舞台探訪するという行為はマイノリティなものである
特にこのブログで取り上げるような、深夜アニメなどについては
普通に生きている一般人が、その作品のタイトルはおろか
アニメを見てる人だって、作品の舞台が何処かなぞ気にせずに楽しんでいるだろう
面白ければ、作品の舞台が何処などどうでもよいのかもしれない
だが、何事にも例外というものは存在する
国民的人気キャラクターというのがそれだ
こち亀の舞台が葛飾区亀有なのは有名ではなかろーか
他にも東京世田谷区の桜新町も、サザエさんの街として、テレビでもたびたび取り上げられような場所だ
埼玉の狭山丘陵も、トトロの森という愛称を使い、自然景観保護のための寄付を集めている
当ブログで以前取り上げた、屋久島のもののけ姫も覚えている人は多そうだ
そんな中に、いつのまにか、放映開始時はお下品だとかお下劣だとか、子供が真似して困るだとか
PTAやなんやらから苦情が多かったというアニメがいつの混じってしまった
そう、春日部から世界を救うあのアニメ、クレヨンしんちゃんだ
埼玉県・春日部市へ出発進行!なすのおしんこー
ここ、春日部は電車が東武鉄道しか通ってないものの
埼玉「大宮」と千葉「船橋」を結ぶ野田線、東京「浅草」と栃木「宇都宮」を繋ぐ伊勢崎線という
関東圏の都市へのハブステーションになっている
春日部に住んでいる人が「ここは田舎だよ」と言っていたのだが、都心部から距離は離れているものの交通の便がそれほど悪い立地にも思えない
駅を出ると案内板があるのだが、クレヨンしんちゃん仕様だ
さっそく、野原一家と、かすかべ防衛隊のみんながお出迎えしてくれる
観光案内所「ぷらっとかすかべ」で春日部市の地図を舞台探訪のために手に入れよう!
春日部駅から北へ少し歩くと「ぷらっとかすかべ」という名前の観光案内所がある
春日部市はクレヨンしんちゃんとコラボして活動を行っているため、「ぷらっとかすかべ」ではクレヨンしんちゃんの舞台探訪のための観光案内や地図を手にいれることができる
ここでも国民的幼稚園児「野原しんのすけ」がお出迎えしてくれる
中に入っててもクレヨンしんちゃん一色だ
歴代映画のポスターや、地元の人が折り紙でつくったポスター、漫画のネームなどが貼ってある
ここは正確には情報発信館といって、春日部市の特産品や市の魅力を伝える場所とのこなのだが
まさに、クレヨンしんちゃんの街なんだなぁ・・・と観光産業になっている事実を感じさせる
春日部に行く前は実際、クレヨンしんちゃんの町ということくらいしか僕は知らなかったもんね
市長の名刺にも、クレヨンしんちゃんが描かれているらしい
しかも、春夏秋冬ごとに各3パターンも用意されていて、春日部市のクレヨンしんちゃんへの期待の強さが伺えるな
ショーケースの中にはブリブリざえもんや、シロの人形に混ざって、さりげなくネネちゃんのウサギの人形があるのが笑える
腹パンしとかないとな・・・
春日部への移住を促すと思われる市の案内冊子もあったが、やはり野原しんのすけが大きく使われてた…
野原家を理想の家族像とする向きもあるから、この方向性も案外間違ってないのだろうか
Twitterとか見てると父親として「ヒロシかっこいい!」とかよく言われてるしね最近は
放映当初はお下品、低劣だとかPTAなどから叩かれたらしいのに、ものすごい変わりようだな、この国民的アニメ
春日部のガイドマップに市内の背景画使われてたので、のちほど探訪する
置いてある、春日部市の案内の冊子にもやはり、シンちゃんが使われてた
漫画内で使われた、市内の背景についての解説もあった
これを見れば舞台探訪が捗るな
春日部市内観光もせっかくだからして行こうと、案内のお姉ちゃんとお話する
どのくらいの人数が、クレヨンしんちゃんが好きで、それを目的に舞台探訪するのか気になったので聞いてみた
春日部市はクレヨンしんちゃんの街としてはとても有名であるけども、舞台探訪のためにわざわざ来る人は人そういなんじゃないか?と個人的には予想を建てていた
しかし、お姉さんによると「いや?、結構来ますよ?」とのお返事が…
この日も台湾(だったかな?)から来た人が居たらしく、海外からも結構たくさん人が来てると聞いて驚いた
・・・だが、よくよく考えると、そういえば、このアニメ、海外放映もしていたのだったな・・・
しかも、向こうでも結構な人気があると聞いたような覚えがある
この間もニュースにて…
「しんちゃん」はインドネシアで2000年ごろに放送開始。関連グッズも売られ、国民に広く知られた人気番組だ。視聴率を調べている民間団体によると、放送のある日曜日の番組の中では「ドラえもん」に及ばないものの、常に人気の上位にあるという。
というのがあったしなぁ・・・
やっぱり怒られてるところが、まさに日本での放映開始時に通ってきた道で、同じ反応なのが笑える
円安で外国人観光客も増えているそうだし、春日部市まで足を伸ばす人も多いのかな
熱心なファンが来るというのも、冷静に考えればそれほど不思議じゃないのかもしれないな(木崎湖のおばちゃんも外国人来るって行ってたし)
春日部市郷土資料館へ行ってみる
案内のお姉ちゃんに、話を聞くと、近くに郷土資料館があるから行ってみたらどうかと進められたので、行くことに
なんかやたらと、立派な建物だが、市の教育委員会などいろいろ入った箱物で
郷土資料館はその、一角にあった
入館はなんと無料だぞ、こりゃ行くしか無い
なお、受付に人がなかった模様
人件費がかからなくてお得だね!
