- フェアバンクスへの帰還 2023年6月21日
- デッドホースにてヒッチハイク 2023年6月20日
- デットホース南の空き地 2023年6月19日
- Last Chance Wayside から 2023年6月18日
- Atigun Pass北の道路横 2023年6月17日
- ワイズマン北の空き地 2023年6月16日
- コールドフットから 2023年6月15日
- コールドフットにて 2023年6月14日
- 北極圏へ 2023年6月13日
- ベアー・ワンダフル・ランド 2023年6月12日
- ユーコンリバーという楽園 2023年6月11日
- ダルトンハイウェイへ 2023年6月10日
- Livengoodという無人の村 2023年6月9日
- ダル道、始めます! 2023年6月8日
- フェアバンクスにて食料買い出し 2023年6月7日
- フェアバンクス散策 2023年6月6日
- フェアバンクス散策 2023年6月5日
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フェアバンクスへの帰還 2023年6月21日
日付が変わったが車に揺られフェアバンクスへと向かう
頑張って眠らないようにしていたが疲れがでていつのまにか落ちてた
車が休憩のため止まったので降りると、旅行者同士で焚き火を組み雑談していた、なお真夜中である
フェアバンクスのウォルマートへと無事に到着して降ろしてもらった、リー夫妻には感謝である
あとは荷物を置かせて貰っていたマイクの家へ戻るだけ
久しぶりにチャウチャウと再開
排水口が壊れたとかでダクトテープを使ったアメリカ流の応急処置
新しく台湾人サイクリストのSimとブラジル人サイクリストのLuisが来ていた
車内で寝たりして回復して回復したつもりになっていたが、思っていたより疲れていたようで朝食とシャワーを浴びたあとは泥のように眠れた
デッドホースにてヒッチハイク 2023年6月20日
朝起きて泊めていただいたお礼をしようと思い、ホテルへ行ったのだが昨日の人は見つからずスタッフに会ってもそんなことあったんだ~みたいな
ちゃんとお礼を言えなかったのが心残りだけど、どうもありがとうございました
今日もヒッチハイクの続き
桃をもらったり
食べ物もらったりみんな優しい
南へ向かっていくサイクリストをお見送りしたりポツポツ、イベントはあるけど交通量は少ないよ
夕方頃になり今日もだめかな~とか思ってたら在米中国人のリー夫妻に拾ってもらった
何日も時間をかけて辿り着いたダルトンハイウェイをあっという間に戻っていく、車って速いなっていうあたり前のことを思った
デットホース南の空き地 2023年6月19日
夜中は雨が降っていたが朝方には回復している
デッドホースまでウイニングランだと出発
短い距離ですが今日もまた二人会いました、フランスからだそうでやっぱり南米へ
町が見えてくる、というか工場地帯が見えてくる
そして町中に入ると舗装路が終了すると同時にダルトンハイウェイも終了するのでした
町と言っても実質、工場地帯なので何処に行くかと言えば特になくとりあえずパブリックサービス的な空港へ向う
中に入ると別世界のように綺麗でビビる、自動販売機あるしさ
ついでにトイレで顔を久しぶりに洗わせてもらいましたよ
出口には注意書きがあって熊の国ですね
空港内にクリニックがあってなんでやろと思ってたけど、航空救急サービスってやつか〜、高いんだろうな
お次はBROOKS RANGE SUPPLYへ、何処か分からず少し迷ったけど
昨日のキャンパーたちの話によると、ここをゴールorスタートにするのがメッカらしくシールがペタペタ貼ってありますね
厳密には違うけどダルトンハイウェイ終点とあるので絵になる
シールを見てたら会った
お向かいはホテルなんですがコンテナを積み上げたような独特の雰囲気
ショップの中に入ってみるとここにもリヤカー組の日本人が
隣には最果てにあるコーヒーショップ
店の中ではデッドホース製のコーヒー豆が売られてました
ふらふらとガスステーションへ、石油基地だから安いというわけではない
北極海に繋がるプルードベイは石油会社の土地で行けないものの、行けるだけ行くか?と思ったが道路状況も悪く立ち入り禁止の看板が出てきたのサッサと戻る
車がよく行き混じってるのでダルトンハイウェイより悪いね、町中を舗装路にはしないのだろうか
Last Chance Wayside から 2023年6月18日
朝早く起きたので車を見てみるの
聞き慣れない車種なのでどこの車かと聞いたらイギリスだそうでエアコンもない、こちらは旧型
こちらは新型だそう、トヨタのランドクルーザーはすごい高いとか言ってたけどそうなの?
