フィギュア17・・・もう10年以上も前の作品だ…皆さんは覚えているだろうか・・・?
この作品は、北海道上川郡美瑛町をモデルとしていて、北海道を舞台した作品らしいというのだろうか
視聴すると独特のゆるい時間が流れており、それでありながら、とてもショッキングなアニメ作品に仕上がっている
監督の談による「北の国から+遊星からの物体X」を目指したとのことだから、なんとも酔狂なことだ
このアニメ作品が売れたのか数字は知らないが、今のネット上で話題になることが全く無いのだから、売れなかったのだろう恐らく
だが、断言するが、このアニメは素晴らしい
まぁ、私も青森という僻地でアニメ難民生活を送り、数少ないアニメ入手経路がケーブルテレビのキッズステーションという環境の中で育っていなければ、この作品を知ることはなかっただろうな…
今思うと、プリンセスチュチュもやっていたし、非常に優秀だったな…キッズステーションって…
このアニメは、視聴して特に日付を意識させられることはないが(季節の移り変わりがあるので時間の流れは意識させられるが)、作品をよく見てみると、背景に日付が記されていることがある
それについては、別項のページにてまとめてあるので、興味が有る方は見て欲しい
参照:フィギュア17 つばさ&ヒカル 作中時系列表@聖地巡礼の参考にでもどうぞ | 職業:魔法使い死亡
そして、私は2011年6月15日と2012年2月9日、フィギュア17、10週年の節目ということで、北海道美瑛町の行くことを決めた
それぞれ、D・Dの宇宙船が落ちてきた日(ヒカルとの出会い)とマギュアとの最終決戦の日(ヒカルとの別れ)である
今回は夏と冬、美瑛という街の2つの顔を織り交ぜて、紹介していきたいと思う
旭川空港
1話や13話ラストにて登場することとなる
正面口
外観に関しては、まったく変わらない、10年前の放映時その時の姿を残していた…
気温を見ると、冬、3度とあった…
当時はまだ、スカイマークが運行していたため、関東圏からも安く旭川空港へと行くことが出来た
まさか、経営破綻するとは思わなかったなぁ…路線というのはいつなくなるか、わからないものだ
安い路線を見つけたら、行きたいと思ったら、早めに行動することをおすすめしておこう
同じ飛行機に、冬山に行くと思われる重装備の軍団がいたのだが、大雪山にでも行ったのだろうか・・・
屋内
改装されたのか、違いもあるが、DDたちとの別れの場所がそのまま残っていて感動した
美瑛駅
池に遊びにいったり、翔くんと気球大会に行く時に利用していた場所
なお、池の名前は作中で「ほうのいけ」といってたが、そのような場所は付近にないし、場所は不明
冬に行った時は、洞爺湖マンガ・アニメフェスタとやらのポスターが駅舎内にあった
萌である
ニングルテラス
11話、最終決戦の少し前に、旭川で手袋を買った後に、遊びに来た所
夏と冬に来ると、対比を肌で感じる事ができる、まるで別な場所のようだった
バス停
北海道には木造のバス停が本当にあった
見つけたのは美瑛ではなく、富良野の方でだが・・・
美馬牛小学校
夏は関係者以外が小学校に入っちゃいかんだろうと思って入らなかったが
冬は、早朝だったため、思いきって正面まで入ってみた
モデルになったとのことだが、一致度は微妙だ
とりあえず、北国は冬だからといってスケートせんよ、校庭でスキーはしたけどね(青森の場合)
美馬牛小学校前のバス停の実物はこんな感じだった
日が登る、美瑛の冬の丘はとても美しかった
帰り際に、登校中の小学生らを見かけた
この日は?10度位まで落ち込んでいたらしく、寒く寒くしかたがなかったのだが
元気そうに登校している子どもたちを見かけて、自分も歳を取ったなとか、北国の人らの逞しさを感じたよ
自分のかつては雪国に住んでたはずなのだが、今となっては遠い昔で、信じられないな
びえい牛乳
2話にて、DDの話を聞いているときに出てくるのが美瑛牛乳
作中だと、主人公らの地域は萌野と設定されているので、美瑛の字が出てくるのはここだけじゃないだろうか
スーパーフジ
作中で、オルディナが小鳥を買いに行ったり、スーパー出てきたのをみて、立ち寄ってみたが全然違った
ロールベール
OPで出てくる、藁が丸まってるアレ
なんでも、ロールベールというらしい
ケンとメリーの木
OPで登場する木
周辺の風景は違う、たしかに木の形は似てる
冬になると葉は落ちるものの、それでも同じ気だというのは形で分かる
四季彩の丘
OPに登場
もう一ヶ月ほどすると、名前とOPの通り彩色豊かな丘になるそうだが
時期が悪かったらしく、なんだか、しょんぼりなところだった
まとめ
美瑛町はとても美しいところだった
夏の広大な景色も良かった
だが、地方の数が少ない公共交通機関と雪に悩まされたものの、そこに雪が乗っかった冬景色はもっと良かったな
道路でスキーを楽しむ地元の人
朝方、散歩をしていたら、新雪の上に動物の足跡だけがあった
ここにいると、誰でも写真家や詩人になれそうな気がしてくる
今回、美瑛周辺のみの探訪だったが
フィギュア17は作中他にもアチコチでてくる、東の果てトドワラや釧路湿原、北炭夕張炭鉱、摩周湖、礼文島、バルーンフェスティバル
特に、美留和駅にある駅ノートには監督自身の書き込みがあるとのことで(近くに茨城牧場のモデルがあるらしい)一度は訪れてみたいものだ
・・・とはいえ、北海道の外れの方に行くのは、時間的、金銭的な制限から難しいんだよなぁ・・・
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