【Windows10】CPU熱暴走による突然のシャットダウンを解決する方法【ノートパソコン Panasonic Let’snote CF-S10の場合】

パソコンの電源がしばしば突然落ちることがあります

原因としてパソコン本体が熱く、CPUの熱暴走が怪しかったので調査してみました

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HWMonitorでノートパソコン本体とCPUの温度を調べる

パソコンには温度計が内蔵されているパーツがありソフトウェアから調べることができます

温度を表示してくれるソフトウェアはいくつもありますが、僕はHWMonitorをインストールして使いました

ダウンロードサイトはこちら>HWMONITOR | Softwares | CPUID

HWMonitorが示す温度を見るとノートパソコン本体は88℃、CPUは94度も発熱していました

【Windows10】CPU熱暴走による突然のシャットダウンを解決する方法【ノートパソコン Panasonic Let’snote CF-S10の場合】

スクリーンショットは撮れましたが、この後すぐにパソコンの電源が突然落ちました(強制シャットダウン)

CPUの熱暴走が原因の可能性はやはり高そうです、PCパーツを熱から守るためにも電源が落ちてるんでしょうかね

ノートパソコン本体を触ってても発熱しすぎてるように感じます

電源が落ちたあと自動でリブート(再起動)をはじめましたが、まだ本体が熱すぎるからかOSのWindows10が立ち上がる前にまた強制シャットダウンされリブートという悪循環が始まってしまいました

私が現在、滞在してるインドは40度近い気温があります

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開発途上国ということでエアコンも高級だから滞在してる宿には扇風機しかありません

そんな環境の中でノートパソコンを起動させてれば熱暴走して突然電源が落ちるのはで仕方がないようにも思えます、下手すれば発熱で内部部品にダメージが出て壊れる可能性もありますし

とはいえ、それでもノートパソコンは使いたかったので熱暴走しないよう発熱量をなんとか下げるため、CPUクロック数を抑える設定に変更してみました

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CPUをクロックダウンして発熱量を下げる(100%中の70%編)

Windows10のタスクマネージャー、パフォーマンスからCPUクロックを見てると高いクロック数で推移していました

それだけCPUが仕事しているということですが、発熱もそれだけしてるということなので熱暴走する温度になっている原因の一つでしょう

ということでCPUをクロックダウンしてみることにしました

CPUをクロックダウンする方法はWindows10の設定から

「電源とスリープ」>電源の追加設定>プラン設定の変更>詳細な電源設定の変更>電源プラン

を開きます

更に開いたタブの中から

「プロセッサの電源管理」を選び

  1. 「最初のプロセッサの状態」の数値を小さく
  2. 「システムの冷却ポリシー」をアクティブに
  3. 「最大プロセッサの状態」数値を小さく

設定すれば出来ました

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そうすることでCPUクロックを使用量が低いときは小さいクロック数で、使用量が高いときも大きなクロック数にならないよう作動します

パソコンの動作・処理は遅くなりますが、これで代わりに発熱量を抑えることが出来ます

とりあえず設定を

  1. 「最初のプロセッサの状態」を10%
  2. 「システムの冷却ポリシー」をアクティブ
  3. 「最大プロセッサの状態」を70%

にして、しばらく動かしてからHWMonitorでTemperaturesを確認してみました

CPUを100%で走らせてたときと比べて発熱温度を94℃>79℃とだいぶ抑えられていました

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しかし、しばらく使ってると強制シャットダウンがまた再発しましたので、この後、更に本体温度が上がったのかもしれません(スクリーンショットは撮ってませんけども)

CPU熱暴走によるシャットダウンは80℃を越えると危険、90℃を越えてると高い確率で起きるみたいです(CPUの熱耐性によるところなど一概には言えないと思うので参考までに)

CPUクロック数がまだ高いようなので、CPUクロック上限を更に下げて発熱を抑えるよう設定変更してみます

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「最大プロセッサの状態」を50%にしたら強制シャットダウンが再発しなくなった

「電源プラン」から設定を変更して今度は

  1. 「最初のプロセッサの状態」を10%
  2. 「システムの冷却ポリシー」をアクティブ
  3. 「最大プロセッサの状態」を50%

にして「最大プロセッサの状態」を本来発揮されるだろうCPU性能の半分まで下げました

私が使ってるノートパソコン、「パナソニック レッツノート CF S10」に搭載されてるCPU、「Intel Core i5 2540M」の動作周波数は2.50GHzまでクロックを上げられるます(瞬間的にならターボブーストで最大3.20GHzまで上げられる)

しかし、この設定をすることでCPUクロックを1.20Ghzまでに制限が出来るようになりました

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ノートパソコン本体の温度は79℃、CPU温度も79℃まで上がりました

しかし、これ以上は温度上昇しないらしく、しばらくノートパソコンを使っていてもシャットダウンすることはなくなりました

CPUクロック数は800Mhz~1200Mhz辺りで、消費電力数は4W~10W辺りで動作しています

最初の設定変更前は800Mhz~3300Mhz、4W~31Wが動作範囲だったので発熱量を抑えられています

CPUパワーはだいぶ落ちてますが、Googleドキュメントでブログの下書きするくらいなら大きな問題はないですね(今も1200Mhzに制限した状態で執筆しています)

ところで、新しいLet’snoteですとCPUパワーは古いCF-S10と比べてそう大きく上がってはいないようなのですけど、消費電力量とCPUクロックは下がってるみたいですね

新しいノートパソコンなら暑い地域で使うときにCPU熱暴走とそれによる突発的なシャットダウンをそう気にしなくてもいいのかな、だとしたら羨ましいな~

皆様もパソコンが突然シャットダウンするときはCPU熱暴走を疑われて、CPUクロック数を下げられてみてはいかがでしょうか(特に暑い場所)

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