ワンちゃんも完備、女の子でマーシーちゃん
小さい車だけど、夫婦二人犬一匹と楽しそう
と見てたら貰った
更にフラフラしてると雪の気象観測機
こわい
Xudongくんは浄水器を買ったんだそうで25ドル、けどどのくらい濁った汚染された水に使えるものなんだろうか
コールドフット以北は綺麗な川に見えたけど、以南は濁ってたんだよな
お先に出発してもらって
目的地のデッドホースまで大してないので余裕だと昼過ぎに出発
してすぐにハンバーガーいただきました、昨日、水を貰った人らから
久しぶりの本物の肉がめちゃおいしいです
奥さんが車で付き添いながら、旦那さんは自転車で今回はアティガンパスまで走るんだとか、区切り遍路みたいな?
そして綺麗なアスファルト、デッドホース近くの道路はすごく良いとか聞いてたけどホンマやで
向かい風で普段なら文句たれてますが平地で舗装路というあって当たり前のものが戻って来たのでテンション上がりながら走る、無くなって初めて分かる大切さ、そう俺は今恋してる
しばしばプレハブ小屋をトラックが運んてるのを見かける
今日も3人のサイクリストにあって絶好調
ダルトンハイウェイを走るのが目的の人もいるけどアルゼンチンを目指すという人が多くシーズン真っ盛り
フェアバンクスのあとはホワイトホースに行くと大体言ってるので、また何処かで誰かと再会しそうだなと
朝は暖かったもののデッドホースに近づくほどに空気が寒くなっていき、雪もそこらにちらほらあるし池?も凍っている
デッドホースの近くはキャンプ禁止なんだそうで15kmほど離れた川沿いでキャンプ、空模様が怪しく小雨だったのが本降りになるのでした
Atigun Pass北の道路横 2023年6月17日
朝食は道路工事の人らからのお裾分け
ハムが特に美味しかったです
野菜をドレッシングなしにどう食べようかと思ったがハムの付け合せにそのままでもいいのね
24時間明るいけど丘があるのでときおり暗くなる、さて出発
と思ったら道路工事で15kmピックアップ
左の車はKawasakiだった、バイク以外にこんなん作ってるのか
ポールと犬のマックスに運んでもらう
フェアバンクスから道路工事のためにわざわざ来てて4ヶ月くらい住んでるのだとか
工事内容は道路拡張と嵩上げ
道路工事の横に小さな集落見たいなのを作ってそこで100人くらいで暮らしてるらしい
仕事中も愛犬と触れ合えるとか日本も見習って欲しい
そして下ろして貰って少し走るとまた自転車旅行者
アメリカ人だけどダルトンハイウェイの前は日本にて福岡から札幌まで2ヶ月くらい走ってたらしいです
来てる、来てるね、ダルトンハイウェイに日本ブームが
施設らしいきものがあったので敷地を使わせてもらう
フロント変速の調子が悪いんだよなとカシューナッツとチョコレートを食べながら調整
お菓子と水を貰った、ダルトンハイウェイを前にも走ったことがあるそうです
Last Chance Waysideに到着したところで中国人サイクリストのXudongが現れる
他にもキャンピングカーが二人いてアルゼンチンを目指すんだそうです
テキーラを晩酌にみんなで飲みつつ夕食を食べて本日は終了
ワイズマン北の空き地 2023年6月16日
昨日のテント設営時とは打って変わって天気が綺麗〜
ピーカンだけど川のそばだからか北に来てるからか涼しい、蚊も少ない
パイプライン関係の設備だと思うけど、たまにぐおーって音がなる中で寝た、人工的な音が珍しいダルトンハイウェイ
さて初めるか〜と進んでいくと重機が追い越して行く、何に使うんだろ
道路工事区間へ、昨日の雨でぐちゃぐちゃになってる未舗装路が綺麗にされてて走りやすい
って、ゴン…おまえだったのか…
コールドフット以南は泥色の汚い川の印象でこれ飲むんですか…?と言った感想だったがこの辺りは綺麗でむしろ美味しそうまである
というわけでダルトンハイウェイ北上ルートでのラスボス、アティガンパスへ到着
峠の前にはトイレとゴミ箱というセーブポイントまで用意されていて愛さえ感じる
ラスボスというか、今までのダルトンハイウェイ走行の最終テスト的な先生感があるよう思えてきた、愛ですよ、愛
