TARI TARIを観たのだが、なんとなく、今年やっていた、京アニの響けユーフォニアムという吹奏楽アニメを思い出した
非常に大雑把な括りだけと、どちらも音楽を題材にした青春モノ
また、聖地巡礼を意識した地域とのタイアップ活動を行っているという点で似ているが
なんだか、両者のアニメ制作会社の違いというのを大きく感じた
地味のP.A.WORKSと派手の京都アニメーション
TARI TARIは、P.A.WORKSの舞台探訪作品として大きく成功した、true tears、花咲くいろはの系譜を次ぐ、オリジナルアニメの青春物第三作
一方、響けユーフォニアムは、原作小説付きの作品だったか
TARI TARIは今までの系譜と同じく、萌えという記号は抑えめにしていような印象を受けた
というか、いろはが細腕繁盛記くさいのと一緒で、アニメではあるけど、ドラマを意識して作ってるのだろう
一方、響けユーフォニアムは絵柄が、とても京アニらしい、萌え色の強いタッチに原作から変更されている
アニメ絵ではあるが、やぼったい感じの絵が
京アニの手にかかればご覧のとおりだ
響けユーフォニアムだって、ストーリーとしては青春物として、まっとうなはずなのだが
表現の妙なのか、随所随所がとても可愛らしく感じるんだよね
TARI TARIが、true tearsや花咲くいろはの系譜なのはナットkづえ
私は、それらの作品群に強い萌えというものを感じたことはなく(TARI TARIといえば思い出すのが罵倒フラッシュだし)、むしろ地味めな作品だと思ってるので、なるほどなぁと、これがP.A.WORKS作品の特色だよなと感じる
響けユーフォニアムは、けいおんや涼宮ハルヒでブイブイ言わしたアニメ会社なので、このテコ入れ具合は、さすがだぜ!これぞ、京アニだよなという感じ
なるほど、両者のアニメ会社の特色が良く出ている
ところで、TARI TARIは過去2作と比べて、なんだか知名度が低いように思う
これに関しては、舞台をアニメ制作会社であるP.A.WORKSのある、富山県ではなく、鎌倉にしたのが、原因の一つじゃないかなぁと思う
個人的に、本作が、true tearsや花咲くいろはとそんな大きく劣るように思えない(というか、それら二作をあまり面白いと思ってないのだが)
true tearsも、花咲くいろはも、地元のアニメ会社が地元を舞台にしたという話題性から、地域のバックアップを大きく受けて成功してる部分があるんじゃないかと個人的には思ってるのよね
一方、鎌倉はとなると、こちらも地域のバックアップはあったけど、別に地元企業でもないし
鎌倉を舞台にした作品というのは、アニメに限らず、漫画や、映画とたくさん出てくるし、そんななかの一つとして埋もれてしまったように見える
別に、京都アニメーションだからといって押すわけじゃあないけど、響けユーフォニアムは面白い
単純に面白い作品は、舞台探訪作品としも成功しやすい
ラッピング車両も走っているようだし、聖地巡礼作品として、ある程度以上には成功しているのだろう
劇場版と、続作の製作も決定したようだから、この盛り上がりはまだしばらく続くのだろうな
以下、TARI TARI感想
最終話のタイトルが「時々歌ったり」なのだが、ホントに音楽をテーマにしてたくせに(タイトルロゴに音符が混ざってるくらい)
ときどきしか、歌ってなかったよなと
バドミントンやったり、乗馬したり、戦隊物になった末に、最後、短い劇をして、なんか歌って終わったぞ…とな
彼らは彼らなりに、得るものはあったのだろうけど、学校の取り壊し、マンションの建築が変わったわけでもないし、理事長とは喧嘩して終わってるし…う?ん、なんか清々しさが足りない
今、感想を書いておかないと、忘れてしまいそうだ・・・
まぁ、過去二作も、もはやだいぶ前だからね
詳細なストーリーはもうよく思い出せなくなってしまってるしね・・・
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