僕が読んだ範囲では小樽がメインだったのですが・・・
網走も少し、作中で出てきてるし、せっかく網走監獄博物館にいったのでメモを書き留めておこうかと思います
ところで、この網走監獄博物館、作者による取材があったそうで、地元紙でもそのことが記事になったそうですね
早く網走編にならないか!第4巻も出たばかりのゴールデンカムイ、網走の地元紙で大特集だぜ。網走監獄ものっぺらぼう回想シーンだけだと寂しいよう。 pic.twitter.com/A9kcYYSm9J
? 網走監獄(の中の人?) (@hutagopapa) 2015年8月27日
網走監獄博物館へ舞台探訪にGO!
正門
第四舎 独居房
何舎もあるのですが、微妙なデザインの違いから、作中出てきたのは第四舎と判明
ここは独居房として使われていたエリアだそうです
奥の天井を見ると、まさにいま脱獄中の人形がありますが・・・
これはここ網走監獄で過去実際にあった脱獄事件を再現したものだそうです
そして、この脱獄犯こそが、ゴールデンカムイの白石由竹のモデルになったとされる、白鳥由栄なのでありますよ
白石は作中、脱獄王といわれていますが、この白鳥も実際に昭和の脱獄王という異名を持っていたそうです
この白鳥が居た独居房は特別扱いされていて、観光の目玉になっています
食事についてくる味噌汁を少しずつ少しずつ鉄格子に垂らして錆びさせてぶち抜いたらしいです
な・・・なんというガッツ
そして、ホントに漫画の白石同様に関節を自由につけたり外したりできたとのことです
この小さい窓からそうやって抜け出したのだとか、そのあとは、先のマネキンのように天井を上手く伝って天窓に行き舎から脱獄
その後は、煙突の支柱だかを引っこ抜いてそれを伝って外壁から外に出たんだったかな、なんか笑っちゃいますがすごいのはそれだけではない
この網走刑務所から脱獄したのは昭和19年、それから二年間山中の洞窟に篭ってサバイバル生活を生き抜いたらしいです
完全自活の山ごもり生活もすごいですが、更に注目したいのがこの時期、第2次世界大戦終戦の前後なんですよね
空襲、原爆投下、玉音放送、敗戦・・・激動のあの時代を、日本に居ながら我関せず山の中で生活を送っていた人間がいただなんて、とんでもなくびっくりですわ
もっと詳しく知りたい人は、Wikipediaにもページがありますし調べてみましょう
と少し話がそれたが気がしますが、以上で網走におけるゴールデンカムイの舞台探訪記事を終わります
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