で坂を登り終えたところでフェアバンクスで会ってたリヤカーで来てるアツシさんと再開、北極圏とかいう僻地っぽいところで2回も日本語で会話できるという偶然よ
これは来てる、来てるね、日本にダルトンブーム来てるよ
日本国旗とか味噌汁とかうまかっちゃんとか貰っちゃった、ありがてぇ
ワタルさんもアツシさんのことを知っていて、宜しくって言っといてと言われたので代わりに「よろしく!」って言っといた、なんでもインスタグラムで知り合ってるのだそうで私なんかSNS全然使えこなせてないね
最果てで乾杯出来たら面白いだろうと残してた最後のビール二本を二人で飲む、今日会ってなかったら私の胃袋に入ってただろうけど
そして少し上がってChandalar Shelf Airportへ行くと、ロードワークの人らからお昼ごはんお裾分けにバナナやらもうらう、あざっす!
仕事場所は何処なの?って聞いたらダルトンハイウェイ全部だよとか規模大きすぎませんか
元気を貰いながら、アディガンパスの頂上へ、雪景色
ここを越えると景色がまた綺麗なんだが風が強い!天気が一気に変わるとか聞いてたけどこれのことか〜、寒い寒い、けどえらい美しい場所
下ったところで北極圏サークルで水をくれた、ドイツ人旅行者らと再開、今、ブラウンベアがいたよ!とか怖い
風強く山間で暗く寒い中走って抜けた場所でキャンプ
何もない平原みたいな場所にステージは移ってここも素敵だね、24時間明るい白夜を楽しめそうだ
カットされたトマトや玉ねぎ、にんじんのあまりを貰っててどう食べたものかと思ったけど、塩っぱいスパム缶の付け合せには最適でした
コールドフットから 2023年6月15日
コールドフットでの朝
ヘリコプターがあるのだけどバシバシ飛んでる、遊覧飛行だろうか
一応キャンプ場…と思われるのだか設備がまったくなく、具体的にはトイレどうすんのよと仕方なくレストランのトイレへ行く…快く貸してくれた
トラック野郎で賑わってる
朝ごはんにカナダ人サイクリストから頂いていたブルーベリージャムをトルティーヤに包んで食べる
彼は少し食べたけど口に合わなかったからいらないと言ってたけど、私的には美味ですわ
シュガーレスらしくこっちの食べ物にしては甘さ控えめなのがむしろいい感じなんだけどな、それが合わなかったとか?
遭難してるんじゃないよね…?
約5ヶ月でユーコン川からプルードベイまで開通したんだそうでアメリカの工業力すげー
さて出発
コールドフットに着いたことで一仕事終えた感がありますが、まだ中間地点、半分なんだよな〜
の前にガソリン補給
クレカの差込口はあるものの、ここもユーコンリバーと同じ方式で中で清算するスタイル
相変わらず割と残ってたので34セントという微妙な額に渋い顔されたけど、とはいえ自転車旅行でガソリンボトル使ってる人は少額になるはずだし皆さまどうされてるんですか
あと昨日は遅かったので行ってなかったビジターセンターへ、僻地にあるのにめちゃくちゃ豪華
ちょうどワタルさんの話をスタッフがしていて自分も日本人で自転車で走ってると言ったら驚かれた、あの〜もうひとり来ます
少し走ってMarion Creek Campgroundで8L積んでから残り約400km行きますか
トイレ休憩
景色綺麗だなーとか思いながら走ってると
雪、というかみぞれが天気が急変して降ってきた、山の天気ですな
この先も天気が悪そうだなともう少し進むつもりだったけども雨が止んだタイミングでテント設営、びしょ濡れになって寒い
夕飯を作って寝る頃には空が晴れてて山の天気ですな
コールドフットにて 2023年6月14日
朝起きると雨が降っていて朝食は食べたものの寒いなとシュラフに逃げ込み二度寝
昼頃に二回目の起床を果たし空を仰げば晴れていたので、さて出発しますか
ウォータータンクの水を抜けていたという事件が発生したため今日のタスクはそこら辺のキャンピングカーを捕まえて水をいただくことから
ドイツからご家族でご旅行に来られてる方で水だけでなく、オレンジジュースやチョコバー、それに青汁を貰う…海外にもあるんだ…
水があれば生きてはいけるけど、こういう嗜好品があれば生活が潤うんすよ!ありがとうございます!
