サ?ザエ?さん、サザエさん、サザエさ?んは愉快だ?なぁ?
というわけで、日本国民なら一度は聞いたことがあるだろう、このフレーズ
まさに国民的人気アニメキャラクターとして有名な彼女ですが、なんたって他のキャラクターたちらとは年季が違います
クレヨンしんちゃんや名探偵コナンなぞというのは、それこそ私が若いころにTVアニメが始まったシリーズでありますし、こちら葛飾区亀有公園前派出所は元より、ドラえもんなどよりも前も前、なんと敗戦の翌年、1946年の頃からのキャラクターであるのですから
他にも日曜日、月曜から始まる仕事や学校生活に大しての憂鬱さをサザエさん症候群と呼んだりするくらい浸透しており意味が通じますし、作者の長谷川町子先生は漫画の神様とまで呼ばれる、手塚治虫先生も頂いてない、国民栄誉賞を受賞されてるくらいえらい有名な人です(というかこのことを最近知った)
というわけで、テレビでもたびたび取り上げられている、サザエさんの街として有名で、作者の長谷川町子氏が作った長谷川町子美術館がある桜新町に行ってまいりました
桜新町駅の中からサザエさんがお出迎え
桜新町は渋谷から、東急田園都市線で10分ほどの位置にあります
そんな一等地でして、庶民的感性をくすぐるサザエさんではありますが実はすごい資産持ちの家・・・なのかもしれません
地価公示・地価調査・取引価格情報 | 土地総合情報システム | 国土交通省
少し気になって、国土交通省の地価検索サービスにてこのあたりの地価を調べてみました
一平米72.2万円
お、おうぅ…
というか、ネット上で調べればサザエさんの住所や地価を推測しているサイトがいくつか出てきました
本物の税理士さんが推測していてビビるわ!
両者で計算の結果にいささかの違いがありますが、とりあえず一億円以上の地価は間違いないようです…羨ましい
昔は地価が安かったりしたのでしょうかねぇ・・・う?ん
と話を戻しまして、桜新町駅へ
駅の案内板の下には「長谷川町子美術館前」と書かれる憎い演出
エンディングで異様に小さい家へと家族全員で入るシーンが有名なあの影絵も一緒に書かれてます
長谷川町子美術館へと歩く
駅を出ると街の商店街が並んでいます
そこから、てくてくと長谷川町子美術館へと歩きました
道中ではサザエさんのキャラクターがお出迎えしてくれます
桜町不動産は花沢さんが・・・
花沢さんの家は不動産屋さんなので、それにあやかってでしょうね
商店街の垂れ幕にも当然、サザエさんです
冬の寒い時期だったので、冬服を着せるという憎い演出をするお店やさんも・・・
サザエさんのキャラクターカフェ
Lien de SAZAEさん
桜新町商店街振興組合もサザエさん一色
長谷川町子美術館を見学する
と歩いていたら、美術館へ到着、直ぐ側です
この美術館、もとは長谷川町子氏と姉の長谷川毬子氏が個人的に収集した美術品を展示するための美術館だったそうです
ですが、当然、長谷川町子氏の美術館ですから、サザエさんに関するものがあるのだろうと思った人が殺到しておおわてだったのだとか
氏の収集美術品の展示は今でもされてはいます
ですが、両姉妹が無くなったのもあるのかもしれませんが、今はご覧のようにサザエさん色の強い美術館でした
利用されている方も、やはりサザエさんについて興味をもって来る方らばかりのようで、そちらの展示を熱心に見られていました
美術館とは言う名前でありますが、どちらかという氏の記念館という言葉の方が適切な施設かもしれません
さて、お次は美術館の中の写真を・・・と行きたいですが内は写真が禁止でした
ただ、一部区間、漫画や長谷川町子氏に関する資料が展示していた撮影禁止でしたが、テレビアニメについてなのかな?のエリアは撮影可能でしたので、そちらのご案内
ちょっと、サザエ家の家を模したようなエリアになっています
サザエさんちのミニチュアが展示されていました
あと目の前に公園があり、正式名称は桜新町一丁目緑地というらしいですが、通称名サザエさん公園と名付けられてるようです
サザエ一家がお出迎えしてくれます
なんと敷地内には井戸がありました
手押しポンプ式のもので、押してみたら水が出まして今でも使えるようです
昔ながらのというわけでなく、最近の手押しポンプというのはこういった風になっているんですねぇ・・・
東京の住宅街って、歩いていると急にぽつねんと井戸が不自然に残っていることがあってびっくりすることはありました
しかし、流石に今では使えない様子でしたので、まぁ使えるのものがあるのは珍しいですね
波平の毛の現在@駅前銅像
2012年に桜新町駅前・商店街にサザエさん銅像が作られて、展示されました
アニメの舞台地らしいですね
ですが、この銅像がいろいろとお騒がせなものでして、予想外の固定資産税が掛かったとかでニュースなったり(製作した地元商店街はまったく考えていなかったらしい)
波平の銅像の毛が何度も抜かれたり・・・
って、さっきの不動産が植毛しているのか・・・
しかも予備が常備しているだなんて対策が万全ですね
固定資産税については、「税金がかかるなんて全く考えていなかった」とのことですが、どうやら他のキャラクター銅像は非課税らしいので、だから予想していなかったのでしょうね
サザエさん「課税」、両さん「非課税」 | 枚方 寝屋川 税理士|大阪 京都 30代若手税理士 竹下和彦税理士事務所
結局、どうやら、世田谷区へと無償貸与することで話の決着がついていたようです
桜新町商店街・サザエさん一家の銅像、世田谷区へ無償貸与?都課税は免除に – 二子玉川経済新聞
さて、そんな有名でお騒がせな波平の銅像を見てきました
他にもカツオ、ワカメ、フネも並んでいます
毛はどうなっているかな・・・?
どうやら無事に残っているようで、胸をなでおろします
ただ、この部分だけ、なんというか、作りが違うというか、ぶっちゃけ雑なような・・・
側にはサザエ、マスオ、タラちゃんの銅像もありました
海産物一家勢揃いです
タラちゃんにもアホ毛が3本ありますから、そちらもチェックしてみましょう
うん、やはり作りがしっかりしていますねぇ・・・ちゃんと着色がされています
ということは、あのむき出しのワイヤー毛は被害の爪痕ということなのでしょうね・・・
商店街ではイベントをやっていまして、賑わっていました
横を見渡すと、桜新町の住宅街が見えます
サザエさんのような昭和を思わせる家屋ではなく、近代的な建物です
直線に伸びた綺麗な一本道で見晴らしがよく、地図を見ても碁盤目状になっているようです
この辺りはしっかりと計画されて作られた住宅街なんでしょうね
ここがサザエさんが住んでいる所かぁ・・・と思いながら、街を去るのでした
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