった

入国

韓国・仁川から中国・連雲港市へフェリーにて移動

詳細は別記事を参照のこと

韓国・仁川港?中国・連雲港・紫玉?(ZI YU LAN)フェリー乗船記録@海外自転車ツーリング
韓国・仁川港?中国・連雲港・紫玉?(ZI YU LAN)フェリー乗船記録【海外自転車旅行】
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出国

中国・温州市から台湾・媽祖へ船にて移動

詳細は別記事を参照のこと

食事事情

食料だけでなく全般的に言えることだが、物価がとても安い

外食しても一食10元(150円)かそこらで済ませることが出来る

強引に要約すれば日本の四分の一くらいじゃないかと

ただ、衛生管理をその分、犠牲にしているのは後進国としてお約束

また、日本と同じく漢字文化圏の国なので、喋れないが読めて、なんとなく意味は通じるのでタスあkる

水回り(トイレ・飲料水等)

トイレ

トイレットペーパーがないのが普通なのでスーパーマーケット(超市)で買いましょう

そういう文化なので、日本みたいに何ロールも入ったのがまとめ売りじゃなくて、いろんなタイプの尻吹き紙が売られていて、安いので2元くらいで買える

ネット上でも度々、話題になるが田舎だと汚い、水洗じゃなくて臭うどころか、ドアがなくて丸見え、中国では細かいことを気にしては行けない

飲料水

寒い時期の話だが、飲食店に行くとよくお湯が入れられたポットが置かれていた

何度かそのお湯を水筒に移し替えていたが、何も文句は言われなかった

よく水筒を持ち歩いている中国人を見かけたので、よくあることなのかもしれない

南に入って時期的にも暑くなってきた2回目では常温でお茶を置いてある店を見かけた

1回目はほとんど冷たい飲み物を置いてあるところは見かけなかったが(冷蔵庫があって入れらていても電源が入ってない)、2回目は普通にどこでも冷たい飲み物が置かれていた

なお、中国ではお湯のことを「開水(カイスイ)」と呼ぶらしい

宿泊事情

外国人は中国政府が認可した宿でないと泊まれないという特殊な法律があるので、どこでも泊まれるというわけじゃない

強引に要約すると、ある程度ランクのあるお高い宿でないと泊まれない

頼めば泊めてくれる、特に田舎のほうが緩いとも聞くけど断られる覚悟はしよう

僕もよく理由が分からずに断られたことがあったけども、外国人だったからかもしれない

中国での宿のランクは

招待所→旅館・旅社→賓館→酒店(大酒店)

と事前情報で聞いていたけども、実際のところは酒店以下の招待所・旅館・旅社・賓館は同じよう思えた

というのも、中国では宿屋が密集していることが多く、そのあたりで聞き込みしてみたものの宿泊料金が横並びだったことがあった

単に住宿と書かれているときは、「宿屋」くらいの意味っぽい

この情報も些か昔のことのようなので、中国も年々、変わっていってるようだから、今では曖昧になってるのかもしれない

ガイドブックでは触れられない中国の本当に安い宿をまとめてみました – GIGAZINE

中国安宿事情 : 自転車ときどき世界1周

自転車事情

大きな街・地方都市でもGIANTなどのスポーツ自転車店は見かけた

ただ、日本ほどの品揃えの良さは期待してはいけない

メンテナンスサービスと基本的なものが一式揃ってるくらいかな

自転車乗りも、1回目、貧しいらしい内陸よりのあたり、農村部を走っていたころはまったく見かけなかったものの、裕福らしい海岸部に近くづくにつれて少しづず見かける回数が増えていった