衛星通信でインターネットもあるけどWi-Fi使う〜?とか話をしてると後ろから、お遍路白衣を着た人が来るじゃありませんか!ここアラスカのダルトンハイウェイやで!
こりゃ日本人だなーと声をかけるとマラソンしてずーっと下って行くらしいです
NHKで放映もされるらしく、日本いたら見るだがな〜
すごいスポンサー、アメリカのあとはユーラシア大陸やアフリカも計画してると言ってました
表には四国八十八ヶ所書いてあってなんでお遍路姿なんやろと思ったのですが撮影班?が一人付いていて、そこそこ忙しいそうな雰囲気で聞けなかったけどたしかに同行ふたりだなーって
それでも質門にいろいろ答えて下さってワタルさん親切な方でした
長いダルトンハイウェイでタイミング良く会えたなーと思いますね、道路上だとトラックが土煙を上げて走ってて会話にあまり向いてないし
というわけで出発、トラブル続きから一転、幸運は続くもので自転車積んでる車あるなーと気になってたらこの先に道路で停まって
ペプシを貰いました
なんでもブルードベイに奥さんが2日後、飛行機で来るんだぞうで、車を引き継いでもらってそこらか自転車でメキシコまで向うそうです、う〜ん旅行のシーズンだわ
結構、年配に見えるけどそれでも自転車旅行してる元気な欧米の方ら多いよな〜
この先での再開を約束
景色は綺麗
コールドフットへ到着
ダルトンハイウェイ上の数少ない村にして、人が常駐してて店があるトラック野郎たちの休憩所
区分的には村だけどビジターセンターの豪華さ以外はユーコンリバーとあんま変わらんかな
私の自転車だってロングホールトラッカーだからトラック野郎やで
無料のキャンプ場があるとのことだけど、何処や?と探しそれっぽいエリアは降った雨で地面がズボズボ、こんなんテント張れんぞと外れの遊歩道っぽいところに張る
ここもすごいステッカー、さつき会ったワタルさんのシールも見てたら有った
The コールドフット
24時間明るいものだから昼頃出発する生活習慣になっていて、今日の到着時間は22時頃だが明るいものの実際、足が冷たい
北極圏へ 2023年6月13日
クマ襲
来
から一夜明け何事もなかった朝
野宿してて今までも何かとあったけど、熊が枕元に立ってるというのは初めての体験である、枕元といってもテント頭側から自転車4台分くらいの距離だけど
アラスカではクマに注意しろとあちこちに書いてあるし口酸っぱく言われるがホンマに熊の国なんやな〜
まだ起きてて運良く物音に気づけたから良かったけどDEAD ENDの可能性もあったんじゃね
今後の戒めしにするため、今回のことはクマさまみてる、クマみて騒動と名付けよう
冷た〜いお水を補給してダルトン走行頑張りますか
また会ったね
そしてフランス人&スイス人のおじいちゃんサイクリストズとも3回目の再開、この先の道路情報をいただく、感謝感謝
ホワイトホースへこのあと向かうらしく、進路同じだからまた会うかもね〜とか言ってた
坂
坂
未舗装路、適当に道路写真撮ってたらこんなんばかりである
そしてフィンガーマウンテンで休憩、見晴らしの良い展望台
ワンちゃんがお行儀よくお座りしててかわいい
おっちゃんにおっちゃんに大丈夫か!?水足りてるか!?と聞かれた、しばしばあるのだけど、基本的に不足せず大丈夫なよう計算して旅行してる訳で、けどジュースやお菓子といった嗜好品で食事は豪華になれば嬉しい訳で、こういうとき図々しく言ってもいいのかなとオーストラリアのときからの悩み
とりあえず大丈夫よ返して少しお話した
今日も坂はあるが調子良く進む、一日休んで体調もそうだけど地味に尻も痛かったので体調も回復して
そして北極圏へ突入したところで今日は終了
看板の裏を見るとすげーシール
さてテント張るかと荷物を下ろすと朝に補水したはずのウォータータンクが空に
…蓋がとれてるー!?
