エルサルバドル自転車旅行のまとめ・走行記録

◎滞在期間:2024年8月16日-2024年8月31日

◎日数:16日間

グアテマラ国境からずっとトラックなど車が渋滞していたが路肩を通り抜けて素通りできた

出入国管理所前の橋で荷物検査をしていたが車のみで自転車は素通りさせられた

入国手続する場所も車両とは別らしく、小さな小屋の前に立っていた係官へパスポートを渡してあっさり終了

新しい大きく立派な橋が建設中で完成すれば、この混雑が改善されるらしい

米ドルへの両替商はグアテマラ側でだけ声をかけられた、探せばエルサルバドル側にもいるとは思うが

中米4カ国ビザとは別に180日間滞在可能なエルサルバドルビザが発行されてスタンプを押された

出国方法:El Amatillo,エルサルバドル(to El Amatillo,ホンジュラス)

荷物チェックも渋滞もなくあっさり終了

退去時にスタンプはなかったが紙を貰って橋を渡るときスタッフに渡した

両替商がいて二人にレートを聞いたがどちらも同じレート

こっちの方がホンジュラス側にいる両替商よりレートが良い!とか言ってたが

  • エルサルバドル両替商:1米ドル=23レンピラ
  • ホンジュラス両替商:1米ドル=24レンピラ

と、1レンピラ手数料を多く取っていてホンジュラス側の方が良かった

嘘というかレートチェックしてるわけでもなく適当なこと言ってるんだろう

なおこのボーダーは出入する場所が離れているので注意

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国の基本情報

言語・言葉・文字

スペイン語

宗教

キリスト教

通貨・為替レート

米ドル・ビットコイン

今まで通った国で米ドルを採用している国(カンボジア、東ティモール、ベリーズ)は米ドルを使っていても、自国通貨も発行され併用していたがエルサルバドルは全て米ドル、つまりセントも使われている

あと何故か米国本土でほぼ見ることがなかった1米ドルコインが紙幣の代わりに主に流通している(一回だけ1ドル紙幣でお釣り貰った)

エルサルバドルの経済力的に1ドル辺りの使用が多いので、頑丈な硬貨の方が適してるのかなと

調べると1ドルコインは現行通貨で米国内でも自動販売機などで使われてるらしいけど、主にエルサルバドルのためにコイン作ってたりします?(なおアメリカ通過時に一枚だけ財布に1ドルコインがいつの間にか紛れ込んでた)

ビットコインを公式通貨とした世界で初めての国として話題になったことがあるが、スーパーなどで「ビットコイン使えます」の文字はあるもののエルサルバドル人にビットコインを持っているか質問しても、誰も持っていなかったので普及してない様子

時差・タイムゾーン・時間

なし

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旅行情報について

食事・飲料水

ププサ

分厚いトルティーヤにフリホーレス、チーズなどを中に入れて焼いて、それに漬物みたいなものを乗せて、トマトソースをぶっかけて食べるエルサルバドル料理

ププセリアという、この国以外では聞く機会が少なそうな名前の店があちこちにある、メキシコのタコス屋タケリアみたいだね

味はストリートフードで食べるとあんまり美味しくない、ちゃんとしたレストランで食べると美味

ミスタードーナツ

首都エルサルバドルのあちこちに店舗がある

味は日本のほうがやっぱり好みだけど、ドーナツだけでなくエルサルバドル料理を売ってたりするのが面白い

トイレ事情・衛生面

意外と綺麗だった印象がある

グアテマラで謎にあったガソリンスタンドのシャワーはあまり見ない

物価・価格

ププセリアで食べると2枚1ドル、とかジュース付いて2枚で3ドルとかだった

肉がついたセットを注文すると5ドルくらいかな

ビールは500mlで1.50ドルくらい

日本と比べるならあまり安くはないな

治安

首都サンサルバドルのセントロ付近は雰囲気があまりよろしくなかったけど、ほかは特に問題は感じなかった

グアテマラ人もエルサルバドル人もエルサルバドルは平和だという

今の大統領に代わってマフィアを刑務所に入れたから安全だと、ビットコインの件もそうだけど現大統領はやり手だなと思う

宿泊事情(野宿・ホテルなど)

