2015年春、青春18切符の旅、米山駅を出た跡、次は京都へ向かいました
都内のChuSinGura46+1の巡礼スポットは回りましたし、偶然の要素があったとはいえ、新発田にも先回りして行っていましたし、なによりもいい作品だったので…
分かる範囲で、ChuSinGura46+1の聖地巡礼して見ようかなと…今回の旅の目的の一つはそこにしました
なんといっても史実からの引用ですし、ヒントも作中、散りばめられてましたので、グーグル先生にお伺いを立ててみれば、何処なのかわかりやすかったです。
池田屋跡
池田屋跡は、なんとビックリ、今は居酒屋チェーン「はなの舞」が利用していて
当時を意識した、外観にしてくださっています。
いやぁ、粋ですね?。
他も、もっとこう、見習って、歴史的跡地では洒落たことをしてくれると嬉しいですがね
いい宣伝にもなるんで、利益にも繋がる気がするんですが…どうでしょ?
それとも、池田屋クラスの事件のじゃあないと、人来ないのかなぁ…
次、京都に来た際は寄ってみたいです
さて、背景画とは似ていると言えば、まぁ、ところどころ似てはいますが、参考にした程度ですかねぇ…
店の前の、立て看板については、池田屋事件について書かれていまいた。
昔の池田屋の写真も掲載されていましたが、う?ん…外観といっても一部だけで、やっぱり背景画とは違うんですよね?
当時の家屋の作りを参考にして起こした、オリジナルなのかな?
丹虎跡
上記、池田屋の少し東の路地に丹虎跡の跡地があります
まぁ、作中でも話がありましたが
桂小五郎が池田屋事件の際に集合場所を間違えて、難を逃れたところですね
実際にきて、より実感できましたが、、いやホントに池田屋の側なんですね…
さぞ、背筋が凍ったでしょうなぁ…、一つの歴史のターニングポイントだったのだと思うと感慨深い。
ビルに挟まれて、真ん中のにある、形見の狭そうな木製のドア
そこが、丹虎跡だそうです
池田屋のビッグネームと比すれば、まぁ仕方ないでしょうけど、こっちは立て看板も何もないですねぇ…
興味があって、調べれなければわからない場所です
なんでも、丹虎跡は現在、金茶寮という飲食場に変わってるとのことなんですが…
店の看板…ないですねぇ…
いや、一見様お断りとかではなく、下調べした段階だと看板のある写真を見たはずなんですけど、潰れたんでしょうか…それとも、時間が悪かったのかなぁ…
一応、ドアの奥、路地には立て看板があるんだとか
桂小五郎磯松寓居跡
丹虎跡より更に北に、桂小五郎が滞在していた店があります
驚くべきことに、当時、身を寄せていたという店と店名が変わっていません…さすが京都
まぁ、作中だと忠臣蔵組と宿を一緒にしてたので、ここに居たのかはまぁ…分かりませんが
近くなのでせっかくだから寄ってみるのも良いかと
まぁ、京都といっても、ほとんどが現代建築と歴史的建造物のごった煮なんですが
ここから、見れた風景は純和風建築物と、高層ビルの対比は。特に奇妙に思えます
さて、奥の高層ビルこと、京都ホテルオークラに行きますと、桂小五郎像があります
当然、男ですがね!