取れた蓋は幸い、荷物に引っかかってるのもののさてはて
そら重荷であるはずの水がないんだから調子が良いはずだわと思ったのでした
ベアー・ワンダフル・ランド 2023年6月12日
停滞日、体調悪いときに次のキャンプサイトで一日休んでやると心に決めてたものの割と回復してきたがそれはそれとして休む、食料積みすぎちゃったかもという調整感もある
朝水たまりを見ると霜が張ってる、冷えるな〜
ユーコンリバー越えたあたりから寒くってるような?
そして夜11時過ぎ、今日も実に有意義な一日を過ごせた事を噛み締めながら就寝しようとしてるガサゴソ物音が
街中だったら誰彼自転車にイタズラしちゃるんかいと考える訳ですが場所があれなんで何だろうなぁとテントから外を見るとあらあらクマさんがおいでませですわ〜
ある日〜森の中〜クマさんに〜出会った〜
(…ギエピー!)
熊をクマと可愛らしく修飾しても現実が変わるわけではなく、アウトオブ眼中の反対なのだ
社会人時代に鍛え上げた怨念の籠もった咳払いで牽制するとひとまず逃げてくれたのでハンドルに付けてたベアースプレーをひったくり、遠巻きにまだ見つめてくる黒熊を見つめ返す
ドキがムネムネこれは恋の予感?なんてこともなく両手をバッと広げ身体を大きく見せつけ咳払いをジャブにフックにと叩き込む、熊対策のマニュアルにたしかそんなことが書いてあったんだな〜
ビシバシと叩き込んでいくと後退りしていくブラック・ベアー、効いてる効いてる、ありがとう日本ストレス生活の日々よ
そうやってしばらく追いかけ回していると茂みの中へ消えていきましたとさ
勝った!アラスカ編完結!!俺はまだ登りはじめたばかりだからよ…この長いダルトンハイウェイ坂をよ…
良い子みんなはだるとんはいうぇいを走るときはテント、調理場、食料保管場をきっちり分けるんだぞ、お兄さんとの約束だぞ
ユーコンリバーという楽園 2023年6月11日
朝、というかもう昼頃なのだけど外を見たら自転車乗りが!
話しかけて見たらイギリスから来たのだとか
ライトパッキング
暑そうだな〜と聞いてみると蚊に刺される方が嫌なのだとか
このあと南米アルゼンチンへ飛んでまた何処か走るらしいです変態ですね
余った食料を貰う、
私みたいにこんくらいが一日分やろ!みたいどんぶり勘定ではなく、ちゃんと小分けしていてカロリーちゃんとあるとか言ってました、そういやギブリバーロードであったUKサイクリストもこんなんしてたな
水も積んでなさそうでどうしてるか聞いたらボトル2本持ってて川の水飲んでるそうです、まじかー
浄水器やタブレット持ってるサイクリストには何度か会ってきましたがそれをフル活用してる人には始めてあった
川臭さや薬臭さがあるとか評判宜しくないし、汚い水とかマジこれ飲むの?みたいな気持ちがあるのでニュージーランドの綺麗な川の水くらいっすね、今まで飲んだことあるの
そして昼頃、晴れて今日も暑くなり出発
ユーコンリバーまでそう遠くはないのだけど降りては登って
未舗装路を走って
これがあの有名なユーコン川か〜でけーと眺めながら
到着
