2015年青春18切符春の旅
京都巡礼を終えて、次は引き戻り、御城代と縁が深く、ルートの最後にも訪れることになる、山科を散策します
山科駅
ここ、山科駅は京都駅の一つ隣になります
しかし、道中、山をはさみ、トンネルを抜けなければなりません
地図上ではそんなに離れていなくとも、地理的に遠い場所だったのでしょうかね
作中でも、京都から近くない場所のような印象がありましたが、市内とはだいぶ、雰囲気が違うところでした。
ここ、山科駅は京阪線東西線も通っています
駅から出ると、京阪線の鉄道むすめ「石山ともか」が迎えてくれました。
岩屋寺
御城代の縁の品や、義士の位牌が収められてるのが、ここ岩屋寺になります
禁門の変時にも、義士はここを拠点にして動いていましたね
本当に、ひっそりと、義士の品を展示してるところで、ここだというのが非常にわかりにくいので注意が必要です
上の写真にも写っている、左にある寺務所にて受付をしているのですが…
なんかもう、ホントにただの寺務所で、そんなものを展示してるんだとかいう張り紙がございません
もしかしたら、隣の大石神社の方だったかぁ?と、当たりをつけていた私ですら、一度通りすぎてしまいました
当然、大石神社でも見つからなかったため、社務所の人に尋ねたところ、「もしかしたら、隣の岩屋寺にそういうものがあるかもしれない」という、曖昧な返事があり
もう一度、岩屋寺に引き返して、寺務所で話をするまで、分かりませんでした
私が、義士の縁の品を見たくて、ここまで来たのだと話した所、お寺の人は非常に喜んでくれました
曰く「辺鄙な場所にあるので、誰も来てくれないんだ。観光する人も、みんな、清水寺とか向こうの方に行ってしまうし」とのことでしたが…
たしかに、そうですが、もうちょっと分かりやすくした方がいいと思います…
なお、私が寺内を見学中、参拝に来た人らに、「よかったら見学していかないか?」と声をかけていました…
まさかの、呼び込み式とは…
位牌
寺内には、写真禁止の張り紙があったのですが、お寺の人にお願いした所、撮影の許可をいただけました
お寺の人に感謝です
ゲーム中でも、背景画があるところから考えると、そこのところは結構、ゆるいのかもしれませんね
御城代が使用した机
展示物について、寺社の人が付き添い、説明をしてくれます
なんでも、この寺の売りらしいです
ゲーム中の説明も、これを参考しているようで…
大石内蔵助の金庫についてなど、同じ説明がありました
主税使用の机
これが、廃材を利用してたてられたという、茶屋でしょうか
上にも書いたとおり、行くととても喜んでくれますよ
最近の、若い人が忠臣蔵を知っているのが珍しいなと言われました
今の若い人にも、忠臣蔵のことを知ってもらい、そこから学んでもらいたいと熱く語ってましたが、まぁ人がこないと…
一応、市内のようですが、山科はあまり観光地化されてないというか、知らないとふっつーの街のお寺でしたからねぇ…
…まぁ、私もこのゲームやるまでは、おおまかなことしか知らなかったからなぁ…
同じようなことは赤穂の観光協会の人も言ってました
艦これとか、まぁキッカケはどんな形にしろ、昔のことを学ぶというのは良いことかなと思いますよ
大石大夫閑居址
か…看板が立てかけられちょる…
裏を見ると、昭和13年と書かれています
戦争が始まる少し前の物ですね
岩屋寺までの道
作中では、岩屋寺までの道として出てきましたが
実際には、駅からみて岩屋寺を通りすぎたところにあります
なんでこんなところを…と下調べした段階では思ってたのですけど
探訪した際に、バスから降りて岩屋寺がどこか分からず、うろうろしていたら、なんかここに辿り着いてました…
この背景画だけみると、だいぶ長閑なところのように見えます
まぁ、実際、ビニールハウスが多いところで、長閑ではあるのですが、何もないところではないです
アクセスについて
岩屋寺は駅からだいぶ離れています
作中と同様に、駅からバスが出ているので、バスを利用したほうがいいです
バスの案内所もあるので、そこで、何時にバスがあるかなど聞いてみれば良いかと思います
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