絶対可憐チルドレンではない
絶対少年である
「かんなぎ」ではない
「かんなみ」である
気付いたら、もう10年も前の作品なんだなぁ・・・
もう、人の記憶からはだいぶ追いやられているような作品ではなかろーか
まぁ、この作品というのは「面白いよ」という一言で済ますのはなんだか違うように思えるし、また人に勧めづらいような難しさがある
つまるところ、そう、地味な作品だ
それでも、このアニメの前半、田菜編はなかなか独特の雰囲気を持っていて印象深い
正直、開催日がヨコスカフレンドシップデー(米軍基地開放日)と重なるので悩んだのだが・・・
・・・まぁ、昔、行ったことがあるので、いつかそのうち舞台に行きたいな、と思っていたので
作中に出てきた、かんなみ猫おどりに行ってきたのだ
我ながら、この2つを比較するのもなんだか、おかしくて笑ってしまうが
函南と丹那ってどんな所?
この、函南というところは、ちょうどJR東海とJR東日本の境目になる
作中では、ど田舎?な雰囲気をぷんぷん醸し出していたが
天下の東海道にあるのだ
そんなわけで、青春18切符で西に行った時や、富士登山のときなど、線路としては何度も利用しているところだったりする
ただ、じゃあここは田舎じゃないのか?というと駅を降りてみるとやっぱり田舎だ
帰り際に撮った、夜の函南駅前の風景だが
住宅があるのに電気が付いていない・・・人・・・住んでるんか・・・?
また、作中の舞台となった所は、今回の祭りのところとは少し位置が違い、正確には函南駅の東にある丹那というところらしいのだが
恐ろしいことに、定期路線がなく、行くにはタクシーで2400円かかる・・・と駅前に書いてた・・・
ちょうど、隣駅の熱海との中間点にあり、山上にあり、街の下をトンネルが抜ける、非常にアクセスの悪いところ
それが、丹那らしい
なお、おいらは、そっちの方にまでいってないので、そのうち行ってみたいなぁ・・・
函南という街は駅から南西の方にあり、地図を見た限り、だいぶ街としての体裁を整えているところのように見える
・・・それでも、だいぶ長閑なところだったが・・・
函南駅で無料シャトルバスに乗る
改札を出るとき、Suica圏外のトラップに引っかかったのか、出口にたくさん人が並んでいた
ちなみに、午前中はこっちに行っていたり、電車の遅延で待たされたりしたので、祭り開始の2時50分からは少し遅れて、4時ころの到着である
駅を出ると案内板が
今年の、上はかんなみ猫おどりのポスター
女の人は、去年の祭りでコンテスト一位になった人らしい
下には、函南のご当地ゆるきゃらと萌えキャラと祭りの簡単な説明がある
祭りの日には、無料バスが運行している
函南駅からのバスは一台のみで往復しているので、タイミングを逃すと結構、待たされるはめになる
実際、帰りがそうで、20~30分待たされることとなった・・・
更にバスの中は、小さめの観光バスといった印象で、あまり人が乗れない
バスの運行間隔は分からないが、人でいっぱいになったら出発したので、そうなのだろう
祭り会場を見渡してみる
バスから出ると、長閑な風景が広がっている
東京駅から、在来線で約二時間の位置に広がる世界の風景だ
会場には、函南のゆるキャラ、シロにゃんと、下田のゆるキャラ、ぺるりんが居た
自衛隊も居て、高機動車が居た
かっけー
ちみっこたちのおもちゃにされていました
祭りを観る
しばらく、すると”なりきり猫”コスプレコンテストが始まった
まぁ、ようはミスコンだな
巫女風の猫コスプレの人
賞金が欲しい!とか行っていた地元の子供
会場内には、なんだか、急増の神社が作られていた
ご神体がこいつ、オカカ婆だな
電灯もちょっと変わっていて、猫仕様になっていた
しばらく、出店を食い漁りながら、散策していたら踊りが始まっていた
いろんなグループがいた
、幼女とかこっちは演武
こっちは演武
夜店の裏方は忙しそうだった
沈んでいく夕日が綺麗だった
都内に住んでいると、夕日ですらビルで遮られ、なかなか見ることが出来ない
祭りの終わり
ミスコンは結局、去年と同じ人が優勝を掻っ攫っていった・・・
う?ん、なんだかなぁ・・・
2位、3位は上の写真の子らである
祭りの名物なのか、お菓子をバラまいていた
大人もちみっこも、我先にと大騒ぎ
最後は、花火で締め!
比較するのも悪いのだが、この間の隅田川花火大会を見た後だと、ちょっと物足りなく思ってしまう
ただ、ぎゅうぎゅう詰めでなく、広いスペースがある状態で見れるのはやっぱり嬉しいなぁ
三脚使えるしね?
祭りに参加しての感想
アニメでの猫祭りとは印象が違うとか聞いていたけど
う?む、あれ?
実際の猫おどりのほうが、可愛らしいのな
アニメだと、あの独特な世界観と合わせるために、意図的に可愛らしさなくしたのだろうか?
祭りの客層はというと、なんとなく予想していたとおり
外からの観光客を呼び寄せるための祭り・・・というよりは近隣・地元住民のための祭りといった印象
家族だけでなく、地元の子供らしい集団も多数居た
なんとなく、日焼けした人らが多くように感じられた、健康的だなぁ
子供があちこちで、はしゃぎまわっていて、元気なのは結構だが、何度もぶつかりそうになったりと、少し危なっかしかったな・・・
2010年…5年前の猫おどりでは、絶対少年に関したこともあったらしい
しかし、私が参加した2015年の祭りでは何もなかったなぁ
町おこし考えた時、手段の一つとして、またムーブメントとしてアニメの舞台探訪というのはあるように思える
なんとなく、そういうのに便乗しようとしたんじゃなかろーかと思うが、いかんせん絶対少年じゃあ部が悪すぎるよなぁ・・・
参照:舞台訪問/絶対少年
なんとまぁ、、アニメ放映後、今でも毎年、舞台探訪に行かれている方がいる
まだ、更新されていないが、2015年、今年も探訪されて会場のどこかにいたのだろうか・・・
作品に対する愛
私みたいに浮気をせずに、こんな姿勢こそが正しい舞台探訪なのかなと思ったりする
丹那盆地に安く行く方法について
上で、定期路線がなく、タクシーだと2400円かかるといったが
逆に言うと、定期じゃないバスならあったりするっぽい
函南だけでなく、丹那にも
丹那盆地まつりというのがあるらしい
その祭りの開催日には、無料シャトルバスが大場駅から出るようだ
参照:伊豆長岡温泉 実篤の宿いづみ莊観光ブログ:第29回丹那盆地まつり
また、調べてみたところ、丹那盆地周辺にある、いくつかの施設でも独自にバスの運行をしているようだ
ただ、いずれにしろ、本来のバス運行とは違った目的での利用なので、まぁ自己責任で・・・といったところかな
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