この場所から近く、ビーバーという村(インフォメーションではコミュニティと呼んでいた)は日本人が開拓したと聞いたので質問して見たところ、このあたりに日本人が住んでいたとは聞いた事あるけど歴史についてはよくわからんね、みたいな答え
そして観光客が続々と来ててシーズンですね
暑い〜とか言ってたが寒風がビュービュー吹いていて
僻地のトイレに手洗いはないのだけど、代わりに置いてある消毒剤
お次はユーコンリバーキャンプへ
二段構えのドアが何故かワクワクする、寒冷地ですね
秘密基地っぽい
メニューを見てみたもののハンバーガーが19ドルと日本円換算2500円超えてるので退散、サーモンバーガーとやらには興味が湧いたけどそんな予算はないんだな〜
Wi-Fi(衛星通信?)もあったけど有料
バナナやリンゴ、チョコバーみたいや軽いスナックは写真中央のカゴにあった気はするけど、缶詰見たいな腹にたまる保存食はホンマにないんだな、オーストラリアのときはもうちょい品揃え良かったで
記念品の衣服はぎょーさんありますけど食べられへん
ガソリンの補充をば
シールペタペタで趣がありますね〜
といってもあんまり使ってないのだけど
なんというかこう、僻地の珍しいガソスタを使うという経験や思い出が欲しかったといいますかね
仕組みが変わってて
- 店にクレジットカードを預ける
- ガソリンを入れる、この際に給油口を持ち上げてレバーをガチャとしないと出ない
- 給油機に表示される清算額をスマホで撮影する
- 店に戻って画面を見せてクレカ決済してもらう
というアナログにしてケータイがないと駄目という面白い仕様
価格は25セントちょいで苦笑いされて現金ない?と聞かれましたが非常用の50ドル札束しか持ってないので、Sorryといったら気にすんなと雰囲気の良いおばちゃんでした
そしてFive Mileキャンプ場へ
地図を見るとユーコン川のすぐ近く!みたい雰囲気を醸し出してるけど約7キロで別に近くなよね、自転車的に、微妙な登りで未舗装路だし
しかし湧き水?が冷たくてめちゃくちゃ美味いです、ぬるいけど酒より美味いと思ったは初めてだね
ダルトンハイウェイへ 2023年6月10日
起きると暑い、目的地であるブルードベイは0度くらいと米国政府天気予報サイトで出てたが、フェアバンクス近くのこの場所は暑いというのをピーカンの空を見つめながら体感している
テント内にいると汗をかくくらいで、けど吹風は冷たいんだよな
なお奥にある青い物体はトイレだったもの
今日も坂へ向かう、そしてダルトンへ入る、それすなわち未舗装路が始まるということ
ダルトンハイウェイの看板があったので記念撮影
そして分かってたけど坂に未舗装路がプラスされて難易度上昇、嫌〜んマイっちんぐ
記念撮影を所望されて頑張ってと応援された
最初こそ透き通るような青空にあちーあちーと文句をたれてたが、しばらくすると曇り始める、そして進行方向には曇りがち、神様もたまにはやるじゃん
こういう工事現場で日本メーカーを見るとがんばえー!と応援したくなる
日立製重機がありました
こうならんように気をつけるのじや
不気味な木だな〜とちょくちょくあるこれはなんなのん?