また、自転車乗りの人は、英語を全く解してくれない中国人が多い中で、ある程度は理解してくれることが多かったように思える

なんとなく、中国に置いてスポーツ自転車は裕福さの象徴のような印象を感じた

道路・交通

交通ルール

右側通行である

また、車が走る主道の脇に、速度の遅い電動バイクや3輪車、自転車などが走る補道というものがあることがある

北の方ではよく見かけた覚えがあるけど、南に行くとあまり見なくなったなぁ・・・

自転車での走りやすさ

道路に穴が空いていたり、パンクの原因になるようなゴミが錯乱していたりと問題はあるものの

僕が通った北から南のベトナムへと抜けるルートは、概ね平坦な道が多くてとても走りやすかったかな

多くの自転車乗りが連日100?オーバーを叩き出してたりする道だけども、それも納得した

インターネット事情

中国の悪名高いインターネット規制(言論統制)あり

Google、YouTubeなどの有名サイトはVPNを通さないと中国国内では使えない

Booking.comも中国国内でサービスを提供してるのに、地域によっては使えないっぽい

ガソリンについて

メモは取ったけども忘れた

一度も自炊はしなかったなぁ

気候

2月に連雲港市から中国に入ったときは雪が降ったこともあったものの、5月現在、南の香港、ベトナム付近は暑い

季節の移り変わりもあるだろうが、国土の大きさを感じる

なお、3月頃は温州市のあたりは梅雨らしく、よく雨が降ってました

観光・見どころ

結構、長くいた癖に中国の観光スポットと言われると、ん?って感じだな・・・

人は見どころ満載だったわけだが・・・

南京

いかにも中国らしい門

入場料たけー!と思いながら悩みつつ入ったけれども、ゲームや漫画の中あるそれで良い思い出になったかな

image 19 - 中華人民共和国自転車ツーリング走行記録まとめ

臨海市

image 20 - 中華人民共和国自転車ツーリング走行記録まとめ

image 21 - 中華人民共和国自転車ツーリング走行記録まとめ

image 22 - 中華人民共和国自転車ツーリング走行記録まとめ

たまたま通っただけであり、本来町中にも入る予定ではなかったところを道迷ってたどり着いたのだがこれが大正解

なんとも中国の旧き良さが伝わってくる町並みでまるでタイムスリップしたみたい、すごく楽しかった

お国柄・人柄など印象に残ったこと

日本に居るとあまり良い話は聞かないし、実際に中国に来て見ても話通りだなと思う

声が大きいし、痰はあちこちで出すわ、ゴミはそこら辺に捨てるわ、運転は五月蝿いし危ないわ・・・

しかし、悪い人たちではないなぁと感じだ

日本人から見るとツッコミどころが多い国だけども、彼らは彼らなりに優しい

同時にトラブルメーカー気質だなぁ・・・とも思うけれども

言葉・言語

中国語(北京語)である

同じく漢字を使っているというか、漢字の母国

中国語はさっぱりだけども、筆記でそれっぽい中国語を書いても分かってくれたり、道を走っていて看板を見れば何屋さんか分かったりするので面白い

治安

良いんじゃないだろうか

もっと悪いのかと思っていたのだが、夜になると田舎町でも外で遊びまわてったり、謎の体操を行っていたりと平和な空気を感じた

電車やバスに乗るときには空港ばりにX線にて手荷物検査をしてパスポートチェックもする模様

中国は国内西部の住民と民族問題を抱えてたまにテロがあるから、それを警戒しているのかな・・・

自転車旅行をする上ではあまり関係ないけれども

ただ、そういった風に感じたけども日本より安全ということはないし注意するべし

実際、被害にあった自転車乗りの話はちらほら聞くから

宗教

道教が主なのだろうか、あちこちに廟をみたけども

他に教会や、お寺も、南無阿弥陀仏の文字が道路脇に書かれてあったりして怖いわ!

覚えた言葉

最初に入った店で、ご飯のことをミーファ?と教えてくれたのは非常に助かりました

オタク文化

よく街角で漫画雑誌を売ってるのを見かけた

あと、火垂るの墓の本が売ってたが・・・あれは共産党的にOKなのね・・・

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まとめ

気がつくと2ヶ月以上居たのか・・・・

随分とゆっくり走ったなぁ・・・

最初に中国に来たときは日本での噂通りと感じたものだけども、慣れてくるにつれてこの国の良さというのも分かるようになってきたかな

それはそれとして、インターネット規制を始めとして外国人が旅行するにはなんとも不便な場所でもある

この状況はしばらくは変わらないだろうなぁ

中国共産党ももう少し、柔らかくなってもらいたいものだ

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