メキシコ、グアテマラとお世話になったガソリンスタンドで、キャンプできないか訪ねても断られる印象

夜間駐車する人に駐車場代を請求する場所もあるらしく、私も3ドル請求されたがなんやかんや取られなかった

インターネット事情(Free Wi-Fi・SIMカード・回線速度など)

Free Wi-Fiは相変わらず少ない

Despensa Familiar:電話番号認証が必要

マクドナルド:数が少ない、というか私が通過した街であったのは首都サンサルバドルとサンミゲルだけでは

この国で一番見かけたスーパー「Súper Selectos」はWi-Fiがない

たまに謎のWi-Fiは飛んではいた

特徴・見どころ

風景(自然・動物・犬・植物・天気・気候など通過地域で体感した印象)

La Libertad辺りの海は綺麗だったかな、サーファーに有名な土地らしい

道路から見えたVolcán de San Vicenteが美しかった

地元のサイクリストに聞くと幹線道路から外れれば美しいところもいろいろあるらしい、未舗装路だろうけど

ラ・リベルタードまでの低地がめちゃくそ暑くて体調が少し悪くなるくらいだった(アンティグア降りてから)

低地だからというだけでなく、海にも原因があると言ってる人がいた

首都サンサルバドルへ行くと標高が上がって多少マシになった、そしてサン・ミゲルはまた暑いぞと話す

観光(印象に残った場所・見たもの)

National Palace of El Salvador、グアテマラシティと違って無料で見れた
National Library of El Salvador、大きな中国国旗が図書館の前にある、そして日本の漫画やゲームなどが充実しているし屋上からはセントロの眺めが良い

お国柄・人柄など

親切な人が多い

ほぼ何かを貰ってたと思う、食べ物とか、ジュースとか

日本文化(アニメ・漫画・日本食など)

漫画、アニメを扱ってる店を何度が見たので、この国でも人気なようす

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自転車・ツーリングについて

道路(舗装状況・交通事情・交通マナー・走行ルートなど)

広い路肩が設けれていて車道と路肩の間には段差がある

こっちの車は路肩を車道の一部みたいにはみ出して運転してることも多く、それの予防になっているので助かる反面、自転車としても何かあったとき車線変更しづらい

国境からラ・リベルタードを経由して首都サンサルバドルまでの道路に問題はなし、付け加えるならめちゃ暑かったし坂はある

サンサルバドルでは、大きな街の交通事情は悪いのは当たり前として、側溝の蓋がないことが多く深い落とし穴がいくつもあるので危険、端っこを走る自転車乗りはよく注意しないといけない

サンサルバドルからサン・ミゲルの間の道路はアスファルトだけど舗装状態が悪く、抉れてかなり凸凹しているところがあったり補修している場所もあるけどメンテナンスが追いついてない印象

車道部分でそれなので路肩部分は更に酷く、砂で埋もれていたり、路駐や土砂崩れで塞がれてたりする

交通状況も荒っぽい運転の車が多く、特にトラックやバスの大型車両はギリギリを攻めてきて身の危険を感じるようなのも多かった

広い路肩はあるけど、車道がその分、割りを食ってか狭く車線幅いっぱいを使って運転してるように見えたので向こうとしてはこっちくんな路肩走れって思ってるのかもしれんけど、路肩が酷くて走れないときがしばしばある

下り坂にて固める前のアスファルトみたいな砂利っぽい道にいきなり変わって一度、すっ転んだこともあって印象がすこぶる悪い、そのとき車に惹かれないのは幸運だった

La Libertadの辺りでは海外にしては珍しく幹線道路にトンネルがいくつもある、内部に照明はなく削った岩肌がそのまま見えるので日本のトンネルはやっぱレベル高いな

自転車屋

首都サンサルバドルでは大きな自転車屋、綺麗な自転車屋があった

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大きなトラブル

◎人

なし
◎自転車

なし

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その他(付記しておきたいことがあれば)

なし

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まとめ感想

滞在期間の割には走行日数が短かったエルサルバドル、それは人々が優しかったからなのです!

ただ自転車で走行するという点では特別楽しい国ではないと思う

自転車旅行者から無視されがちな中米諸国だが、その理由も薄々分かってきた。

だが通らなきゃ南米に辿り着けないというのもあるが、エルサルバドルに来て良かったとは思ってはいる

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