しばらく走ると道路工事で整地中のエリアへ突入
雨とかではなく水でドロドロにしたあとロードローラーみたいなので平らに均すのだ、未舗装路だからといってほっぽかれてるわけではないのだな、日本だと舗装されてるのが普通なのであまり見ない光景よな
つまり我が自転車もドロドロです、整地してくれるのは助かるのだけどタイミングが〜
濡れ濡れダルトンちゃんを作り出す水源は川です、犯人はお前だ
景色は綺麗、道はつらい
5時間くらい走ったところで30km程しか進んでおらず、もうゴールしてもいいよね?となったが明日はユーコンリバーを射程圏内へ入れて楽にたどり着きたかったので、もう少し頑張る
祈りが通じたのか舗装路に、そして天気も悪化
Verry big gravel pit next to Dalton Hwy at MP 39へ到着したが実際見るといまいちだったので入口脇の舗装路で野宿
遠くに雨雲が見えてやべー雰囲気だったのがテント設営中に振り始めて、ギリギリ本降り前に中へ避難できた
夕食は味噌ラーメン、ソーセージ
ダルさはまだあるけど回復はしてきてる
Livengoodという無人の村 2023年6月9日
レストエリアにて起床
昨日の疲れを引きずっていて食欲が湧かない、あまり宜しくないな〜と思いながら食パンを無理やり詰め込んで出発、今日も坂の上り下りが続く
誤算だったのが思ったより暑いこと、坂登ってるというのもあるだろうけどアンカレッジからフェアバンクスまで寒くて冬靴で走っていたのにここに来て暑い
といっても日差しの下にいると暑くて、日陰にいると肌寒いなんとも体温調節が難しい具合で休憩中
川汚いけど飲めるのかな〜
まだエリオットハイウェイです
ラベンダーかしら綺麗ね、ウフフフと現実逃避
エリオットハイウェイはまだそこそこ人家があるんだな〜とか思いつつダルトンハイウェイとの分岐点へ
Livengoodて何あるの?って思いながら野宿場所を探して良さそうなところを見つけたので本日終了
体調はいまいちで食欲不振が続いているので今日は上手いものをとウォールマートで買ってきていた日本食こと札幌一番塩ラーメンと卵焼きを美味しいけどやや強引に食べるのであった
ダル道、始めます! 2023年6月8日
出発の日
今日もマイクにぎょうさんの朝食を作ってもらい、ついでとばかりタッパーにも入れてもらう
フェアバンクス行きのボードも作って
昨日の晩酌のビール缶も処分して
荷物を積んで
なんやかんや再点検してたら昼過ぎになってました…24時間明るいから大丈夫だ問題ない
マイクもお出かけしてしまって一人になったがそれではパンツァー・フォー!
まずはエリオットハイウェイへ向かうけど、既にアップダウンが続く
道中にパイプラインがあって、これがあの有名な〜
ちょっと寄り道して観光、これがアラスカを縦断して続いてるんだからすごい、日本製というのも日本人として誇らしい気持ちにさせてくれる
アラスカの税収の8割が石油関係らしいよ?
石油が出てなかったらアラスカ州は財政破綻してるとかなんとか
ま、日本だって海底ケーブルとか気にしてないだけで繋がってるすごいインフラはあるのかもだけど
そしてFoxという町のからダルトンハイウェイ…の前座であるエリオットハイウェイに繋がるのですが既に疲れた
エリオットハイウェイに入ったばかりだと人はまだ住んでるのね
そしてまだ舗装路ではあるものの続く上り下り、しんどー
体力が底を尽きてもう無理…となってきたところにてトイレ付きの休憩所が何kmか先にあるとのことで今日はそこをゴールに決めてもうひと頑張り、けどその最後の一押しの坂がボロボロで全然進まず
ほうぼうの体にてWickersham Trailhead parking Alaskaへ到着
楽しい夕食タイムのはずだがスタミナを使い過ぎてて食欲も湧かずテントをとりあえず張った後は一休みする、とはいえ何も食べないのは回復的によろしくないのでマイクからいただいたお土産を無理やり口に押し込む、こういうときに弁当はありがてえ、ありがとうマイク
フェアバンクスにて食料買い出し 2023年6月7日
今日もキャンピングカーで起床
朝食は食パンを切り抜いて目玉焼き
彼らは今日、出発なのでお見送り
私はまたフェアバンクス市内へ
U of Aって何だと思ってたがアラスカ大学のことか
線路は続くよアンカレッジまで〜
欧米ではこういうチャイルドシートが人気っぽいです
アラスカといえばサーモンですよね、生で食べれる?