とはいうものの、なかなか立派な江戸時代?の頃のミニチュアがあってビビる
春日部は昔、粕壁宿(かすかべ)といって日光道中の宿場街として栄えた歴史があるのだそうだ
春日部郷土の民話についての冊子が置いてあったのだが、絵が今風で可愛らしい、とても良いと思います!
また、昔のこの辺りの勢力図などの資料も置いてあって、アッパレ! 戦国大合戦を思い出しながら
行ってみると楽しいと思います
ところで、バスケットボールのサークル募集の張り紙があったのだが
黒子のバスケだったのが、なんだか気になったわ
古利根公園橋へレッツラゴー!
かすかべガイドマップで背景が使われていた場所へも行ってきました
うん、ここだな
ガイドマップなしver
なお、この辺り、昔は宿場街として栄えたという歴史があるからなのか
ところどころに、古めかしい感じの建物がちらほらあった
ララガーデン春日部ではクレヨンしんちゃんとコラボしてた!
ここのゲームセンターがクレヨンしんちゃん仕様になっているそうなので行ってきた
一見、ただのショッピングモールなのだが・・・
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ ブリブリ シネマスタジオ
ゲームセンターはとても凝った作りのクレヨンしんちゃん仕様のものになっていた
クレヨンしんちゃん仕様のゲーム
グッズ類の販売もしていた・・
しんのすけと、ぶりぶりざえもんの銅像
アクション仮面の手形
カンタムロボの足型
野原しんのすけの尻型
ひまわりの手形
とってもユニークだと思います
みさえの手形
ひろしの足型
匂いが漂ってくる・・・!?
しろの足型
ぶりぶりざえもんの鼻型
・・・と非常に、そのキャラクターを捉えていて面白いです
ここでも、劇しんシリーズの宣伝が…
等身大?野原一家の像もあった
映画最新作のオラの引っ越し物語は特に力が入っていた
アニメで背景が出てきた春日部駅南口へ!
ララポートから帰りがてらに、イトーヨーカドーが…
ここも、案内所で、モデルとして作中に出てきたと紹介されてたな・・・
北口は住宅くらいしかなく、あまり栄えてなさそうに見えたが
南口はまぁまぁ賑やかな場所かな
そういえば、アニメで春日部駅がしっかり再現されていると聞いたことがあるが
映画のヤキニクロードのときに出てきた、春日部駅の背景画があるので貼っておくが
あまり似ては居ないなぁ・・・
まぁ、10年以上前の映画だからな…
駅看板は似てるけどね、ブルーのラインが
ただ、たしかに野田線はブルーラインなのだけど
北春日部←春日部→一ノ割
は東武スカイツリーラインなんだよね
オレンジのラインになってしまう
配色が変わったとかあるのだろうか
南口の駅前にも、クレヨンしんちゃんの看板があったよ
駅構内にも、コミックスの宣伝看板があった
というわけで、クレヨンしんちゃんだらけの街、春日部の舞台探訪記でした
アクセスについて@運賃を安くする方法
春日部駅北口を出てすぐのところに、金券屋とチケットの自動販売機がありました
これを使えば、多少ですが運賃を安くできるので節約した人は利用してみてはいかがでしょうか
春日部駅へ行くときも当然、最寄りの金券やで安くチケットを変える可能性がありますよ!
余談:首都圏外郭放水路もおすすめですよ
二駅離れた、南桜井駅からは首都圏外郭放水路、通称「地下神殿」という建造物があります
写真のようなところで、なかなか見応えがある所です
基本的に平日しかやっていませんが、ついでに行ってみてはどうでしょうか
私が見学した時の記録はこちら
聖地巡礼記:G線上の魔王@首都圏外郭放水路を見学してきたぞ! | 職業:魔法使い死亡
おまけ:東武鉄道の萌えキャラ「姫宮なな」
おまけ2:パンパカパーン!私は愛宕
東武野田線には愛宕駅があります
はい、それだけです
名前につられて、ついつい行ってしまいました
コメント
春日部は、西口東口で別れてます
栄えてるのは西口で静かなのは
東口です。
ららぽーとじゃなくって
ララガーデンです。
記事訂正して欲しいです
春日部在住のオバちゃん