この辺りは、旧長州藩邸跡地だったので、その縁からだそうですが、この像作るの、何処がお金出したんでしょ
京都ホテルオークラさんが出したのなら太っ腹ですね
古高俊太郎邸跡
まぁ、影が薄かったので、私用に忘れっぽい人のために書いておくと、池田屋事件の発端となる、長州藩に協力して拷問された人ですね、はい
先の、池田屋から少し南になりますが、十分歩いていけるところで近いです
この辺りの町並みは、京都に来たぞ!って感じさせてくれますねぇ…
こちらにも立て看板がありました
新しい世を見ること叶わず、道半ばにして倒れた人ではありますが、明治になってから位階を承ったそうです
学校で習うほどメジャーではありませんが、歴史のターニングポイントに関わり名前を残した、そんな商人ですね。
安養寺
さて、また古高俊太郎邸跡から、東、八坂神社を上り、円山公園を超えた先に、安養寺があります
忠臣蔵メンバーが打ち合わせ、所謂「円山会議」をやった所ですね
写真に見える、立て看板に寺について書かれてました
円山会議は忠臣蔵のシーンでも有名だそうが、看板では忠臣蔵については触れられてなかったです
こちらによると、資料など何も残されてないとのことなので、だからなのかなぁ…
安養寺の中でも、会議を行ったのは重阿弥という建物だそうですが、そこも今はないんですね
来迎院(含翠軒)
上記、安養寺からは八坂神社前から南に、バス一本。
泉涌通で下車だったかな
この含翠軒も、正確には泉涌寺に付属する来迎院にある茶屋の名前…でいいのかな?
この辺りは、歴史的風土特別保存地区とのことで…
バス停から降りたところでは、何も変哲のない普通の街ですが、山門を一度超えると、静謐さが漂う、別世界のようでした。
古くから天皇陛下と関わりのある寺院らしく、敷地内には宮内庁の事務所もありましたね?
こちらが、来迎院正門
作中では、含翠軒の名前だけが出てきたかな
堀部安兵衛ルートの、新発田の方でも寺社の名前は出してませんでしたかね
まぁ、宗教施設ですし…?具体名を出すのに遠慮したのかな
こちら、含翠軒を拝観料が必要です。たしか300円だったかな
お金はかかりますが…こういっちゃなんですが、小さな建物でした
11時頃でしたが、私以外に人はおらず、寺社の人も奥に引っ込んでいて、呼び鈴ならさにゃなりませんでした
あれなぁ、勝手に入られても気づかれないのでは?
なんだか、長閑なところでした
中には入れませんが、外から覗くことはできました
内装もほぼ一致していますが…
左のドアのようなところは、なんなんでしょうかね…
作中で、総理大臣うんぬんの説明があったかと思いますが、小泉総理ですね
当時、来訪された時の新聞記事の切り抜きがありました
含翠軒の隣の建物が、何処と無く新八ルートの背景画と似てましたが…
…まぁ、これは家屋の建築系統が同じで似てるだけかな
与兵衛写真館
主税と写真を撮った所ですね
wikipediaの日本写真史でも、前の方に名前が出てきてます
寺町通沿いにあったとのことです、正確な場所は調べても分かりませんでした
作中では、古高俊太郎を訪ねた跡に寄っていて、近くにあるような描写でしたけど、結構、場所が離れていますね
位置的に見ても、やはり作中だと、磯松には滞在してなさげだなぁ
アクセスについて
別に電車でも良いのですが、私は今回の探訪には市バス・京都バス一日乗車券を利用しました
駅から河原町三条、八坂神社から泉涌寺と
思ったより、市内の移動にバスが便利でした
グーグル・マップのルート検索にも対応してるし
バスが一回230円なので、3回乗れば500円の元が取れますね
まぁ、ここで紹介した所に行くだけなら、3回もバスに乗る必要なかったりするんですがね!
京都、観光するなら安価だし、なかなか良さげに思えました
まぁ、時間と天候が許すなら、レンタサイクルもいいですけどね?
以前、京都に来た時は、レンタサイクルを利用しました
歩けば何かしらの立て看板があるような、歴史ある街なんでなかなか楽しいです
まぁ、とりあえず観光に迷ったら、駅内の観光案内所にゴーしましょ
さすが、世界有数の観光地だけあって、外国語窓口なんかがあって出来るオーラが漂ってますんで
おまけ:NO MORE 痴漢!
京都府警によるアメコミ風痴漢防止ポスター
銭形のとっつぁんかよ!
コメント