寿司はあったけど日本とは違う何か、キャリフォルニアロールはあった
目的のものが見つからなかったので結局、ダウンタウン方向へ
ガソリンを補給、昨日忘れてた
デカいワンコかわいい
ついでとばかりにアウトドアショップや自転車屋を回る
ハワイは日本人観光客様向けの店ばかりだし、アンカレッジはほぼスルーしたのでそういや始めて
アメリカ流ビル解体、道路まで止めてやるんか
お次はREIへ
えらいデカくてビックリする
自転車も売ってるいるし、なかなか面白い、ウィンドウショッピングだけど
このあとホームセンターのLowesに行き、目的のピカジリン防虫剤を買う、セールで安かった
デカくて迷子になりそう、目的のものを探すにもえらい時間がかかった
アメリカではよく鍵コピーの機会を見かける、簡単にできてセキュリティ的に大丈夫なの?とか思ったが人間を挟んでもそう変わらんか
帰りに見た家、天井に骸骨がいてこっちの人はそういうの好きね
フェアバンクス散策 2023年6月6日
今日は一人でビジターセンターへ
道中にボタニックガーデンがあったので寄り道
歩いていくとアラスカ大学へ出た、高台にあって景色が良い、デナリ国立公園も見えるよと近くの人が教えてくれた
更に進むと博物館があったので入ってみる
第二次世界大戦中の日系人捕虜についての区画もあってビックリ
大学敷地内にある立派な博物館だった
観測ミサイルの展示
大学の駐輪場見てるとラックだけでなく鍵付きのボックスもあってセキュリティたけーなー
その後、本来の目的を思い出してビジターセンターへ向かっていると日本国旗をたなびかせたリアカーが
話しかけてみると、これでダルトンハイウェイを歩くだとかいうアツシくん、頑張って欲しい
海外旅行しやすくなってきたし、今年は特にそういう人が多いだろうし何処かで会いそうだなと思ってたがまさか徒歩組が最初とはな〜
そしてフェアバンクスのビジターセンターへ到着、ミュージアムも兼ねてて立派です
ダルトンハイウェイに関する冊子を三冊貰う、そういえば中国人の彼が泊まってるところだとフランス人サイクリストがブルードベイ発で走行中らしいです
そしてウォールマートで買い出し
マイク宅で夕食
郊外にあるので行って戻って来るだけで40Km以上走ることになるのだけど信号機も少なくスイスイ進むから気持ちいいんだよな
フェアバンクス散策 2023年6月5日
マイクのお宅で起床
フランス人が夜中、蚊が多くて眠れない!と言って組み立ててたモンベルのルナテント
MSRハバハバも使ったらしいけどこっちの方が完璧だと褒めてました、個人的には2ドアだったらな〜と思う所存
3バッグのライトパッキングなのに枕にはこだわりがあった
ガスストーブを使ってた、コストはかかるけどガソリンはあまり好きじゃないらしいです
たしかに汚れるし、室内で使うのは危険だしね
マイク宅の壁に貼ってて今までも日本人を5人くらい泊めたとか
自転車旅行者のためにキャンピングカーを買って敷地内で貸出してるんだからアメリカ人はやることが大きいよ〜
自転車を掃除して、変速の調子が悪いから調整
午後はマイクたちにダウンタウンへ連れて行ってもらう
ユーコンクエストとか言うフェアバンクスーホワイトホースを走る有名な犬ぞりレースがあるんだそうで、そのミュージアム?
これで2月のアラスカを犬たちと走るって言うね
1600kmの距離を、北米はでけーなー
アンティークショップへフランス人が入って行くと車のナンバープレートを買っていた、自転車へ使うと言ってて?だったけど荷台の上に載せてた、12$くらいだったかな
そういやアメリカのナンバープレートってファッションとしてよく流通してるよな
その後もダウンタウンをぶらぶらするが小さいエリアです
アウトドアショップへ、これもフランス人が持っていた装備の1つを見つける
夜、テントの側にセットして動物撮影するのが楽しいらしいです
マイクとの待ち合わせ時間まで暇を持て余しビジターセンターでも行くかと向かっていると、公園で酒盛りしてる集団が
彼らがネイティブアメリカンなの?とカナダ人に聞いてみると向かっていて酒盛りに巻き込まれることに
よく見ると40%のウイスキーをラッパ飲みして大麻キメてデロンデロンになってますね、ほとんどの人
聞いてみるとアサバスカ族だそうでお前と同じモンゴロイドだと言ってました、ホントに顔の作りがそうなんだなーとびっくりしましたね
私一人だったら関わることない、というかドンチャン大騒ぎしてて治安悪そうだから関わりたくないと思うのですけど良い経験させていただきましたわ、話してみると意外とフレンドリーでした
夜にマイク宅で使ったグラス、B-52
中身はファイアーボールというアメリカのウイスキーだったのだけどめちゃ甘い…米国なんでも砂糖入れるのか…?
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